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やっぱり本 アーカイブ

2017年11月 3日

2017年 10月に読んだ本

「小鳥を愛した容疑者」  大倉崇裕
「武道館」  朝井リョウ
「奥様はクレージーフルーツ」  柚木麻子
「結婚相手は抽選で」  柿谷美雨
「まるごと 建長寺物語」  高井正俊
「芹沢銈介・装幀の仕事」  小林真里編著
「アウトプットのスイッチ」  水野学
「ためない習慣」  金子由紀子
「クローゼットの引き算」  金子由紀子


「芹沢銈介・装幀の仕事」、ドキドキしながらページをめくって読みました。
静岡の美術館に一度行って実物を見てみたいです。

今月はまた国立博物館へ行きました。
「運慶」展です。
unkei.jpg日本各地の運慶の作品30点の中から3分の2が展示されています。
入場規制がかかるほど混雑していましたが、
360度どの角度から見ても美しく、
近くで見て、離れて見てを繰り返し1日を過ごしました。

2017年10月 3日

2017年 9月に読んだ本

「進みながら強くなる ー欲望道徳論」  鹿島茂
「リセット」  柿谷美雨
「避難所」  柿谷美雨
「アンゾロジー 餃子」
「ミート・ザ・ビート」  羽田圭介
「綴られる愛人」  井上荒野
「農ガール 農ライフ」  柿谷美雨
「あたらしいふろしきのつかいかた」 山田悦子

unenohana1.jpg叔母といとこの奥さんと3人で「梅の花」というお店に行きました。
いろんなところにあって人気のお店と聞いています。
叔母がよく使うそうで、予約してくれました。
噂通りに一品一品が綺麗で盛り付けも器も素敵です。
umenohana0.jpg私の祖母の昔話を聞いたり、私が生まれる前の実家の話を聞いたり、父が亡くなった今、そんな話を聞けるのは父といとこの叔母だけになりました。
叔母が「あなたと私はいくつ違うのかしら?」と言うので、亡くなった父と同じ年生まれのはずなので「40才ですよ」と答えたのですが、あと40年後、叔母のようにシャキシャキと何処へでも出かけていけるかしら?と、改めてその健康な体力に驚かされました。
この夏から親戚との交流が何度かあって、いろんなお話ができて楽しかったです。

2017年9月 6日

2017年 8月に読んだ本

「老後の資金がありません」  柿谷美雨
「世界から猫が消えたなら」  川村元気
「ぶれない」  平山郁夫
「贖罪」  湊かなえ
「かばん屋の相続」  池井戸潤
「やまとなでしこ お茶はじめ
    飲む、食べる、習う、「ホッ」と楽しむ日本茶の世界」
「ニュータウンは黄昏れて」  柿谷美雨

anago-hirosima.jpg8月30日、31日と広島へ行ってきました。
家族の歴史を知る旅でした。

2017年8月 2日

2017年 7月に読んだ本

「嗤う名医」  久坂部羊
「廃用身」  久坂部羊
「よだかの片思い」 島本理生 
「はじめてわかる国語」  清水義範 西原理恵子
「あなたの人生片付けます」  柿谷美雨
「七十歳死亡法案、可決」  柿谷美雨
「あなたのゼイ肉、落とします」  柿谷美雨
「バレエ漬け」  草刈民代

デイのお仕事最後の日、読書仲間だったナースから勧めていただいた久坂部羊さんと柿谷美雨さんの本、オススメの作家さんを教えてもらうのは何よりの贈り物です。
「廃用身」と「七十歳死亡法、可決」思い切ったテーマ、読み応え十分でした。
7月の読書の時間はとても充実していました。

バレエまだまだ3年目、とてもとても難しいですが、一つ終わると次も頑張ろうと思います!

v-2017atu.jpgぼやかしてみました(笑)

2017年7月 1日

2017年 6月に読んだ本

「子育てはもう卒業します」  垣谷美雨
「さよなら刑事さん」  樋口有介
「毎日、こまめに、少しずつ。ためないキッチンと暮らし」 ワタナベマキ
「夫のカノジョ」  柿谷美雨
「ブラックジャックは遠かった 阪大医大生ふらふら日記」  久坂部羊
「芥川症」  久坂部羊

6月26日の夜、懐かしいメンバーと懐かしい場所を訪れました。
お世話になったおかみさん、校長先生、ご無沙汰ばかりですみませんでした。
お料理の味と盛り付けと美味しいお酒であの頃にいっぺんに戻りました。
社会人になったばかり、何もかもが薄っぺらだった頃、
大事なことは何かを教えてくれたのはこの場所だった気がしています。
izumiya201706.jpg

2017年6月 1日

2017年 5月に読んだ本

「亀と観覧車」  樋口有介
「愚行録」  貫井徳郎
「聖の青春」  大崎善生
「改訂完全版 異邦の騎士」  島田荘司 
「リバース」  湊かなえ
「夜を乗り越える」  又吉直樹

shodou1.jpg通う時間はないので、通信教育の書道を5月から始めました。

バレエのバーレッスンをしている時、
バレエと書道はどこか似ているなと感じていました。
新しいことを身体に覚えこませるのはとても難しいのですが、
軸を真っ直ぐとる姿勢は、美しい字をイメージすると中心がわかりやすかったりします。
バランス感覚でしょうか。
小学生の頃サボってばかりいたピアノと違って、書道は好きだったんだと思います。
先生の字も大好きで、中学入ってからも続けていました。

いつかいつか・・と思っていた書道、やっと一歩!です。
墨をすって僅かな時間、集中するのもいいものです。
行書、楷書、かな文字、生活の書、臨書も少々学べます。
楽しみです。

2017年5月 1日

2017年 4月に読んだ本

「孤独の価値」  森博嗣
「あい 永遠に在り」  高田郁
「24時間」  乃南アサ
「蛇行する川のほとり 1」  恩田陸  
「蛇行する川のほとり 2」  恩田陸
「蛇行する川のほとり 3」  恩田陸
「ボクの町」  乃南アサ
「氷雨心中」  乃南アサ

yaezakura2017.jpg4月20日、久しぶりに江古田をお散歩しました。
武蔵野稲荷神社入り口の八重桜です。

八重桜の下を出来たばかりの友人と語らいながら歩く大学の新入生たち、
ぽかぽかと暖かい春の風景でした。

何かを始めるにふさわしい、春は始まりの季節ですね。

2017年4月 3日

2017年 3月に読んだ本

「向き合う仕事 ーぼくはこんな人に会ってきた」  大越健介
「センスは知識からはじまる」  水野学
「苔のある生活」  大島恵 木村日出資
「自分を磨く「嫌われ仕事」の法則」  唐鎌謙二
「ウツボカズラの甘い息」  柚月裕子
「半落ち」  横山秀夫
「動機」  横山秀夫
「陰の季節」  横山秀夫

pakuchi-ice.jpg3月にはスペインから義姉と甥が一時帰国して、数年ぶりに会いました。
すっかりいい青年になっていてびっくりしました。
ちょうどお彼岸で一緒に鎌倉のお墓まいりに行くことができて、
鎌倉のおばあちゃんも喜んでいるだろうと、懐かしい日々を思い出しました。

海まで歩いて、帰りに食べたパクチーアイス!
「パクチー、今流行ってるんだよー」なんて話しながら、
とっても楽しい初体験の味でした。

2017年3月 1日

2017年 2月に読んだ本

「その手をにぎりたい」  柚木麻子
「田園発港行き自転車 下」  宮本輝
「その話し方では軽すぎます! エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」」 
                                  矢野香
「夜の木の下で」  湯本香樹実
「非道に生きる」  園子温

gift-flower1.jpg2月に53歳になりました。
充実した一年にしたいです。

2017年2月 7日

2017年 1月に読んだ本

「語りかける花」  志村ふくみ
「田園発港行き自転車 上」  宮本輝
「薄っぺらいのに自信満々な人」  榎本博明

先日Eテレのスイッチインタビューの番組の中で、
宮本輝さんが「これが万年筆で書いた最後の原稿です」と、
この「田園発港行き自転車」の原稿の山が映りました。
原稿用紙で1200枚、圧巻でした。

今ちょうど下巻を読んでいますが、
小説の中にも万年筆をめぐる話が描かれていて、
万年筆で書くことをしてみたくなり、親族に短い手紙を書いてみました。
ちょっと硬い字になりました。
まだ2年ほどしか使っていない万年筆はまだ馴染んでいないようです。

fujiyama.jpg放射冷却の寒い日にバレエのレッスンする場所から富士山が見えました。
練馬からもこんなに大きく見えるってことに驚きました。
我が家は1階ですから大地に近い安心感はあるのですが、
ここ最近、山が見える家に住むのもいいかもなあと思ったりしています。

2017年1月30日

2016年12月に読んだ本

「大和なでしこ整体読本」  三枝誠
「この国の空」  高井有一

2016年はトータルで78冊でした。
2017年は仕事のスケジュールも考え直そうかと思っていて、月に2,3冊が目標です。
少なくても良い本に出会えるといいなあと思います。

tamoku-sugihana.jpg杉の子のような多肉植物、
これは花?今日は4月のような暖かさ、数日前の氷点下の朝と大違いです。
寒い朝も、風の朝もベランダを開けるたびに和ませてくれています。

2016年12月 7日

2016年11月に読んだ本

「時のながめ」  高井有一
「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」  山田詠美
「祈りの幕が降りる時」  東野圭吾
「よろこびの歌」  宮下奈都

高井有一さんの文章が心に残りました。
ご冥福をお祈りいたします。
kaki-shichu.jpg寒い日々が続いていますね。
ほうれん草と牡蠣のホワイトシチューを作りました。
お腹の中から温まります。

2016年11月15日

ときめき!

kotori.jpg先日の動物園でも地味で目立たない「日本の鳥」の前でしばし佇んでいました。

職場の周りは緑が多いので様々な鳥の鳴き声が聞こえます。
キツツキのような鳥を見たことも、カワセミも何度か来ました。
東京の練馬ですよ(笑)

街中のバードウォッチング初心者の私にちょうど良さそうなかわいい小鳥図鑑を見つけました。
もう見ているだけで、思わずニヤニヤしてしまう可愛さです。
表紙のエナガちゃん、なんて可憐なんでしょう。

2016年11月 1日

2016年10月に読んだ本

「怒り ー上ー」  吉田修一
「怒り ー下ー」  吉田修一
「武器としての決断思考」  瀧本哲史
「肉体不平等 人はなぜ美しくなりたいのか?」  石井政之
「さい果て」  津村節子
「夏目漱石を読む」  吉本隆明

2016年10月 2日

2016年 9月に読んだ本

「焚火の後 ー下ー」  宮本輝
「花がたみ」  津村節子
「螢川 泥の河」  宮本輝
「土恋」  津村節子
「隣の女」  向田邦子
「日本のおんな」 平岩弓枝

chichi-haha.jpg9月に父が亡くなりました。
実家でアルバムを見ながら、若い頃の両親、家族の写真を何枚か写してきました。
きっと天国で母が迎えにきてくれたと思います。

