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千両、万両、そして

昨年末NZから一時帰国されていたReikoさんとお会いしたときに、
染織家の志村ふくみさんの本がとても良いとお聞きしました。
今年一番最初の読書は、ちくま文庫から出版されている「語りかける花」を読んでいます。

この本の中に「藪柑子(ヤブコウジ)」の事が書かれていて、興味深く読みました。
「それにしても花といい、実といい、小憎いほどの慎ましさでありながらなんという美と品格を備えていることか。」と・・・。
職場にも藪柑子があって本当に目立たぬ地味な存在なのに、
先日、紅い実の可愛らしさにハッとさせられたところでした。
yabukouji1.jpg

yabukouji2.jpgお正月に千両、そして万両は有名ですが、
この藪柑子は「十両」とも呼ばれるそうです。
明治時代には大流行したらしく、今の金額で1000万円ほどの高値がついたこともあったとか、落語の寿限無の「やぶらこうじのぶらこうじ」は藪柑子のことであるとか、
調べてみたらいろんなことがわかりました。
万葉集に読まれたり、昔から日本人に馴染みがあって愛されていた草木なのですね。

ちなみに「百両」や「一両」と呼ばれる植物もあるそうです。見てみたいですね。

こちらが万両manryou.jpg

こちらが千両senryou1.jpg

草花、樹木の様子は一つのところにじっといるようですが、
新芽を出し、茂り、花を咲かせ、実を成らせ、紅葉し、種を飛ばし、落葉する。
一年を通じて草花を見ていると、確かに語りかけてくれているようです。
この本を読んでから、もっと見つめてみたくなっています。

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2017年1月 8日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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