茶道の先生をしていた叔母から、
使っていたお道具を職場に寄付してもらうことになりました。
その中のひとつ、鶴首の茶釜。
家に持ち帰って中のサビを手入れしています。
煎茶を使うことでサビが黒くなり、昔のお歯黒と同じ変化を起こすと知りました。
いろいろなお道具が美しく、知らなかったことを知る喜びがあります。
電気もガスも水道もなかった時代、
水を汲み、炭をおこし、湯を沸かし、
石臼で挽いた抹茶をたてて客人をもてなす。
しばし、想像してしまいます。
茶釜で沸かしたお湯は全然違うと皆さんおっしゃいます。
どんな味でどんな違いがあるのでしょう。
せっかくの機会なので、試させて欲しいと思っています。