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5、6、7月に読んだ本

母を見送った後、ともに過ごした日々を振り返り、
黙々と父と家族と家の事をしながら過ごした母は、
自分の事はいつも二の次で我慢の連続だったろうなと、
女性の幸せについていろいろと考えました。

母は白髪をマメに染めて、朝起きるとまずお化粧をする人でした。
「もっと、髪をキチンととかしなさい」
「口紅をつけたほうがいいんじゃないの?」と、私が社会人になってからも、
そういう注意はよくされました。
私がかまわなさすぎますからね。

亡くなった翌日は友引でしたので、その日をさけました。
時間をみつけてその日に美容院に行きました。
葬儀の前日に不謹慎な事かもしれません。
でも、親戚が集まる日に少しでもキチンとしていることは、
母も安心する事だろうと思ったのです。

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しばらくして落ち着いた頃に、久しぶりの書店でこの2冊を選んでいました。

自由に毅然と生きた女性サガンの小説。
以前読んだ時とは、女性の生き方とか会話の裏の心理とか、
読む時の意識の仕方が違っていました。
こういう読書もいいものですね。

タイトルに少し興味があって(笑)買ってみた林真理子さんの本。
美しいと思う女性は、人それぞれだと思うけれど、
なるほどなあと思う考え方もありました。

女性の立場や男女間の役割や価値観は時代とともに変わってきているけれど、
どの女性も母のようでありたい部分と、母とは違う生き方をしたいと思う部分と、
両方を持っているのだろうなあと思います。

「オーファザー」 伊坂幸太郎さん
「「綺麗な人」と言われるようになったのは四十歳を過ぎてからでした」 林真理子さん
「悲しみよ こんにちは」 サガン(再読)

「ミーナの行進」 小川洋子さん
「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 井上ひさしさん
「いのちの森の台所」 佐藤初女さん
「初女さんのお料理」 佐藤初女さん
「おむすびの祈り」 佐藤初女さん(再読)
「いわずにおれない」 まどみちおさん

数は少ないですが、その本を読んだ時期の感情は忘れる事が出来ないと思います。
まどみちおさんの本が素晴らしくて、これはまた今度別に書きたいと思います。

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コメント (2)

まるみ:

私の母も おしゃれなひとだったので
あまり自分にかまわない娘たち(私+妹×2)に
「もっと きれいにしたらいいのに。
おしゃれをするのは楽しくない?」と
よく言っていました。
いまだに 3人集まると
「こんなことでは お母さんに怒られる」と
よく言い合います。

この3カ月で いろいろ本を読んだけど
はるみさんのおすすめ
「岸辺の旅」も読みましたよ。
素敵な本を紹介してくれてありがとう。

はるみ:

まるみさん

いいな姉妹は〜、楽しそうで。
お母さんも笑いながら聞いていそうですよ。
うらやましいなあと思います。

湯本香樹実さんの本は、「夏の庭」や「ポプラの秋」が有名で名作ですけれど、
地味なのですが「西日の町」が私はとても好きです。

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2010年8月 2日 07:07に投稿されたエントリーのページです。

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