これで良かったのか?と通った日々を思い出しますが、
いくら振り返ってみても、永遠の未完が親を見送るということなのでしょう。

千葉に通う電車の中で何冊も本を読みました。
通うことはなくなっても、本を読む習慣だけは続けたいと思っています。

2016年9月 3日

2016年 8月に読んだ本

「古武術で蘇るカラダ 実践!今すぐできる」 甲野善紀
「幻の光」  宮本輝
「しあわせなミステリー」  伊坂幸太郎、中山七里、柚月裕子、吉川絵梨
「焚火の終わり ー上ー」  宮本輝

もう一冊読んだ気がするのですが...、
記録から抜けて、記憶からも抜けてます(笑)
moyougae.jpg引っ越してきてから初めての模様替えしました。
以前はキッチンに何人立ってもいいようにと、なるべく広く考えていました。

シェルフをキッチンとの境目において、作るところと食べるところに一線を引きました。
動線だとか色々楽になりました。
食器棚の中もいつも出しておきたいもの時々しか使わないもの、見直していきます。

2016年8月 1日

2016年 7月に読んだ本

「骸骨ビルの庭 上」  宮本輝
「骸骨ビルの庭 下」  宮本輝
「田舎の紳士服店のモデルの妻」  宮下奈都
「食に生きて」  辰巳芳子
「リリー・フランキーの人生相談」  リリー・フランキー
「なぜあの人は整理がうまいのか」  中谷彰宏
「Re-born はじまりの一歩」 宮下奈都 福田栄一 平山瑞穂 中島京子 豊島ミホ
              瀬尾まいこ 伊坂幸太郎
「蟻の菜園」  柚月裕子
「閃光スクランブル」  加藤シゲアキ

maturi-kasiwa.jpg父の見舞いに柏に行ったら、柏まつりの日でした。
子供の頃、この日がどれだけ楽しみだったでしょう。
あの頃は一年が長かったなあ。
まだ暑い昼間からたくさんの人で賑わっていました。

人ごみの先に出番を待つお神輿を見ました。
手遅れのことを「後の祭り」とは言うけれど、
これって、これからの「前の祭り!」じゃない?って思いついたら、
なんだか縁起がいい気がして、楽しくなりました。

2016年7月 1日

2016年 6月に読んだ本

「水のかたち 下」  宮本輝
「書店不屈物語 わたしたちはへこたれない」 田口久美子
「漁師の愛人」  森絵都 
「芸人と俳人」  又吉直樹✖️堀本裕樹
「叱る知恵」  多胡輝
「むかしのはなし」  三浦しをん
「けむたい後輩」 柚木麻子

もう7月ですね。
先日体調を崩しました。
体力のなさを実感・・・、疲れを溜めちゃいけませんね。
sango-mi.jpg先月の読書の記事に載せた白い花、
真っ赤な実がなりました。
「サンゴのような花」と聞いた気がしていたけど、実のことだったのかしら?
可憐な白い花、鮮やかな赤。
2度もびっくり!楽しませてくれています。

2016年6月 2日

2016年 5月に読んだ本

「春の庭」  柴崎友香
「花ならば紅く」  有吉佐和子
「子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理」  鍋田恭孝
「教育を経済学で考える」  小塩 隆士
「二流でいこう 一流の盲点 三流の弱点」  ナガオカケンメイ
「人生の道しるべ」  宮本輝 吉本ばなな
「星々たち」  桜木紫乃
「花のベッドでひるねして」  よしもとばなな
「忘却の整理学」  外山滋比古
「水のかたち」  宮本輝

先月読んだ「助けてと言えない」の本、今観ているドラマ「ゆとりですがなにか?」で、
気持ちと興味がそちら側にいっています。

メソポタミアの時代から今の若者が理解できないと嘆く言葉はあったそうです。
上の世代には上の世代の偉さと、時代の苦悩もわかるのですが、
今の若者の特徴を弱々しいでしょ?と書かれていても、
それはそれでとても素晴らしいと感じることも多く、
中間の40〜50代の私たちができることは何なのだろうと考えています。
ちょうどナガオカケンメイさんの本にあった一流、二流、三流の考えの図が、
思っていた相関図と重なったりして、今月読んだ本はとても興味深いものでした。

今月読んだ本から、
ーある賞をとった建築家が、インタビューの中で語っていた言葉が印象に残っている。「昔の若い建築家は大きな仕事をしたいと考えていたし、大物建築家になることが夢だった。そのために非常な努力をした。しかし、最近の若い建築家はそういうことは求めず、地道に仕事をすること、そして、できれば、それが世の中の役に立つことを目指しているような気がする。だから、ボランティアの活動には多くが集まる。」と。
 日本の若者も、この方向に向かっているような気がする。自分の生活を大切にしながら、地道に活動を続ける若者が増えている。
 多くを望まず、物欲しそうでもなく、人から奪おうとは思わず、大物になって権力を握りたいとも思わず、あるもので満足し、自分の世界を大切にし、大きな夢を描くこともなく、動かず、無理せず、群れず、静かで素直で心やさしい若者たちが増えている。
 彼らは与えられたやさしい環境ですくすく大きく育ち、ツタのように手足を伸ばし、自分のペースで一日一日を黙々と生き続ける。荒ぶる自然児や英雄の時代は終わり、植物的な生き方が適した時代となったとも言えようか。ー

外山滋比古さんの「忘却の整理学」、こちらも興味深かったです。
呼吸をするとき、吸ってから吐くのではなく、
吐いてから、吸う。それが呼吸の正しく意味するところであり、
知識も忘れるから記憶できる。
記憶していくだけではダメだし、
新しい知識を入れるためには忘れるという忘却もバランスの上で大切なことであるという。
高齢者になって忘れっぽくなることの原因の一つには、
新しいことを入れない日常がそうさせてしまっているかもしれない、とありました。
92歳の叔母も、85歳の私のお稽古の先生も、新しいことへの好奇心は驚くものがあります。

「ひとつでは多すぎる」という考え方、そして、 
「朝、かんがえ
 ひるは、はたらき
 夕がた、食し
 夜は眠れ」
という詩。 やはり本はありがたいものです。

benibana.jpg去年、お友達から小さな苗をいただきました。
「サンゴのような赤い花が咲くから」と聞いていたのですが、
咲いたら、白い花でした。
思いがけない変化が世の中を楽しくしてくれる。
思った通りにいかない、それも面白さですね。

2016年4月28日

OVER60 Street Snap II ―私の着かた、私の生きかた

over60.jpg今とても影響を受けている素敵な友人が、こちらの本に載っています。

50歳を過ぎて楽しくなったなと感じていたけれど、
60歳を過ぎるともっと楽しくなるそうです。

嬉しいですね。

2016年5月 3日

2016年 4月に読んだ本

「峠うどん物語 下」  重松清
「母性」  湊かなえ
「人間にとって成熟とは何か」  曽野綾子
「助けてと言えない 孤立する三十代」  NHKクローズアップ現代取材班(編著)
「われらが胸の底」  落合恵子 澤地久枝
「いのちの姿」  宮本輝
「花の降る午後 上」  宮本輝
「花の降る午後 下」  宮本輝
「山女日記」  湊かなえ

70年代にヒッピームーブメントから生まれた言葉、
「Don't trust anyone over thirty ドント トラスト アニイワン オーバー サーティー
 30歳以上を信じるな」、今の団塊世代。
「・・孤立する三十代」と、団塊世代より上の曽野綾子さんや澤地久枝さんの本、
その読み比べは興味深いものです。

Lion1.jpg「ライオネスコーヒー・キャンディ」
このCMの歌を必ず歌える世代はどこまででしょうね?
調べてみたら、私の生まれた年に発売されたキャンディでした。同い年。

lion2.jpg久しぶりに食べてもおいしいなあ。
バッグに入れて、明日は誰かにあげようと思います。
歌ってくれるかな?

2016年4月 2日

2016年 3月に読んだ本

「ほろびぬ姫」  井上荒野
「ぜつぼう」  本谷有希子
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」  本谷有希子
「翔ぶ少女」  原田マハ
「ランチのアッコちゃん」  柚木麻子
「峠うどん物語 上」  重松清

tukusi2016001.jpg毎年行く、つくしの丘のつくしは今年は元気が無くて残念です。
去年は見なかったいろんな種類の雑草が増えていて、
つくしの居場所が追いやられている感じです。
1年でこんなに変わってしまうんだと、驚きました。
ところどころにちょこんと出ているつくし、わかりますか?

sakura2016.jpg

夜桜も良いものですね。

2016年3月 5日

2016年 2月に読んだ本

「キュア」  田口ランディ
「いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ」  田口ランディ
「切れた鎖」  田中慎弥
「座禅ガール」  田口ランディ
「生きているだけで、愛。」  本谷有希子
「昼田とハッコウ」  山崎ナオコーラ
「だいじなことはみんなアメリカの小学校に教わった」  中島京子

明日の朝5:00から2月1日に94歳で亡くなられた、
青森の「森のイスキア」の佐藤初女さんのインタビュー番組が再放送されます。
NHK Eテレ「こころの時代」で、『アーカイブス「心をわかちあう」』
再放送は3月12日 午後1:00からです。

2016年2月 6日

篠田桃紅さん

NHK Eテレ「スイッチインタビュー 日野原重明氏との対談」から

迷いの形が文化なの
人間の迷いの形が文化ですね。
私、文化というのは全部迷いだと、この歳になって思いますね。
だって私毎日絵を描いていますけど、一筆いつでも迷っているんですね。
こうと決まっているわけじゃないです。
迷いですよ。一生。
迷路。迷路に入っている。人間は死ぬまで。
ー先生は哲学者みたいですね。ー
ただもう慣れてきたから、
ーもう慣れてきて、繰り返してきたから?ー
私はもう「迷い」と「自ずとなんとかなっていくだろう」楽天的な考え方と、
いつもやりあっているなと感じているんです。

sinodasann.jpg著書「百歳の力」 集英社新書より
自由な視点を持ち続ける
 独創性を得るためには、考え方や生き方を自由にして、なにかの枠の中におさめないことが大切です。世の中のことというのは、どのようにしても考えられるんですよ。どのように考えてもいいどころじゃない。どのようにでも考えなくてはいけない。それが鍵です。
 人はなにかにとらわれていて、その視野の中だけでやるから、新しいものが生まれてこないんです。視野の中だけでやっているのは、詩でも芸術でもないです。詩とか芸術というもは範囲が無限だから表現できるんです。ーーー
ーーー基本的には自由な気持ちで、さまざまなものと接する。なにかにとらわれていると、いいものまで見えなくなってしまう。それだけですよ。自由な視点を持っている、つねに持ち続ける、ということです。


2016年2月 1日

2016年 1月に読んだ本

「魔欲」  山田宗樹
「スクラップアンドビルド」  羽田圭介
「斜陽」  太宰治
「共喰い」 田中慎弥
「百歳の力」  篠田桃紅
「自分の顔 相手の顔」  曽野綾子
「白ゆき姫殺人事件」  湊かなえ
「ぬるい毒」  本谷有希子

hadakei.jpgこの本は1月2日に買いました。
元旦は練馬の書店がお休みでしたから。

大型書店やネットならいつでもでしょうけれど、
本を買うなら近くの本屋さんで買います。
年明け最初の買い物は本、というのはなかなかいいなと思いました。

2016年1月 3日

2015年12月に読んだ本

「職業としての小説家」  村上春樹
「荒野」  桜庭一樹

2015年は96冊読みました。
月平均8冊というところ、小説が面白いと感じるようになってきました。

明日から仕事が始まります。
お正月休みは3日がちょうどいいですね。
テレビも以前ほど観たいものがないですし、元旦から読書を始めています。
reba-namasu.jpg焼いたフランスパンにおせちのなますと鶏レバーを乗せてベトナムの「バインミー」風。
娘がいたら喜ぶ料理だけど、
20歳の娘はバイトの方が大事です(笑)

2015年12月 3日

2015年11月に読んだ本

「無垢の領域」  桜木紫乃

今月は1冊だけでした。
何冊か途中まで読んだのに読むのをやめてしまった本もあり、
毎年11月は本に集中できない月のようです。多分12月もですね・・・。

11月は仕事もたっぷり入って、
宴会もあって(笑)、
(おそらく)ノロウィルスの感染性胃腸炎になって苦しんだり、
つい最近は足にお湯を誤ってかけてやけどをしました。
充実してたけど、注意力散漫の月でした。
今月は自己管理に気をつけて過ごしたいです。

いなばから出ているタイの缶詰シリーズはスイーツもあるんです。
inaba.jpgグラスにバニラアイスを入れて、上からかけてエキゾチックなパフェ風にしてみました。
タロイモが食べ応え十分でした!

