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中川自然坊(唐津)

「唐津の自然坊さんのところに訪問したい」と思っていた。自然坊窯は唐津駅から車で40分ほどの玄海町にある。今から4年前、唐津旅行の時、これは黒田陶苑の黒田さんにお願いするしかないと、お電話していただいたが、「自然坊は調子がいまひとつなので」と詳しくはおっしゃらなかったけども、「遠慮しなさい」というふうに解釈した。それならと、田中佐治郎さんにコンタクトをとってくれた優しい黒田さん。で、今回の予定では、そちらに行くことにしていた。

しかし、旅行中に、どうしても諦めがつかず、黒田さんがお電話してくれたのは1ヶ月前だったからと、あれこれ考え、呼子の市場を散策している時に、勇気出して直接電話をしてみた。「自然坊です」とご本人がお出になった。ドキドキで動揺している私が「今、呼子にいて・・・」と言うと「それなら家に寄りませんか?」と優しくおっしゃった。「ふふふ・・・・作戦成功(笑)」と心の中で思い、呼子からさらに30分、自然坊窯にやっとの思いで、到着する。田んぼの向こうに大きな「自然坊窯」という看板が見えたときは、すごく嬉しかったのだ。

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たくさん作品が並んでるリビングに、奥さんがお茶を出してくださった。「今日は朝から調子が良いのよ」とおっしゃられた。黒田さんに後であやまらないといけない。私と私の連れの素性を明かし、話をいろいろ伺った。当たりまえだけど「自然坊さんの作品がこんなにたくさんある!」と幸せなひと時だった。刷毛目の大きいサイズの汲み出しがたくさん並んでいて「広島のホテルのイベントの焼酎用のぐい飲みをたくさん作ってる」と言う話だった。後から知ったけど、このイベントは私の知り合いの企画したイベントで、世の中は狭いのだ。

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また、自然坊さんの作品の朝鮮唐津は素晴らしい。水々しい青い色合いで器のそこに釉薬のたまった感じがたまらないのだ。この色合いはなかなか出ない。朝鮮唐津をいろいろ見た後に自然坊さんの朝鮮唐津をみると、レベルの高さと焼きの深さを感じる。この器も一目ぼれで購入した。しかし、自然坊さんの器の値段は、かなり高価で5、6個と買うとかなり高額になる。「うーん、いくつか買おう?」と悩んでいたら、「今回のは良く焼けてるけど、また焼いてあげるからとりあえず、家族の人数分買いなさい」といわれた。家は3人家族なので3枚買ったのだけど、今、思えば5枚か6枚買えばよかった・・・・。追加でまた焼いていただく、もう、それは出来なくなってしまった。

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それから、何度か自然坊さんに会いに唐津に出かけた。自然坊さんのお人柄にふれるとみんな好きになり、作品を見ると魅せられてしまう。こんな方、あんな方を連れて行こう。自然坊さんに紹介しようと思ってメンバーも慎重に考えた。珍しいメンバーに、とても喜んでくれて、「楽しかったよ、ありがとう」とそのあとの個展の案内に一筆があった。シャイな自然坊さんらしいメッセージの残しかただった。

自然坊さんと一緒に一杯は飲めなかったけど、黒田さんのところで松露饅頭でお茶をいただき隣の席でおしゃべりしたのが忘れれられない思い出だ。

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2012年12月20日 08:36に投稿されたエントリーのページです。

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