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カラスの子

練馬もカラスが多い街です。6日の夜10時ごろ、雨にうたれぐったりとうずくまっているカラスの子を同じマンションのお友達家族と見つけました。数日前から、飛べずによろよろと歩き回る姿を見ていたので「やはり」と思いました。このまま放っておけば、猫に襲われるか?雨にうたれて亡くなるかのどちらかです。夜の間中雨が降る予報でした。

子どもたちは「かわいそうだ。」といいました。でも、自然界で生きているものに「かわいそうだ。」という感情だけで助けることはできない。その後の責任と覚悟がないと助けてはいけないと話しました。相談の結果、ダンボールに入れて、生き物が大好きで気持ちの優しいお友達家族はカラスの子を連れて帰りました。あの状況でカラスの子をみたら、見放すことの方が勇気のいることでした。
その時は、明日までの命はもたず、子ども達は悲しむことになるだろうと私は覚悟していました。でも、カラスの子は翌日一命を取りとめ、元気になっていました。子どもたちは喜びました。しかし、歩くことも飛ぶこともまだできそうもありません。問題はこれからです。お友達の家では猫を飼っており、飛べるようになるまで自宅で飼うということはできません。家族会議を開いたそうです。
夕方、マンション前にカラスの子どもの入ったダンボールを持って、近所の方と相談していたところ、通りかかった男性が、カラスの子をみているうちにかわいそうになったようで、「私が動物病院へ連れて行きましょう。私が預かります。」と引き取ってくださったというのです。
私はその場に居合わせなかったのですが、男性の勇気ある行動と決断に感謝するとともに、おそらく、その方もカラスを飼うということはできないでしょうから、早く飛べるようになって自然界へ帰ることができればいいけれどと祈るばかりです。

それにしても驚くのは、カラスの親の子どもに対する愛情の深さです。
童謡のカラスの子の唄って本当のことなんだなと思います。
毎日、毎日、お父さんとお母さんカラスは子どもをさがし、近くの電柱にとまって鳴いて呼んでいます。
男性がダンボールをかかえて帰る姿も近くで見ていて、後をついて飛んで行ったそうです。
どこに連れて行かれるのかを、きっと確認していたのでしょう。
本当に頭がいいのですね。

私も、これからしばらくはこの親カラスたちのことが気になる日々が続きそうです。

私は過去に傷ついたスズメの子を保護した経験が2回あります。どちらも苦い経験です。
野鳥保護の担当に問い合わせをすると、元いた場所に返すようにすすめられます。
別れはつらいですが、「鳥を拾ったら」や「巣から落ちた小鳥をどうするか」のアドバイスをしているHPもあります。これからの巣立ちの季節には参考になるかもしれません。

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コメント (1)

zukunasi:

正直言って難しいですね。
 普段イメージとして怖かったり気持ち悪い動物でも弱っていたり苦しんでいたりしたら、何とかしてあげたいと思う。大切なことです。
 同じ人間の間でもそのようなこともあるんだし、動物やましてや普段何もアピールできない植物だって、気がつかないだけで、自分は弱ってると表現したいことはあると思います。
 うまく言えませんが、事象を見て、そのカラスの気持ちを少しでも理解する心があって、カラスが自分だったら助けてもらったことに対してどう思うか?
 助けてもらったことに感謝する気持ちはあるだろうし、自分もそう言う事象を見たら助けてあげたいと思う。
 七つの子の歌詞には、山へ帰るカラスが表現されていますが、今のカラスは人間の作った都会で大手を振るって生きています。
 これは、人間がもたらした悪行に対してカラスが、警告を発してくれているような気がします。
 気がつくチャンスを子供達と一緒に考えて、そのことを子供に伝えていきたいですね。

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2004年6月 7日 12:07に投稿されたエントリーのページです。

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