2015年11月 3日

2015年10月に読んだ本

「氷水線」  桜木紫乃
「さようなら猫」  井上荒野
「荒野の胃袋」  井上荒野
「土の中の子供」  中村文則
「ヌルイコイ」  井上荒野
「かすていら」  さだまさし
「不思議の国のペニス」  羽田圭介

羽田圭介さんの作品を最初に読んだのは「ワタクシハ」でした。
就活がテーマのいい作品でした。
テーマは作品ごとに違って、これってらしくていいけど賛否両論あるんだろうなあと笑えるものもありますが、(特に今回の本などは・・・)
小説として読み応えがあって、読み終わると次の作品が楽しみになる作家さんだと思っています。
芥川賞受賞作品もテーマは介護する若者ですし、読みたいです。

poin20151103.jpg毎日、夕方から朝まで暗闇にするように努力しているポインセチア。
赤い葉っぱが出てきました。ちょっと感動しました。
年末までに全体が赤くなるか?お楽しみです。

2015年10月 3日

2015年 9月に読んだ本

「あなたにだけわかること」  井上荒野
「100回泣くこと」  中村航
「隠し事」  羽田圭介
「ベッドの下のNADA」  井上荒野
「遮光」  中村文則
「このまま100歳までおいしゅうございます」  岸朝子
「硝子の葦」  桜木紫乃
「エブリシング・フロウズ」  津村記久子
「去年の冬 きみと別れ」  中村文則
「起終点駅 ターミナル」  桜木紫乃
「人間の基本」  曽野綾子

岸朝子さんの本を読んだ後、訃報を聞きました。
100歳までお元気でいていただきたかったです。
栄養と料理の80周年記念誌を買おうと思っています。

福島菊次郎さんも先月お亡くなりになり、モノクロ写真の衝撃が思い出されます。
忘れられない写真展でした。
ご冥福をお祈りいたします。

2015年8月19日

蝉時雨と読書

お盆を過ぎると暑さも少し変わってきますね。
窓を開けると隣の公園から蝉時雨がわんわんと聞こえてきます。
冷房を切って扇風機をまわしながら、本を読みました。
hata-book.jpg芥川賞受賞のシーンがとても面白かったですね。
マツコさんの番組出演も大笑いしました。
最近、羽田圭介さんの本をよく読んでいます。

高2の夏休み過ぎのお話です。
ペダル1回転の積み重ねの向こうにある爽快感、伝わってきました。

2015年9月 1日

2015年 8月に読んだ本

「気ぬけごはん」  高山なおみ
「複合汚染」  有吉佐和子
「御不浄バトル」  羽田圭介
「おかげさまで生きる」  矢作直樹
「走ル」  羽田圭介
「掏摸」  中村文則
「つやのよる」  井上荒野
「切羽へ」  井上荒野
「銃」  中村文則
「黒冷水」  羽田圭介
「最果てアーケード」  小川洋子

昭和40年代から50年代、母が手賀沼を綺麗にという活動に参加していた頃があって、
市民活動の研究会への参加や家でも粉石鹸を使ったりしていました。
私が小学生の頃は公害、大気汚染がひどかったのです。
工業地帯の煙や排気ガスの臭い、河川の汚染、思い出しました。

有吉佐和子さんの「複合汚染」は、いつか読もうと思っていた本でした。
この小説の新聞連載があって市民が立ち上がり、今があるとそう思います。
現代は消費者の声が届き、選べる時代になってきましたが、
ほんの少し前の日本はこうだった事を忘れないためにも、
若い世代にも読まれ続けて欲しいと思う本です。

2015年8月 1日

2015年 7月に読んだ本

「何もかも憂鬱な夜に」  中村文則
「旅人の木」  辻仁成
「開幕ベルは華やかに」  有吉佐和子
「世界の果て」  中村文則
「ワタクシハ」  羽田圭介
「王国」  中村文則
「二人が睦まじくいるためには」  吉野弘
「ワン・モア」 桜木紫乃
「ふたり歩きの設計図」  槙村さとる
「悩むが花」  伊集院静

nasu-ika.jpg

なすの冷たい揚げ浸し

2015年7月 1日

2015年 6月に読んだ本

「必ず柔らかな明日は来る」  曽野綾子
「妻と罰」  土屋賢二
「代筆屋」  辻仁成
「だれかの木琴」  井上荒野
「海峡の光」  辻仁成
「不信のとき 上」  有吉佐和子
「不信のとき 下」  有吉佐和子
「ハゴロモ」 吉本ばなな

sapporo1.jpg吉本ばななさんの「ハゴロモ」の中に、
サッポロ一番を食べるシーンがあって、ばななさんらしい表現で魅力的に書かれていました。
夜中に食べるラーメン、新鮮野菜と卵で丁寧に作られたあったかいサッポロラーメン。
それはそれは美味しそう。

頭の中がサッポロ一番ラーメンのことでいっぱいになりました。
買ってしまいますよね(笑)

みそもいいけど、私は塩が好きです。

2015年6月 1日

2015年 5月に読んだ本

「幸・不幸の分かれ道 考え違いとユーモア」  土屋賢二
「日々うつわ」 萩原健太郎
「日本の伝統的織りもの、染めもの」  三宅和歌子
「返事はいらない」  宮部みゆき
「生まれることは屁と同じ」  深沢七郎対談集
(唐十郎、大橋巨泉、野坂昭如、秋吉久美子、ヨネヤマ・ママコ、樹木希林、寺山修司、横尾忠則、小沢昭一、高峰秀子、大藪春彦、五木寛之)
「着付け師という仕事」  杉山幸恵
「お役に立つかしら」  辰巳芳子
「向田邦子ふたたび」  文藝春秋編

2015年5月 1日

2015年 4月に読んだ本

「ゆるしのメッセージ」  くらなりひろし
「さくら、良き友よ さくら守三代のリレー」  周藤利夫
「知識ゼロからの やきもの入門」  松井信義(暮らしのうつわ花田店主)
「高円寺 東京新女子街」  三浦展+SML
「昭和天皇のごはん」  谷部金次郎
「マツ⭐︎キヨ」 マツコ・デラックス 池田清彦
「蛇行する月」  桜木紫乃
「聞く力」  阿川佐和子
「哲学者にならない方法」  土屋賢二
「作ろう草玩具」  佐藤邦昭

sin-f.jpgテレビで観たトイレットペーパーの芯アートの花。
花弁は8枚じゃなくて9枚のほうがバランスが良かったのかもですが、
芯を潰しながら切って、貼って、広げただけで綺麗にできるものですね。
ものをよく見て考える、発想を変えるというのは面白いですね。

桜、高円寺、焼きものも、今月の本を読んでから楽しさが広がりました。

kusagangu.jpg緑の季節、遊んでみたい草玩具がたくさんありました。
とりあえずリボンで作ったりしています。
どこかにシュロの葉ないかなあ。

2015年4月 1日

2015年 3月に読んだ本

「人は何のために「祈る」のか 生命の遺伝子はその声を聴いている」
        村上和雄 棚次正和
「不便なことは素敵なこと」  桐谷エリザベス著 桐谷逸夫訳・画
「生協の白石さん」  白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん
「読書からはじまる」  長田弘
「現代、野蛮人入門」  松尾スズキ
「共に生き、共に苦しむ 私の「夜と霧」」 霜山徳爾
「わたくしが旅から学んだこと」  兼高かおる
「「いつ死んでもいい」老い方」  外山滋比古
「聴覚思考」  外山滋比古

sakura2015.jpg今日の桜と、
夜と霧の翻訳者霜山徳爾さんの本から、
霜山徳爾氏が敬愛するイエズス会のヘルマン・ホイヴェルス神父さんの本の中に引かれている。南ドイツの詩「最上のわざ」

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、働きたいけれど休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになうー。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役立たずとも、
親切で柔和であることー。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くためにー。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつほどいていくのは真にえらい仕事ー。
こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだー。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人の上に、神の恵みを求めるためにー。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、我が友よ、われなんじを見捨てじ」とー。

2015年3月 2日

2015年 2月に読んだ本

「人は死なない」  矢作直樹
「隠居大学」 天野祐吉、横尾忠則、外山滋比古、赤瀬川原平、
       谷川俊太郎、坪内稔典、安野光雅
「上昇思考」  長友佑都
「気づく仕事」  博報堂 研究開発局
「揺れる大地に立って 東日本大震災の個人的記録」  曽野綾子
「成長から成熟へ ーさよなら経済大国」  天野祐吉
「スターバックス 輝きを取り戻すためにこだわり続けた5つの原則」 
                       ジョゼフ・ミケーリ 小川敏子訳
「"かしこい生き方"はムシたちに学べ」  内藤誼人
「自分の頭で考える」  外山滋比古
「十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。」
            遠藤周作

2月は私の誕生月で、実は母も父も祖母も2月生まれなので、
子供の頃は合同の誕生会をしていました。
父の施設の皆さんが父の誕生カードを作ってくれていました。
chichi2015.jpg父も91歳、こうして元気で迎えられるのも、
たくさんの方々にお世話になっているお陰と感謝の日々です。

木曜日に通う電車の中で読み始めた本、これも父のお陰ですね。

2015年2月 3日

2015年 1月に読んだ本

「掃除道」  鍵山三郎
「自分の始末」  曽野綾子
「アンテナ」  田口ランディ
「介護の生理学 自立支援介護の実践のために知っておきたい理論と技術」  竹内孝仁
「よるのふくらみ」窪美澄
「コンセント」  田口ランディ
「母から娘に伝える暮らしの流儀」  有元葉子
「岡本太郎の仕事論」  平野暁臣
「いい顔してる人」  荒木経惟

