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詩集を買うこと

母は忙しい人だったので、遊んでもらったり何かを買ってもらったという記憶はあまりありません。私たちの頃は、私だけに限らず親はあまり子供にかまわなかったように思います。
中学生になった頃、突然詩集を2冊買ってきてくれました。
「何でだろう?」と、ビックリしたことを覚えています。
一冊は、読みやすいみつはしちかこさんの「ポケットの星」、
もう一冊は、高村光太郎さんの「知恵子抄」でした。
何度か読んだものの、本棚の中にずっとしまわれたままでした。
当時は音楽を聴き始めた頃で、音楽のない言葉だけの世界にはあまり魅力を感じられなかったのかもしれません。

子供の成長に伴って、学校の授業の中の詩や、言葉の少ない絵本の中の表現に出会って、言葉の力とリズミカルな響きは面白いなあと思うようになりました。
今はちょっとした折に触れ、高村光太郎さんや茨城のり子さんの詩集を手にする事があります。
まさか、自分で詩集を買うようになるとは思いも寄らなかったのですが、好きな詩がひとつあるというのは、いいものだなあと思います。
今は、問いかけても思い出せなくなっている母ですが、
娘に詩集を買おうと思ってくれた母の気持ちを、時々考えたりしています。

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コメント (2)

玲子:

多感な年頃の娘にさりげなく詩集を買ってあげる、なんて素敵なことでしょう。さすが春美さんのお母様!

はるみ:

玲子さん
ありがとうございます。

その記憶があるので、あまり読まなかった本棚の本もあまり気にしていないんですよ。

中学生になったら、自分で好きな作家さんの本をみつけてきては読んでいるようです。
中学の頃に読んだ本は、今もよく思い出す本がたくさんあります。

ニュージーランドでは、日本の作家さんの翻訳本とかあるのでしょうか?
今度教えてくださいね。

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2008年6月 6日 13:13に投稿されたエントリーのページです。

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