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2011年 2月に読んだ本

201102gatu.jpgまだ学生の頃に遠藤周作さんの「海と毒薬」を読みました。
いつか読み直したいと思っていた小説でした。
記憶にあったものとずいぶん違って感じました。
きっと、感情移入する部分が年を経て変わってきたからですね。
「日本人とはいかなる人間か」を追求して書かれた小説の数々、
遠藤周作さんの本はこれからも読んでいきたいと思っています。

「楢山節考」山に捨てられに行く母の感情、
長らえて生きるより家族を思い、そのことを誇らしいとさえ思う。
現代はそういうしきたりはないけれど、
どちらが幸せか?考えさせられる程、明るくのびやかな村人の生活が描かれていました。

「西日の町」は何度も読んでいる湯本さんの小説の中で一番好きな小説です。
この本を手にする時はいつも、なだいなださんの解説から先に読みます。
その高い評価が、この本への私の感情と重なるからです。

「海と毒薬」 遠藤周作さん
「楢山節考」 深沢七郎さん
「西日の町」 湯本香樹実さん

3冊とも死に直面する事で生きる事を考えさせられる点では、
先日観た映画と重なるところがあり、
そういったものを私が求めているのか?
人々の心の中の普遍的で永遠のテーマなのか?
たぶん両方ということですね・・・。

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2011年3月 5日 20:57に投稿されたエントリーのページです。

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