岡本太郎の仕事論、とても良かったです。
大阪万博は小学校1年生の時に行きました。
見上げた太陽の塔、迫力がありました。あのドキドキとした夏は忘れられません。

渋谷駅、有楽町の公園、そして青山のこどもの城(閉館し、どうなるのでしょう?)、
誰もがそこに行けば見られるパブリックアートを多く作られた理由が、
この本を読んでよくわかりました。

今日は節分なので、
ehoumaki2015.jpg太巻きを作ってみました。
マメまきの日に、マメに夕食作りも掃除もしてみました。

2015年1月13日

掃除道

今年最初に読んだ本souji.jpgイエローハットの社長さんのトイレ掃除の活動は報道で見たことがあります。

ーー掃除には、単に周囲が綺麗になるという効果だけではなく、
人間を根底から変える力があるようです。
逆境の時に身の周りを綺麗にしておくと救われるような気持ちになります。ーーー

出かける前少しだけ掃除&職場で掃除をしていると気づきが多いです。
道というほどではないけれど、確かに力があると感じています。
掃除をしないというのは、実は損をしているということかもしれませんね。

2015年1月 6日

2014年12月に読んだ本

「夜中の薔薇」  向田邦子

2014年は1年間で82冊本を読みました。

2ヶ月ほど本をあまり読まなかったので、頭痛が減りました。
読みたい気持ちはあっても、体がね。
だんだんに読める本は少なくなりそうです。

toshokan2015.jpg今日は今年の図書館初め、窓から見える本棚にわくわくしました。
自分のために読みたいと思う本を、いろんなジャンルから選んでみたいと思っています。

ぼーっとしていると、1日は短くて、
読書の時間、新聞に目を通す時間、体のメンテナンスの時間、
夜のひとときを何に使うか考えないといけませんね。

2014年12月 2日

2014年 11月に読んだ本

「名もなき毒」  宮部みゆき
「誰か」  宮部みゆき
「お医者さんが考えた 一週間スキンケア」  風本真吾

11月は他に気持ちが行っていて、活字をあまり読みませんでした。
もう12月、今年も残り少なくなりました。
1日にできることをよく考えて、いい締めくくりの月にしたいものです。
sinamon-do.jpgミスドにシナモン復刻と娘からラインがきて、
買って帰ってくれました。
やっぱり、シナモンドーナツが一番好きです!

コメントの受付も復刻?しようと思います。よろしくお願い致します。

2014年11月 3日

2014年 10月に読んだ本

「千利休とその妻たち 上」  三浦綾子
「火車」  宮部みゆき
「細川ガラシャ夫人 上」  三浦綾子
「千利休とその妻たち 下」  三浦綾子
「マークスの山 上」  高村薫
「マークスの山 下」  高村薫
tuta2014.jpg秋も深まってきましたね。
11月はチャレンジ月間です。
ドラマ「マッサン」の中で、「人生は冒険だ」とエリーさんが言っていましたね。
経験してみなくちゃ分からないこと、いっぱいなんだと思います。

2014年9月19日

恍惚の人

40年程前、文学集と百科事典が並んでいた昭和な実家の本棚の中に、
「恍惚の人」はありました。
当時話題になった本、流行語大賞なんてなかったけれど、
私のような小学生からみんなが知っている大ベストセラーでした。

いつか読んでおかなくてはと思っていたけれど、
当時の介護の現実を受け止める覚悟がなかったのかもしれません。
今回、読んでみて強い衝撃を受けました。
全然古くない。それが一番の衝撃でした。

koukotu.jpg昭和47年の小説、42年という月日が流れたけれど、
あの当時に超高齢者社会が来ると予想し、老人介護を社会問題として提言したことは、
介護の歴史に大きな影響を与えたものだったはずです。
この本が書かれた当時の日本女性の平均寿命が74歳、男性が69歳と文中に出てきます。
現在は女性が86歳、男性が80歳です。
介護する子の世代もそれだけ高齢化しています。

まだまだ経済成長を追い求めていた時代、2世帯同居はしているけれど別棟で、
夫婦共稼ぎ、一人息子という当時の働き盛り夫婦を象徴する家庭が突然直面するおじいちゃんの介護。
手探りの介護の中でかわされる
「平均寿命が延びた裏側の悲劇」
「人口老齢化の実態」
という未来への問題提起とも思われる会話。
医学の進歩、介護保険制度や、施設の充実、認知症や介護への知識も、
42年の間に深まったとは思いますが、
自分と関係のないとは、とても言えなくなった超高齢者社会の中で、
時代を超えて伝わるメッセージがたくさんありました。

なかでも心をうったのは、
人格が壊れてしまった人への恐怖と絶望の感情から、
おじいちゃんのありようそのままを受け入れよう決意する心の変化を、
夜に咲く花をみつめるシーンで美しく描かれている場面でした。
想像していた凄惨さより、読み終えて残った感情は不思議と爽やかなものでした。

昭和47年というと、私の祖父が倒れて2年後に亡くなった翌年だったのだなと、
本棚にあった理由を考えました。

2014年10月 2日

2014年 9月に読んだ本

「明日のあなたへ」  三浦綾子
「四つ話のクローバー」  水野敬也
「クライマーズ・ハイ」  横山秀夫
「宙ぶらん」  伊集院静
「できればムカつかずに生きたい」  田口ランディ
「貧困の光景」  曽野綾子
「冬の蜻蛉」  伊集院静
「象の背中」  秋元康
「恍惚の人」  有吉佐和子
「龍は眠る」  宮部みゆき
「根をもつこと 翼をもつこと」  田口ランディ
「言い残された言葉」  曽野綾子
「氷点 上」  三浦綾子
「氷点 下」  三浦綾子
「もう消費すら快楽じゃない彼女へ」  田口ランディ
「伊集院静の流儀」  伊集院静

秋でしょ?テレビ壊れたでしょ?
今月はたくさん読書しました。

2014年8月23日

天の梯 みをつくし料理帖 完結

miwotukusi-l.jpg「食は人の天なりー」

澪さんの作る料理は贅を尽くしたものではないけれど、
人の心を温め、身体を健やかに保つもの。

料理にも生き方にも正解はないものだけど、
周りの人の幸せを信じてひたむきに料理し、人と寄り添うことの大切さを感じ、
そして、食は祈りであると十巻を通じて教えてくれました。

すべての刊の題名をみれば、お話の内容を切なく思い出す美しい言葉ばかり、
完結のお話の題名が「天の梯(かけはし)」、
ああ、澪さんのお料理も題名もうますぎ!です。

お話の完結編は一気に読み終わりました。
この本に出会えて良かった。
いつか出るかも?の番外編も、新らたなシリーズもきっといいお話でしょう。
楽しみです。

2014年8月21日

ありがたい存在

kimama-hon.jpg木曜日は仕事がない限り、
父の見舞いに行っています。
今年5月から読んだ本は、父のいる施設の本棚からお借りしたものです。

施設に寄贈された本は、ところどころに線がひいてあったり、
小さなしおりが入っていたり、筆者のサインが入っていたりします。
本がここに来ることになるまでを、感じたり想像したりします。

図書館だったらきっと手を伸ばさなかった作家さんの作品も読むことが出来ました。

受付の方と読み終えた本の感想を話しながら返却し、
また新しい数冊をかかえ、帰りの電車で読むのが楽しみです。
私にとってありがたい存在です。

2014年8月 8日

アドバンスド スタイル


知人に見せてもらって、一目惚れの本

advanceed2.jpg

advanced4.jpg僕は"old"という言葉をネガティブに考えたことはない、
年をとっているということは、誰よりも経験豊かであり、賢く、アドバンスしている、
つまり人生の上級者なのだから、ここに出てくる女性たちは社会性が描く「年をとった女性」というイメージにひるまない。
彼女たちは皆、若々しい心とスピリットをもっており、個々のスタイルと想像力で自己表現している。

ーはじめによりー

2014年9月 1日

2014年 8月に読んだ本

「震度0」  横山秀夫
「銃口 上」  三浦綾子
「銃口 下」  三浦綾子
「一絃の琴」  宮尾登美子
「天ぷら道楽」  早乙女哲哉 日本橋茅場町「みかわ」店主
「みをつくし料理帖 天の梯」  高田郁
「宮本武蔵の次の一手」  米長邦雄
「襲名 十八代」  中村勘三郎

今月読んだ本も心に残る言葉がたくさんありました。
「襲名 十八代」の中の一節です。

ー鼠小僧のセリフ
 「屋根の上からいつでも誰かが見ていると思いな。
  忘れちゃいけないのはそう思う心だ。
  おい、三太」
これをね、盗人の鼠小僧が言うところがミソなの。
実はものすごく悲しいんだよね。ー

自分一人の行動もいつも誰かがみていると思って、正直に誠実に事を成す。
真実は隠せない。
昔はよく「お天道様がみているぞ」と教えられたものです。

親となって、仕事もベテランと言われるようになって、
戒めという意味よりも、経験からこの言葉のさす意味の重さを知っているのですよね。
この本を書いた中村勘三郎さんも襲名の年は50歳に近いという年齢、
この頃になってきて、この言葉が胸に響くようになってくるのだなあと思います。

2014年8月 1日

2014年 7月に読んだ本

「帝国ホテル厨房物語 私の履歴書」  村上信夫
「命ある限り」  三浦綾子
「日本人の品格 新渡戸稲造の「武士道」に学ぶ」  岬龍一郎
「塩狩峠」  三浦綾子
「椿山課長の七日間」  浅田次郎
「老妓抄」  岡本かの子
「母」  三浦綾子

7月は骨太な読書をしました。
以前、岡本太郎さんの本を読んだことがあって、文章も素晴らしいと思っていました。
お母様の岡本かの子さんの本は初めて読みました。
ガツンときました。

「塩狩峠」は中学か高校時代にも読みました。
その後しばらく聖書を読んだことを懐かしく思い出しました。

2014年6月15日

読書の心地よさ

本を借りて、数行読んで「これは読めないなあ」と思う本、
するすると物語に引き込まれる本、
自分に合ったリズムというものがあるんだなあと最近感じていました。
清水義範さんの小説「死神」、清水さんの小説は初めて読んだのですが、
不思議な引力を感じました。
解説に島村洋子さんが書かれていた文章を読んで、それが何だか腑に落ちました。

==以下引用==
「小説」というものは「筋が面白いから」「文章が素晴らしいから」などという単純な理由で読まれるものでは多分、ない。
「生理に合うから」という理由が一番、大きかったりするのだ。
 句読点の位置、文章の流れ、そいういうものが生理に合う小説を読んでいると、それはそれは心地の良いものである。
 そこには波瀾万丈の物語があってもよし、なくてもよし、そこに教訓があってもよし、なくてもよし、どこにも引っ掛からずただ次の行、次の行に視線が流れていく小説が誰にとっても一番いい小説なのだと私は思う。====

音楽も絵画もお笑いも、小説も人それぞれの好みがありますね。
人がどんなに良いと勧めてくれても、無条件に共感できることは少ないです。
自分に合ったものというのは理由もなく面白い。
少し前までは、無理をしてでも本に求めるものがあったけれど、
これからは心地よさも読書の楽しみにしてみたいと思います。

