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パートさんのひとり言

介護士の仕事を始めたんだと、知人に話すと、
「どんなお年寄りが来ているの?」と、よく聞かれます。

3Kと呼ばれる仕事がどれくらい大変なのか?を知りたいという事よりも、
今は介護が必要という家族、親族が身の回りにいないが、だんだん心配になってきたという年齢で、家族の将来と自身の事を含めて知っておきたいという素直な気持ちから出る質問という気がしています。
よくわからない、知りたいと思っているという話題もよく耳にします。

実際、高齢者の生活を支援する施設や窓口は、たくさん出来ているのですが、
一般的に良く知られていない気がします。
人は「知らない事」には漠然とした不安を持つものなので、
もっとシンプルにわかりやすいシステムができればいいのになあと思っています。
例えば、育児に関わる事であれば保健所、小児科、保育園、幼稚園と、ある程度想像がつきます。

私が勤めている施設は「デイサービス」と呼ばれるもので、通所介護事業所とも言われます。
ご自宅から朝のお迎え、施設の中でコミュニケーションやレクリエーション、昼食、入浴、リハビリ等をしながら安全に過ごしていただき、夕方また送迎バスでお送りするものです。
私の両親も一時期通っていました。
プロがついてくれているという家族の安心は、大きなものでした。

一口にデイサービスといっても、公共のもの、民間の大手企業のもの、NPOや整骨医院などが経営する小規模なもの、認知症の方を専門とした所もあります。
介護保険の介護度に応じて負担額が決まっているので、民間でも区立でも基本的な料金は一律です。入浴と介護保険外(食事代、送迎費等)が異なってきます。
民間はノウハウも施設もすごい所がありますが、
私はそのなかでも区立の施設で働きたいと、今は選んで働いています。

誰もが自分の住み慣れた土地が一番です。
地域の行政が安心した老後を保証してあげられれば、いつまでもその土地に安心してすむ事ができると、そうなってほしいと思っています。

私が将来的にこうなっていれば、と理想に思っている仕組みは、
区立の小学校には必ず近くに公共の高齢者施設があって、
学区内の高齢者はそこでシルバーの人材紹介や介護予防の講習会や相談を受けられたり、日中自由に遊びに行けたり、介護が必要となればヘルパーの派遣や、ある程度の療養も出来るようになっていれば、地域の子供達の遊ぶ声を聞きながら、過ごす事が出来るのではないかと思います。
「今日、隣のおじいちゃんがあそこに将棋に来てた」とか、
「うちのおばあちゃんが入院してるから、通知表を見せに行く」とか、
身近にそういう環境を見ながら育つ子供、育てる親にも地域に何かしらの種を巻きながら成長を見守る事ができそうな気がしています。

自分が将来どうなるか?という不安は、今は想像できなくても誰でも多かれ少なかれあると思います。
子供やお金のあるなしにかかわらず、とりあえず、
「あそこに将来行けばいいんだ」という場所が近くにある、
それっていいと思いませんか?

以前、介護施設で亡くなった俳優さんの孤独死と週刊誌に書かれていました。
みな自分はそうならないと思っているのかもしれませんね。
老人=寂しい、孤独かというとそうではなく、
実際はとてもたくましくて気配りが出来て、物知りでゆかいな方が多いです(笑)
結局は誰も同じ、いつか行く道、そのままのあなたです。

理想が思ったようになるとは、考えていませんけど、
そんな気持ちをもって、
今日もがんばってきます!

個人的な考えを長々と書きました。
両親の生活の不安や、いろいろな手続きにかかった時間を思い出しています。
現在進行形です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!

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コメント (2)

sacchan:

私もデビューです♪
台風接近中ですね。

介護は私にも身近なこととなりました。
要介護の母を今は元気な父が看ているいわゆる「老老介護」ですから、いつ私の出番が来てもおかしくありません。
そんな時プロの力や知恵が絶対的に必要です。

友人の中にそんなプロがいる事が本当に心強い。
私の出番が来た時には、知恵を貸してくださいね。

また昔話を楽しみつつ、お会いしましょ(^^)/

はるみ:

初コメントありがとう!
この間は終止楽しい話で時間が過ぎたけれど、
ふとした会話の中で、そうなのかな?ってちょっと思っていました。

要介護ということは、介護認定は受けられていると思うけど、
ケアマネさんは決まっていますか?
他人に頼るとか、家に入られる事に抵抗があったうちの両親の場合は、
家の中を暮らしやすく手すりをつけたり、便利な用具を借りたりするサービスから始めてみました。
ご家族がお元気な時から、まわりに相談できる人をなるべくたくさん作ってオープンにして、当然の事とみんなが思っている事が大切だと思いますよ。

同居していない娘には、同居をしていないからこその悩み事や不安があって、
近くでもなく、とても遠くもない実家との距離も私と似ています。
今度また楽しく会って、ちょっとそんな話もしましょうね(^^)

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2009年10月 6日 07:15に投稿されたエントリーのページです。

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