« 触ってみて決めました | メイン | 3/4 »

10月に読んだ本

読書の秋ですね。
今月は勉強もそっちのけで本を読んでいました。
今月よかったなあと思う本は数学者の森毅先生の「まちがったっていいじゃないか」です。

201010gatu.jpg今年7月にお亡くなりになった森先生。
テレビ等でお話ししているお姿はいつも温かく、懐の深い方だなあと思っていました。
これは中学生に向けて書かれている本です。
私もいつのまにか年齢を重ねて、自身の成長の中でうまくなったなあと思う部分と、
いつまでも成長しないなと思う部分とたくさんあります。
その中でも、自分の考え方を楽にしてくれるという点でよかったと思うのは、
自分をわかってもらうには時間がかかるものだ、
もしくはわかってもらえなくても当然だと思える事知ったことです。
人から嫌われまいとか、迷惑をかけまいとか、理解してもらおうというのは到底無理。
そんな事にエネルギーを使うより、自分の目の前の事をコツコツと自分に正直に、
また他人にも正直に過ごしていれば、人からの評価は後から自然とついてくるものです。
それで間違ってしまったと思えば、人からの教えを積極的に受ける事です。
『他人を気にしないということは、気にしないですむ他人とだけつきあうことではない。
むしろ、できるだけ気になる他人こそ、他人らしい他人なのだ。』(「まちがったっていいじゃないか」 他人の目、自分の目から)
大人が言ってくれそうで言ってくれない森さん流の考えがたくさん書かれています。
勉強の仕方や数学についても、ちょっと角度の違った楽しいお話が満載です。

別件ですが、映画監督の三池 崇史さんがテレビで言っていた言葉。
「コンプレックスは力になる」
今月、心に残った言葉です。
例えば勉強ができないとか、容姿の事、そうそう、思春期には気がつかない事の一つですね。

「悪人 上」 吉田修一さん
「悪人 下」 吉田修一さん
「『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために」 ポスタル・ノベル編
「グラスホッパー」 伊坂 幸太郎さん (再読)
「林住期」 五木寛之さん
「ホテル・アイリス」 小川洋子さん
「おんなのことば」 茨木のり子さん (再読)
「四十九日のレシピ」 伊吹有喜さん
「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹さん
「まちがったっていいじゃないか」 森毅さん
「終末のフール」 伊坂幸太郎さん

まるみさんに先月教えて頂いた「四十九日のレシピ」、とても良かったです。
父が娘に対して心の中でつぶやく台詞のいくつかが忘れられないでいます。
言葉に出して言えばいいのに(笑)、言わない所が男性なのでしょうね。
この秋に読んで良かったと思う本です。ありがとうございました。

「終末のフール」、短編の良さがとても出ていてよかったです。
この後どうなるのだろうといつまでも心に残る本、私の中にもいくつかあって、
その中の一冊になりました。

11冊読みました。
もうこの記録は抜けないでしょう(笑)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.redolog.net/mt/mt-tb.cgi/4283

コメント (2)

sacchan:

「悪人」読みたいのよね。
映画に行こうと娘を誘ったけど、相変わらず約束成り立たず・・・
原作読んだ方が早いし、映像を見るより原作読む方が好きな私。

PCの前を離れられない毎日だけど、本も読まなきゃね(^^;)

あっ!ハリーポッター公開の前にそれも読まなきゃいけなかた!!
忙しい・・・忙しい・・・

はるみ:

sacchan

「悪人」の本は良かったですよ。
心理描写や、事件に至るまで過程の表現などが素晴らしくて、
これを映画に演技力でまとめるのは難しいだろうなと思いました。
だからこそ映画も観たいという気がしていますけど・・・。
一緒に行きます??どこへでも行きますわよ〜!

コメントを投稿

About

2010年11月 4日 08:08に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「触ってみて決めました」です。

次の投稿は「3/4」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。