2014年7月 2日

2014年 6月に読んだ本

「育てたように 子は育つ」  相田みつを書 佐々木正美著
「真相」  横山秀夫
「玄鳥」  藤沢周平
「小さき者へ 生まれ出づる悩み」  有島武郎
「暁のひかり」  藤沢周平
「親は子のために死ぬべし 老いを見つめて」  三浦朱門
「名前がいっぱい」  清水義範
「つむじ風食堂の夜」  吉田篤弘
「老いを照らす」  瀬戸内寂聴

2014年6月 1日

2014年 5月に読んだ本

「絆ー痴ほう症の母をささえる"手作り家族"」 安倍才郎
「まどろむ夜のUFO」  角田光代
「下町ロケット」  池井戸潤
「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」 宮崎駿
「夜消える」  藤沢周平
「明日の記憶」  荻原浩
「身がわり」  有吉玉青

2014年5月 3日

2014年 4月に読んだ本

「想像ラジオ」  いとうせいこう

4月は1冊だけで、活字からちょっと離れた月でした。

文章が読みたいなと思った時は、向田邦子さんのエッセイを繰り返し読んでいました。
何度読んでも生き生きとした文章で、心が活性します。

靴の修理屋さんで借りた「想像ラジオ」、
「想像すれば聞こえるはずだ」、
一日の中で想像することに使っている時間がどれだけあるか、考えてみました。

そして、今月はもう一カ所、図書館とは違う場所で本を借りて読んでいます。
本を通じての人との出会い、
本のつながり、面白いなあと思います。

2014年4月25日

くつを修理して、本を借りる

今月は全然本が読めていません。

図書館で「これ!」と思う本を一通り借りてしまったようで、
新しいジャンルの作家さんにも時々挑戦してみるのですが、
相性が合わないというか、ワクワク引き込まれるような作品への出会いが減りました。
新刊はすぐには読めないし、少し時間をおこうかなと足が遠のいていました。

冬のブーツのかかとの修理に行ったお店にたくさんの本がおいてあって、
貸し出しをしているとの事で、驚きました。
1ヶ月くらいを目安に自由に貸し出しをしてくれるそうです。
kutsu-hon.jpg読んでみたかった本が何冊かあって、
さっそくこの「想像ラジオ」を借りました。
店主さんも読書好きのようで、感想をおしゃべりできそうです。
本屋さんじゃなくても、図書館じゃなくても、
こういう活動をしてくれる本好きさん、いいですね。嬉しくなりました。

2014年4月 1日

2014年 3月に読んだ本

「学ぶよろこび」  梅原猛
「月とシャンパン」  有吉玉青
「きょうの不健康」 香山リカ 
「美雪晴れ みをつくし料理帖」  高田郁
「微笑む人」 貫井徳郎
「赤い月、廃駅の上に」 有栖川有栖
sakura20141.jpg

sakura20142.jpgベランダから見える桜です。

みをつくし料理帖が次の一冊で終わりなのだそうです。
楽しみに待っている本だけに残念だけれど、次の作品も期待しています。
高田郁さんの「銀二貫」がNHKでドラマ化されます。
久しぶりにいろんな人にお勧めしたいと思った、とてもいいお話です。
木曜時代劇、4月10日がスタートです。楽しみです。

2014年3月11日

2014年  2月に読んだ本

「漢方小説」  中島たい子
「親子って何だろう」  なだいなだ
「お茶からお茶へ、旅から旅へ」  伊藤ユキ子
「諸国空想料理店」  高山なおみ
「ぜんぶの後に残るもの」  川上未映子
「光待つ場所へ」  辻村深月
「「ほどほど」がだいじ がんから5年」  岸本葉子
「無限の網」  草間 彌生

2014年2月 2日

2014年  1月に読んだ本

「まともな家の子供はいない」  津村記久子
「ツナグ」  辻村深月
「鍵のない夢を見る」  辻村深月
「ロード ムービー」  辻村深月
「気だてのいいひと宣言」  香山リカ
「地を這う虫」  高村薫
「とにかくうちに帰ります」  津村記久子
「名前探しの放課後 上」  辻村深月
「名前探しの放課後 下」  辻村深月

お茶の事を知りたいと思って借りた本、
「利休に帰れ いま茶の心を問う」  立花大亀 大徳寺五十二世
rikyu-hon.jpg書店に行って探してしまうと思います。
素晴らしい一冊に出会えました。

2014年1月 3日

2013年 12月に読んだ本

「ひみつの植物」  藤田雅夫

やはり年末はあわただしく、1冊だけでした。
新しい職場で新しい出会いもあり、
出会いがあると、新たな興味も湧くものです。
oputusa1.jpg「ひみつの植物」という本の中でも紹介されていた多肉植物の「オプツーサ」を、
今年初めての買い物に選びました。
多肉植物、なんて不思議な植物なんでしょう。
プクプクしてて、ツヤツヤでこの透明感、見ててあきない美しさと愛嬌がありますね。

optusa2.jpg「光オプツーサ」という種類です。

2013年の読書はトータルで127冊でした。
今年は時間の使い方をうまくしないと、たくさん読めない気がしています。
なんとか100冊、読めたらいいなあと思っています。

2013年12月 1日

2013年 11月に読んだ本

「がんばらなくても大丈夫」  有吉玉青
「英雄の哲学」  イチロー×矢沢永吉
「100歳の流儀」  新藤兼人
「心の野球 超効率的努力のススメ」  桑田真澄
「半人前が残されて」  伊集院静
「夜の隅のアトリエ」  木村紅美
「幸田文 季節の手帖」  幸田文
「やめたくなったら、こう考える」  有森裕子
「ラジ&ピース」  絲山秋子

2013年11月 1日

2013年10月に読んだ本

「坊ちゃん」  夏目漱石
「ばかもの」 絲山秋子
「エースの品格」  野村克也
「高峰秀子のレシピ「台所のオーケストラ」より
「ペダルの向こうに」  池永陽  
「ピーター流生き方のすすめ」  ピーター・フランクル
「また会う日まで」  柴崎友香
「その未来はどうなの?」  橋本治
「好奇心ガール、いま97歳」  笹本恒子
「捨てちゃえ捨てちゃえ」  ひろさちや
「わたしのこだわり」仕事・モノ・コト・人生の流儀 岩波書店編集部[編]
「縁は異なもの」  白州正子 河合隼雄
「樋口可南子のいいものを、すこし。」  清野恵里子
「樋口可南子のいいものを、すこし。その2」  清野恵里子
「本番に強くなる メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法」  白石豊

2013年10月 3日

2013年 9月に読んだ本

「遠くの声に耳を澄ませて」  宮下奈緒
「池上彰の新聞活用術」  池上彰
「ヨーガの思想」  山下博司
「カラーひよことコーヒー豆」  小川洋子
「美しき一日の終わりに」  有吉玉青
「木暮荘物語」  三浦しをん
「『争わない』生き方」  和田秀樹
「高峰秀子の流儀」  斉藤明美
「ねむい幸福」  有吉玉青
「自分を生かす古武術の心得」  多田容子
「世界は単純なものに違いない」  有吉玉青
「沖で待つ」  絲山秋子

昭和を振り返る番組で、誰だろうこの美しい人は?と思ったのは、
それは高峰秀子さんでした。
高峰秀子さんの本と、古武道の本、大変興味深く読みました。

先月読んだ光野桃さんの本からシャネルの言葉、
「ーもし誰にも教えてもらわないように心がければ、どんな人間でも独創的で興味深いものよ。(中略)女たちがだめなのは、彼女たちが習って覚えてしまっているからだ。美しい女をだめにしてしまうもの、それは習い覚えたということなのだ。きれいであるだけでなく、どうすればきれいになるのかをひとから習ってしまっている、それがだめなのよー(『シャネル 人生を語る』)」

2013年9月 2日

2013年 8月に読んだ本

「台所のおと」  幸田文
「君と一緒に生きよう」  森絵都
「スコーレ No.4」  宮下奈緒
「言葉にして伝える技術 ーソムリエの表現力」  田崎真也
「手術はしません 父と娘の「ガン闘病」450日」  団鬼六 黒岩由起子
「みをつくし料理帖 残月」  高田郁
「台所帖」  幸田文
「蹴りたい背中」  綿谷りさ
「年寄りはだまっとれ!?」  米谷ふみ子
「梅原猛の授業 道徳」  梅原猛
「あなたは欠けた月ではない」  光野桃
「ごはんよければすべてよし」  宮脇彩

常識を逸した目や耳を疑う稚拙な行動が問題になったり、
この国の将来を左右するような決定が、景気の回復を隠れ蓑に行われようとしている気配や、
未だに世界を揺すぶり続ける原発の後処理問題。
報道を読むたび、焦燥感だけがつのります。

施設にいる大正13年生まれの父もこの夏だいぶ弱くなりました。
戦争経験をした世代の人口が減り、記憶が遠くなる中で、
未経験の世代に全て託されゆく不安を、見舞いに行く度に考えるようになりました。
今月読んだ梅原猛さんの本は出身校である「洛南高等学校付属中学」(3年生)で行われた道徳の授業をそのまま一冊にまとめたものです。

哲学者の梅原さんの本は読みたいと思っていました。
久しぶりに付箋をつけて読みました。
道徳の教育が学校でも、家庭でもされていないという状況が、
いずれ招く将来を案じた上での授業でした。
「日本人全体の道徳心がマヒしている」2003年、10年前の本です。
umehara.jpg山本容子さんの装画が力強くて心ひかれました。(「よだかの星」)
今書店にある文庫は装丁が違うようです。
世の中に多くの本がある中で、道徳について書かれている本は数少ないと思います。
図書館だからこそ出会える本というのもあるものです。

「年寄りはだまっとれ!?」の米谷ふみ子さんの本も、
戦争を生きた世代の方の教えが多く書かれています。
若者よ!「もし貴方に想像力がないならば、武器を造らないことを誓い、戦争を起こすと、普通の生活がある家が、前の道が、戦場になることだけでも覚えておいてください」

「みをつくし料理帖 残月」高田郁さん、温めて読みました。
高野豆腐が食べたくなりました。
先月読んだ「銀二貫」は大阪が舞台のお話なので、
大阪に住む兄に送って、久しぶりに電話で話しました。
15離れた兄はクリスマスにいつも本を枕元に置いてくれるサンタさんでした。
本好きだった兄も「今はすっかり読めなくなった」と言っていました。

2013年8月 9日

2013年 7月に読んだ本

「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)」  大崎梢
「オケ老人!」  荒木源
「忘れがたい場所がある」  遠藤周作
「人間自身 考えることに終わりなく」  池田晶子
「銀二貫」  高田郁
「ふむふむ おしえて、お仕事!」  三浦しをん

