ずっと行きたいと思っていた要町の「熊谷守一美術館」へ行きました。
静かな住宅地の中、働き者のありんこ達が目印です。
先月に行った国立近代美術館はたくさんの作品がみられたけれど、ここに暮らしてらしたという場所で娘さんが館長さんですから、娘さんの視点から作品を解説された文章なども楽しく、より身近に作品を感じることができました。
墨絵や書の展示もあって、のびのびとあたたかい筆。
そして何より、書かれている言葉が自由で良かったです。
印象に残ったのはカラスの墨絵、庭園で仕事している時にカラスがよく来るのですが、
こちらの様子を伺っている目が「そうそう、この目とこんな顔!」と微笑ましくみました。
携帯をしまう時にうっかりシャッター押しちゃって、
偶然撮ってしまった地面。
一つ一つの枠の中、それぞれ違う風景があって、
面白いなあと、この美術館らしさをこんなところにまで感じてしまいました。
来月はモリカズさんの映画を観に行きたいと思っています。