ある国の王様
ホルヘ・ブカイというのは今スペインで流行っている?らしい作家だ。
書いている作品は子供向けの物語だけど、なんかどこかで聞いたことのあるような話がいくつか・・・(オマージュと言うのだろうか?)
その中でタイトルは忘れたけどこういう話がある。
ある国の王様が、国民に税金を払わなくてもいいようにある対策を考えた。
それは国民一人1人からワインを一本分持ってこさせ、それを売れば税金分の利益が得れると言う事だ。
国民はワイン一本を収めれば税金を払わなくてもいいということに大賛成し、早速、城の庭に大きな樽を用意し、国民は持ってきたワインをすべて樽に入れた。
僕は、全部混ぜてしまったワインは飲めたものではなかったと言うオチかと思ったのだが、オチは
王様が樽の中のワインをグラスに入れると、中から出てきたのは透明な液体。
何杯とっても同じ透明な液体。
ある農民は、何百人の中に1人水を入れた人がいても誰も気がつかないと思ったのだが、考える事は皆同じ・・・
この話を聞いて、
「なんて非国民な人々だろう。ワイン一本ケチるなんて」
と思ったが、それ以上に、クラスの半分以上が、自分が農民だったら水を入れるといったのに驚いた。
日本人だったらみんな絶対ワインを入れるだろうな