高田郁さんの「銀二貫」がとてもとても良かったので、
一冊もとめて、手元に置いておきたいと思っています。

隣の駅の近くにあった本屋さんが、先月お店をしめてしまいました。
いつまでもそこにあると思っていた風景がなくなるというのは、
なんと哀しいことでしょう。
友人のお嬢さんに読んでほしいなあと思った本があって、
ここならあると思ったジュンク堂に行ってみて、絶版になっていたと知りました。
これだけはネットで買って、贈りものにさせていただきました。

tuta.jpg8月もゆっくりペースで読んでいます。
幸田文さんの本と出会って、感動し、じっくりと読んでいます。

京都の旅で撮った蔦の写真です。

2013年6月22日

取り寄せて買った本

umiwo.jpgNHKのニュースで知った「海を渡った故郷の味」は、
母国を離れて日本に暮らす難民の方の料理の本です。

もっと難民のことを料理を通じて知ってもらいたいと、
大学の学食に期間限定でこの本の料理から"難民メニュー"を提供することになったと紹介されていました。
働きかけをしたのはミャンマーの19歳の学生さんでした。

どうしてもこの本が欲しくなり、
近くの書店で取り寄せをして買いました。
読んでから知りましたが、この本の収益は日本に暮らす難民の支援活動に活用されるそうです。

母国の料理を作る時、その料理を囲んだ家族を思い出すものばかりなのでしょう。
そう思うと、実家で親戚や家族と囲んだ風景などを思い出し、
目新しい各国の料理もとても近く、温かいものに感じます。

多くの難民の方が、大切な人と食卓を囲む日が一日も早くくることを願ってやみません。

2013年6月18日

温め読み

miotukusi.jpgみをつくし料理帖の最新刊を買いました。
この前のお話の最後は号泣して終わっていたので、続きがとても気になっていました。

本を読むようになって、いろんな読み方を知りました。
読まずに温めておく、温め読み。
途中まで読んで置いておく、熟成読み。
何冊かを同時期から交互に読む、平行読み。
数年前まで、月に何冊も本を読むようになるなんて思わなかったです。

温めた後は、その本の為の時間を作って、気持をグッと入れて読みます。
その楽しみをとっておく温め時間は、とても幸せな時間です。

2013年7月 5日

2013年 6月に読んだ本

「モノレール猫」  加納朋子
「レインレイン・ボウ」  加納朋子
「クローバーレイン」  大崎梢
「ななつのこ」  加納朋子
「キミは知らない」  大崎梢
「ちょんまげぷりん」 荒木源  
「ちょんまげぷりん2」  荒木源
「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」  大崎梢
「旅屋おかえり」  原田マハ
「ワーカーズ・ダイジェスト」  津村記久子

今頃の季節は気持が静から動へ・・・?!
確か、去年もそうだったような気がします。
新しい事を始めたり、人と会う機会が増えています。

「クローバーレイン」がとても良くて、泣けました。
みをつくし料理帖の最新刊は、まだ温め中です。

2013年6月 3日

2013年 5月に読んだ本

「苦役列車」  西村賢太
「眺望絶佳」  中島京子
「94歳。寄りかからず。前向きに おおらかに」  吉沢久子
「背表紙は歌う」  大崎梢
「ゲゲゲの女房」  武良布枝
「夏のくじら」  大崎梢
「文学問答」  河野多恵子 山田詠美
「太陽のパスタ豆のスープ」  宮下奈都
「大金星」  水野敬也
「ラブコメ」  原田マハ みづき水脈
「おいしいごはん」  吉沢良太
「平台がおまちかね」  大崎梢
「姫君」  山田詠美

本を読み終わってから、ネットで感想を調べる事があります。
そうすると、すぐにA社から「おすすめ本」としてメールが送られてきて、
タハっと思います。

図書館で借りてるくせにですけど・・、
買う本はなるべく街の本屋さんで買っています。
書店毎の本の見せ方、並べ方とかポップの有無とか、
本好きさんには気になる所ではありませんか?

今月読んだ大崎梢さんの本は出版社の新米営業さんが主人公で、
書店が舞台のお話です。
本屋さんの厳しい現実や努力がわかって、もっと行かなくちゃと思いました。
新聞を読んでいると新刊が頻繁に紹介されていて、
その新刊や雑誌を並べ替えの作業を考えるだけでも、
想像しただけで、くたびれそうじゃありませんか?

「ラブコメ!」は作家の原田マハさんと漫画家のみづき水脈さんが、
自然農法でお米を育てるお話です。
なんにも予備知識がないところからのスタート、
農ガール、形からはいるところとか都会人の親近感がわいて笑えます。
お米だって、本だって、なんだって真面目に作って売るって大変なことですね。

本好きさんに「平台がおまちかね」「背表紙は歌う」(この順番)は、
A社じゃないけど、おすすめです!(笑)

2013年4月19日

映画 舟を編む

三浦しをんさんの「舟を編む」を観てきました。
文庫化される前に映像化されるのは早いなあって気がいつもするのですが、
気が遠くなるような辞書作りの作業、映像化されるとリアルに伝わってきて、
完成した時の喜びが劇場内にもあふれました。

好きを仕事にするって幸せなことなんだなあと感じました。
宮崎あおいさんの板前姿がよかったです。
funewo.jpg宮崎さんと言えば、CMのセリフがいいですよね。
フィンランド語だそうですよ。知っていました?

ドラマで放送されていた「まほろ駅前番外地」も渋谷ユーロスペースで上映されていました。
三浦しをんさん、有川浩さんの小説の映像化がバンバンと続いていますね。
本も映画もいいものですねえ。

2013年5月 2日

2013年 4月に読んだ本

「ドリームタイム」  田口ランディ
「人生をいじくり回してはいけない」  水木しげる
「猛スピードで母は」  長嶋有
「明日の話はしない」  永嶋恵美
「ジャージの二人」  長嶋有
「眉山」  さだまさし
「しあわせのねだん」  角田光子
「きのうの神さま」  西川美和
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」  村上春樹
「その日東京駅五時二十五分発」  西川美和
「桐畑家の縁談」  中島京子
「虚像の道化師」  東野圭吾
「禁断の魔術」  東野圭吾
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」  東野圭吾
「ゆれる」  西川美和

ドラマの「ゲゲゲの女房」は観ていなかったのですが、
水木しげるさんの本が面白いなあと思いました。
子どもの頃、漫画が怖かったなあ。兄が揃えていました。
こんなに楽しいお人柄だとは知りませんでした。

4月に話題になった村上春樹さんの新刊も読んでみました。

中島京子さんの小説を読んでいると音読したくなるんですよね。
リズム感かしら、不思議に思っています。

さて、この葉っぱは何の葉っぱかわかりますか?
fukujyusou.jpgいつも気軽に話しかけてくださるご近所さんが、春のお庭を紹介してくださいました。
今年は柚子の花が早いそうで、とてもいい香りでした。
オタマジャクシも久しぶりにみました。
そして、この葉っぱは福寿草の葉です。
花はよく知っているけれど、葉はちょっと人参の葉に似ていますね。
福寿草の花言葉は幸福、
久しくしていないけれど押し花(葉)にしてみようと思います。

春の木々の様子や、気配、
日頃まわりには見ていても、見えていないものたくさんありますね。
たまにでも、そういうものに意識を向けてみていると、
現実に起こっているいることなんて、なるようになる事の一部分のような気がしてきます。
水木しげるさんの影響がありそうです。

2013年4月 1日

2013年 3月に読んだ本

「ツ、イ、ラ、ク」  姫野カオルコ
「たったひとつのプレゼント」  藤沢さとみ
「晴天の迷いクジラ」  窪美澄
「普通じゃない」  原田マハ
「冠・婚・葬・祭」  中島京子
「蟋蟀」  栗田有起
「プラチナデーター」  東野圭吾
「美味礼賛」  海老沢 泰久
「TOUR1989」  中島京子
「タンノイのエジンバラ」  長嶋有
「クラウドクラスターを愛する方法」  窪美澄
「生きるぼくら」  原田マハ
「後ろ向きで歩こう」  大道珠貴

まるみさんご推薦のアサイーのお陰で、最近目の疲れが少なくなりました。
目の疲れからくる頭痛も減った気がしています。

ドラマの「ビブリア古書堂の事件帖」が終わってしまいました。
視聴率があまりよくなかったとか、
主人公のイメージが本と違うという評価がありましたが、
私は毎回楽しみにしていて、剛力彩芽ちゃんが良かったなあと思っているんですよ。
原作を読んでいないので先入観はありませんでしたけど、
本の面白さを語る時の笑顔、本の魅力を再認識しました。

ドラマで何度か出て来た「想像してみてください」のセリフ。
想像するというゆとりが日頃少なくなりましたが、
認知が出来にいくくなった方の行動や会話の内容をしっかりと聞いて、
その理由を想像することはとても重要と仕事の中で感じています。
だからなおのこと、ドラマの中でみんなが立ち止まって想像し意見を述べ合うシーンはよかったなあ。
コミュニケーションや生活を豊かにする上で想像する事、言葉にする事、大切ですね。

今日は久しぶりに良いお天気でした。
お友達と3人で公園の近くでお昼を食べて、お散歩をしました。
jyouhoku.jpg散りゆく桜を見ながらおしゃべりをして、楽しいひと時を過ごしました。

2013年3月 1日

2013年 2月に読んだ本

「生きるコント」  大宮エリー
「雪と珊瑚と」  梨木香歩
「もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら」  工藤美代子
「向日葵の咲かない夏」  道尾秀介
「片目を失って見えてきたもの」  ピーコ
「そして生活はつづく」  星野源
「でーれーガール」  原田マハ
「きずな」時代小説親子情話 細谷正充編 
           (宮部みゆき、池波正太郎、高田郁、山本周五郎、平山弓枝)
「一分間だけ」  原田マハ
「小さいおうち」  中島京子

ドラマのビブリア古書堂の事件帖が放送され、
題材に取り上げられた本が売れているそうですね。
私も観ています。
古書という領域は詳しくないけれど、
本の楽しみ方にもいろいろあるのだなと思います。

今月は眼精疲労と戦いながら(戦わなくてもいいのに(笑))、10冊読みました。
「みをつくし料理帖」を職場に人に貸し出したら、
お礼に「きずな」という5人の作家さんが書いた時代小説の本をプレゼントしてくれました。
発表されていなかった高田郁さんの短編が載っていました。
粋な時代小説が好きな方のする事は、さすがだなと感心してしまいました。
5話とも、とてもいいお話でした。

原田マハさん、よかったです。
「一分間だけ」は犬を飼っていない人だって、どうしたって泣けちゃうお話です。

「小さいおうち」は初めての中島京子さんの小説でした。
私と同じ年のお生まれで驚きました。
昭和初期を生きた女性の生き方、暮らしを丁寧にリアルに描いたお話です。
ストーリーは違うけれど、私は夏目漱石の「こころ」をふと思い出しました。
映画にもなるそうで、キャストも気になりますが、
私にとっては読書のよさをしみじみ感じた作品です。

2013年1月15日

300人待って

funewoamu.jpg賞をとった後に、図書館で予約をしたら、
300人待ちでした。
やっと順番が回ってきました。
この本1冊だけという訳じゃないんでしょうけど、
「まだかな〜」と待つ楽しさもありました。

まじめに辞書を作る話っていう題材がいいですね。
それに加えて味のある登場人物や、日本語の言葉の豊かさとか、
辞書を作るという作業の奥深さが、面白いなあと思いました。
もっと読みたいと思う部分がいくつかありました。
そこを想像させる所がいい本なのかもしれませんね。
春には映画にもなりますが、最近は文庫化される前に映画になるって少し早すぎて勿体ない気がします。
もっと本の裾野を広げてから映像化してほしいなあ。
映画は映画で楽しみだし、いいですけれどね。

いろんな人に次々読まれて、図書館の本は幸せですね。

2013年2月 4日

2013年 1月に読んだ本

「自分のはたらき」 西村 佳哲 
「ふがいない僕は空を見た」  窪 美澄
「星間生じ株式会社社史編纂室」  三浦しをん
「あれから」  矢口敦子
「介護びっくり日記」  高口光子
「こちらの事情」  森浩美
「舟を編む」  三浦しをん
「まほろ駅前番外地」  三浦しをん
「天上の白い笑み」  桐生典子
「月と蟹」  道尾秀介
「憂鬱なハスビーン」  朝比奈あすか

いつも隣の区の図書館に行っていました。
ずいぶん前に作った練馬区のカードも作り直しが必要なので、休みの日に行ってみました。
蔵書数も多く、ちょっと興奮してしまいました。
ついでに来るという方向ではないのですが、時々使ってみようと思います。
貸し出し期間も一週間長く、貸し出しもセルフでできたり、
図書館も場所が違えばシステムが違うものですね。

まるみさんに教えて頂いた「雪と珊瑚と」は予約が入っていて、
やっと手元に届きました。
今月読んでみます!
窪 美澄さんの本、引き込まれて読みました。
2冊予約も入れてみました。

2013年1月 7日

2012年12月に読んだ本

「まほろ駅前便利軒」  三浦しをん
「誰かが足りない」  宮下奈緒
「窓の向こうのガーシュウィン」  宮下奈緒

師走はやはり何かと用事もあったり、
ちょっと体調を崩したりで、3冊だけでした。
「まほろ・・」は映画にもなって、娘が観てきて面白かったと言っていたので、
お正月にDVDを借りてきて観ました。
続編の小説も今月は読もうと思っています。
ドラマにもなるそうですね。楽しみです!

2012年はトータルで148冊読みました。
2.5日に1冊ですから、我ながら驚きです。
柏の行き来の電車が一番の読書の場です。
お陰さまで父も元気で、元旦には兄家族と会いました。

最近さすがに目が疲れます(悲)、今年はこんなに読めないでしょう。

2012年11月27日

丁寧を武器にする

「丁寧を武器にする なぜ小山ロールは1日1600本売れるのか?」
兵庫の「パティシエ エス コヤマ」の小山進さんの本です。
teinei.jpg   「丁寧」が武器になるほど、心をこめて、力を注ごう。
   
   「丁寧な力」は、必ず自分を助けてくれる。


「丁寧だね」は褒め言葉ですが、
度を越すと「細かい過ぎる」と逆の意味を含めて使われる時もありますよね。
細かいことにこだわらない方がカッコよく言われる時代もありました。
今はちょっと違ってきているなと感じます。
「足りている時代」をどう生きるか?
なるほどと思う仕事哲学、仕事を大切にする人は人も大切にしますね。
丁寧な仕事ができる人を育てる、その部分が興味深かったです。

仕事ではやる事がいっぱいあって、
頭マッシロになって、ありゃりゃどうしましょ!と思う時もありますけど、
そんな時こそ深呼吸して丁寧に目の前の仕事を一つ一つを終わらせていると、
急いで処理するよりミスは少ないです。
自分を誤摩化さずにすみますしね。気持いいです。
急がば回れだなあと(笑)
なかなかいつもとはいきませんけどね。
「丁寧」、キーワードです。

2012年11月20日

今週は

takaguchi.jpg職場の同僚がこの高口さんの講習会に行ってきて、
「とても良かった」と本を貸してくれました。
うちの職場で一番の働き者の彼女は在宅、通所、入所と掛け持ちで働いている超ベテランさんです。

介護を仕事として働く人達の悩みやご家族の葛藤、ご本人の気持、
私たちの泣かせどころが満載です。
笑いあり、涙ありで心に残しておきたい言葉がたくさんありました。

先日の日曜日は報告発表会がありました。
多くの現場の取り組みに気づきがたくさんありました。
今度の日曜は研修です。
そして、明日の仕事帰りに映画「任侠ヘルパー」を観に行こうと思っています。
何人か観に行って「笑いどころが他の人と違ったよ〜」と言っていました。
この仕事をしているからこそって所、ありそうだなあ。
みんなの感想は良かったという声が多いので、ドラマとの違いも楽しみです。
今週は勉強週間です!

日々同じ仕事の中にも常に疑問を持って、
新しい考えも取り入れていかないといけないなあと思います。

2012年12月 3日

2012年 11月に読んだ本

「妊娠カレンダー」  小川洋子
「変身」  カフカ
「ゆずゆずり」  東直子
「母のレシピノートから」  伊藤まさこ
「みおつくし献立帖」  高田郁
「徒然草・方丈記(少年少女古典文学館) 」  嵐山光三郎 三木卓
「認知症びっくり日記」  高口光子
「丁寧を武器にする」  小山進
「その向こう側」  野中柊

11月は図書館にあまり行けませんでした。
いろんなジャンルの本を読みましたが、
「徒然草・方丈記」勉強の為じゃなく読んでみるのは、とても面白いものでした。

2012年10月15日

今読んでいる本

snoopy2012.jpg子どもの頃「オバQ」を読んでゲラゲラ笑っていた私には、
スヌーピーの笑いはよくわからなかったのです。
キャラクターが可愛くて本を買ってもらったものの、
どのポイントで笑えるのか?とても難解でした。

今この本を読んでよくわかったのは、大人の為のマンガだったんですね。
こうして解説付きで読んでみると、哲学かなと思います。深いです。
翻訳を谷川俊太郎さんが手がけていたという事を初めて知りました。
的確で短いセリフの言い回し、絶妙です。
このお2人の対談がまた良いのです。

図書館では、新しい人気の本はだいたい出払っていますが、
新しくなくてもこういう本と出会えるのは図書館の楽しみの一つです。

2012年11月 8日

2012年 10月に読んだ本

「花散らしの雨 みをつくし料理帖」  高田郁
「想い雲 みをつくし料理帖」  高田郁
「今朝の春 みをつくし料理帖」  高田郁
「あの人の食器棚」  伊藤まさこ
「佐藤可士和の超整理術」  佐藤可士和
「小夜しぐれ みをつくし料理帖」  高田郁
「心星ひとつ みをつくし料理帖」  高田郁
「夏天の虹 みをつくし料理帖」  高田郁
「誰だって ちょっとおちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵」  河合隼雄+谷川俊太郎
「快適生活のススメ」  山崎えり子
「SOSの猿」  伊坂幸太郎
「中年からのメイクで元気」  かづきれいこ
「人と人をつなぐ料理 食で地方はよみがえる」  奥田政行
「マリアビートル」  伊坂幸太郎
「知恵のある 和の家 和の食 和の暮らし」  魚柄仁之助
「今がいちばんいい時よ」  ターシャ・デューダー
「頼むから、ほっといてくれ」  桂望美

2012年10月 2日

みをつくし料理帖

miwotukkusi.jpg先週放送された「みをつくし料理帖」がとても面白かったので、
本を今読んでいます。
久しぶりの時代小説です。

2012年10月 4日

2012年 9月に読んだ本

「温室デイズ」  瀬尾まいこ
「経験を盗め」  糸井重里
「成りあがり」  矢沢永吉
「はたらきたい」  ほぼ日刊イトイ新聞
「私たちには物語がある」  角田光代
「仙台ぐらし」  伊坂幸太郎
「あるキング」  伊坂幸太郎
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」  鴨志田穣
「くじけないで」  柴田トヨ
「母に歌う子守唄 わたしの介護日誌」  落合恵子
「パラレル」  長嶋有
「幸せなるかな本を読む人」  長田弘
「3652」  伊坂幸太郎
「ぼくが愛したゴウスト」  打海文三
「妄想気分」  小川洋子
「山椒魚」  井伏鱒二
「八朔の雪 みをつくし料理帖」  高田郁

2012年8月17日

コリコリ

korikori2.jpg暑さの疲れが出たのか?首から肩にかけてコリコリです。
一度バランスをくずすと運動や睡眠や休養だけでは、
なかなかとれにくくなっているようです。
日常的な予防とか体調を整えるには良い本を買いました。

心と体は持ちつ持たれつ、
ちょっと笑っちゃう事も必要ですよね。
フラのお姉さん、素敵でしょ?

2012年8月 8日

早く返さなきゃ

13sainido.jpg図書館には「ヤングコーナー」という、
中高生むきなんだけど、パッとしない(スミマセン)コーナーがあります。
へぇー、この人が子ども向けに書いた本があるんだ〜と、
意外な作家さんの作品があったりして、大人にはちょっとお宝探しな場所でもあります。

吉本隆明さんが書かれたこの本があまりにも素晴らしいと思ったので、
すぐに返さなくちゃいけないと2日で返却しました。
だって夏休みですものね。
手に取ってくれる子どもや大人がいて欲しいと願います。
社会に出る前に一読しておくといい・・・、
そんな風に感じるいずれ芽がむくむくと出てきそうな種が含まれています。

吉本隆明さんの本はずっと難しいと思っていました。
とても優しい方なんだなと、子ども扱いせず接する目線、分かりやすい文章で思いました。
家族を愛している小説を多く書いている娘のばななさん、
家庭での父親としての隆明さんが想像できる気が少しだけしました。

2012年9月 3日

2012年8月に読んだ本

「うたの心に生きた人々」  茨木のり子
「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」  石垣りん
「15歳の寺子屋 ペンギンの教え」  小菅正夫
「食といのち」  辰巳芳子
「13歳からのいのちの授業」 小澤竹俊
「13歳は二度あるか「現在を生きる自分」を考える 」吉本隆明
「「ほどよい不便」がいちばん幸せ」  二部治身
「一本の茎の上に」  茨城のり子
「吉沢久子の簡素生活」  吉沢久子
「奇蹟のりんご」
「すべては宇宙の采配」  木村秋則
「女のからだの「痛み」と「コリ」がとれる本」  有吉与志恵
「大和なでしこ整体読本」  三枝誠
「知っているようで知らない ものの順序」  ことば探偵団
「本の話をしよう」  長田弘+江國香織 池田香代子 里中満智子 落合恵子
「まどさん」  阪田寛夫
「あつあつを召し上がれ」  小川糸
「あしたの私のつくり方」  真戸香

2012年8月 4日

2012年 7月に読んだ本

「天国の本屋」 松久淳+田中渉
「動物学科空手部1年高田トモ」  片川優子
「殴る女」  萩野アンナ
「15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ」  益川敏英
「クレヨンハウス物語」  落合恵子
「寄りかからず」  茨木のり子
「夜の太鼓」  石垣りん
「夏から夏へ」  佐藤多佳子
「午後の居場所で」  落合恵子

このところ体調がイマイチなので、
8月は少しセーブして、本もたくさん読めるといいなと思います。

「クレヨンハウス物語」、どういう想いで作られたのか?
1976年から3世代に渡って訪れる人がいる程、長く愛されている理由もよくわかりました。
落合恵子さんの文章を読むと、
女性の本の専門店ミズ・クレヨンハウスに行きたくなります。
クレヨンハウスといえば絵本、いい絵本は大人も引きつけます。
読みたい本にたくさん出会えそうです。

2012年6月23日

これは買いでしょう

sanpotatujin.jpg練馬周辺でこの本を見たら、
「へー」と思って、悩んだあげく買わなかったかもしれません。

柏の駅のキオスクで発見。
この駅名の文字に安らぎのような気持ちを感じるのは、
住んでいる街がもうふるさとなのだなと思いました。

ちょっとした再発見もあって、職場での話題に使えそうです。
買ってよかったです。

2012年7月 2日

2012年 6月に読んだ本

「アントキノイノチ」  さだまさし
「風待ちのひと」  伊吹有喜
「おしゃべりなごちそう」  堀井和子
「私の中に答えはあるか」 内田春菊
「ごはんのことばかり100話ちょっと」 よしもとばなな
「ジョナさん」  片川優子
「平等ゲーム」  桂望実
「精神科医ミツルの妄想気分」  香山リカ
「Run!Run!Run!」  桂望実

今月は9冊でした。
読みかけてやめた本も何冊かあって、
やっぱり女性が書いた文章の方が好きなのかもと思います。

片山優子さんのこの作品は現役高校生2年の時に書いたものだそうです。
素晴らしい!

2012年5月12日

絶望の国の幸せな若者たち

就職も贅沢を言わなければ困らない時代でした。
就職した翌々年には「新人類」という言葉ができて、
理解しがたい世代と言われたものです。
若者世代への批判は今に始まった事じゃありませんね。

バブル景気で、たぶんいい思いもしたんだと思います。
嫌なこともあったと思うけれど、
今では理解しがたい常識も身を置いていれば当たり前の事でした。
過去に戻りたいか?と言われたら、そうは思いません。
良いことも悪いことも必要のないものは置いてきたり変化して、今があると思います。

zetubou.jpg「絶望の国の幸せな若者たち」(古市憲寿 著)を1月に図書館で予約して、
やっと読むことができました。
絶望の国の幸せな若者たちになるであろう子の母親としては、
若者たちが幸せに過ごすことを自分の未来のことよりも重要に思い、望むことです。

職場に来る研修の学生さんや、ヨガで一緒の女の子や、お店で出会う若い世代は、
みんな私の同じ頃より、ずっと真面目でしっかりしていて礼儀正しいです。
人間が弱くなったとか、経済や諸々、下山なんて言われていますが、
子を育てる女としての目線から言えば、過去の強さのほうが怖いです。
人はずっと自由で良くなっている。弱くてもいいんじゃないか?
なんとなくそう思っていたけれど、身近な幸せ、それでいいのか?という疑問もありました。
少しだけ今を見直し、希望を持つことができました。

2012年6月 4日

2012年 5月に読んだ本

「働く女」  群ようこ
「四月になれば彼女は」  川上健一
「誰かと暮らすということ」  伊藤たかみ
「絶望の国の幸せな若者たち」  古市憲寿
「佐藤初女さん、こころのメッセージ」  小原田泰久
「八月の路上に捨てる」  伊藤たかみ
「私の中の男の子」  山崎ナオコーラ
「発酵レストラン」  小泉武夫
「夢を与える」  綿谷りさ
「「いのち」を養う食」  佐藤初女
「毎日をハッピーに変える3分間ヨガ―オフィスでもお部屋でも体とこころのお悩み解決」  内藤景代
「明日この手を放しても」  桂望実


今月は娘が『ONE PIECE』をお友達から借りてきて、
一緒に読みました。
やっぱり泣けますね〜。

2012年5月 3日

2012年 4月に読んだ本

「下山の思想」  五木寛之
「かもめ食堂」  群ようこ
「A2Z 」  山田詠美
「ジェントルマン」  山田詠美
「パスタマシーンの幽霊」  川上弘美
「飢え」  群ようこ
「モサ」  山崎ナオコーラ
「陰日向に咲く」  劇団ひとり
「指先からソーダ」  山崎ナオコーラ
「マグネット」  山田詠美
「男と点と線」  山崎ナオコーラ
「人のセックスを笑うな」  山崎ナオコーラ
「古道具 中野商店」  川上弘美

かもめ食堂は映画をみましたけど、
小説を読んで、また良さがわかりました。

2012年4月 2日

2012年 3月に読んだ本

「ここに消えない会話がある」  山崎ナオコーラ
「人質の朗読会」  小川洋子
「すいかの匂い」  江國香織
「論理と感性は相反しない」  山崎ナオコーラ
「対岸の家事」  南伸坊
「サウスポイント」  よしもとばなな
「何も持たずに存在するということ」  角田光代
「パーマネント野ばら」  西原理恵子
「知ることより考えること」  池田晶子
「時を刻む砂の最後のひとつぶ」  小手鞠るい
「ロック母」  角田光代
「いま聞きたい いま話したい」  瀬戸内寂聴 山田詠美
「日本の作家15人による ものがたりのお菓子箱」 

churippu20121.jpg13冊読みました。
「パーマネント野ばら」はマンガですが、図書館にありましたし、
一冊に加えようと思います。
この中に長年連れ添った夫婦、ご主人を見送るシーンがあります。
ご主人が倒れ、虫の息であることを見つけた奥さんは見て見ぬ振りをしてそっと家を出ます。
その事を友人に伝えると「救急車を呼ばなきゃ」と周りは大騒ぎ。
でも「今日は晴れのいい天気だから、このまま逝かせてあげたい」と奥さんは言うのです。
今、胃ろうの問題や延命についてよく議論されています。
私は自分の経験もあって、このシーンは心に残りました。

「ここに消えない会話がある」には、残しておきたい言葉がたくさんありました。
メモに残しています。

「日本の作家15人による ものがたりのお菓子箱」お菓子箱という企画とかわいらしい装丁は、きっと若い読者に手に取ってほしいと願った本だと思います。
谷崎 潤一郎、有島 武郎、小川 未明、中原 中也、梶井 基次郎、川端 康成、三島 由紀夫、星 新一、中島 敦、井伏 鱒二、伊丹 十三、吉行 淳之介、深沢 七郎、萩原 朔太郎、小川 洋子という方々の書かれたものがたりが綴られています。
今から90年以上も前に書かれた文章を筆頭に、まったく古くない登場人物が生き生きと描かれています。
川端康成さんの「片腕」の文章、素晴らしかったです。
「古都」しか読んだことがありせんでした。こんな短編もあったのですね。
教科書の「山椒魚」しか知らなかった井伏鱒二さんの「白毛」も大変面白く読みました。
古い本は読みにくいと思っていましたけど、そんなことはないんですね。
昭和の文豪の文章に触れる事の出来る、感動と驚きのつまったいい本だなと思いました。

「知るより考えること」今は欲すれば情報はすぐに手に入る時代ですが、
知るということ、思うということ、感じるということと「考える」はまったく違うんだなと思いました。
私が普段考えてると思っていたことも、実は思っているだけだったんです。
「考え」なくちゃいけません。

今年のチューリップが咲きました。
赤と白、日本の国旗みたいですね。
これから別の種類も咲いてくると思います。
楽しみです!

2012年3月 3日

2012年 2月に読んだ本

「老話力」  梶原しげる
「夜中にジャムを煮る」 平松洋子 
「この女」  森絵都
「浮世でランチ」  山崎ナオコーラ
「異国のおじさんを伴う」  森絵都
「人は、永遠に輝く星にはなれない」 山田宗樹
「カツラ美容室別室」  山崎ナオコーラ
「ラン」  森絵都
「ひなた弁当」  山本甲士
「幸福ロケット」  山本幸久
「この世は二人組ではできあがらない」  山崎ナオコーラ
「三月の招待状」  角田光代
「わたしのはたらき」  西村佳哲
「台所で元気になる」  山本ふみこ
「チーズと塩と豆と」  角田光代 井上荒野 森絵都 江國香織

今月は15冊読みました。

森絵都さんの「この女」は凄いと思いました。
読み終わって脱力でした。

山崎ナオコーラさんがとてもよかったんだなあ、知らなかったなあと思っています。
とくに大きな事は何もおこらない日常のストーリーですが、
はっとする言葉の力を感じます。


これから急速に高齢化社会になる日本、
英語を使うより、お年寄りと上手く話す「老話力」のほうが使う機会が多いはず、
とはじめの言葉にあった「老話力」の本。
確かに。面白いなあと思いました。

久しぶりに大きな本屋さんに行きました。
本屋さんも工夫しているところは本が魅力的に見え、居心地が違います。
見せ方が違うんですね。

hataraki.jpg自分の為に欲しいなと思った本「わたしのはたらき」を買いました。
久々の購入です(笑)

2012年2月 2日

2012年 1月に読んだ本

「暮らしの哲学」 池田晶子
「シンデレラ症候群」 栗本薫
「聖者は海へ還る」 山田宗樹
「愚か者の哲学」  竹田 青嗣
「一升桝の度量」 池波正太郎
「本の運命」  井上ひさし
「猫を抱いて象と泳ぐ」  小川洋子
「天国はまだ遠く」  瀬尾まいこ
「草を褥に―小説牧野富太郎」 大原富枝
「ランチブッフェ」 山田宗樹
「勝間さん、努力で幸せになれますか」  勝間和代 香山リカ
「幸せな食卓」  瀬尾まいこ
「直線の死角」 山田宗樹

13冊読みました。

哲学の本も2冊読みました。
どちらも入門として読みやすい本でした。
世の中は変わっても普遍的な考え、奥が深いです。

植物学者の牧野富太郎さんの記念館が練馬の大泉にあるのです。
ずっと行ってみたいと思っています。

小川洋子さん、よかったです。
やっぱり好きだなあと思いました。

2012年1月 6日

2011年の読書

昨年2011年は61冊読みました。
図書館を利用するようになって、読んでみようかなという本の幅が広がりました。
ただ新刊を待つことをしなかったので比較的古い本が多かったです。
今年は予約を入れて話題の新刊を読むようにしたいと思います。
まずは五木寛之さんの本を読みたいと思っています。

2011年12月に読んだ本は、
「日曜農園」 松井雪子
「いつか王子駅で」 堀江 敏幸
「心のささえに」 大橋歩
「幸福村」 津村 節子
「嫌われ松子の一生ー上ー」 山田宗樹
「嫌われ松子の一生ー下ー」 山田宗樹
「ゴールデンタイムー続・嫌われ松子の一生」 山田宗樹
「天使の代理人ー上ー」 山田宗樹
「天使の代理人ー下ー」 山田宗樹

「嫌われ松子の一生」がこんなにいい本だと思っていませんでした。
すっかり山田宗樹さんの本にはまっています。

人から嫌われる事とか、他人の怒りとか、弱さとかといった、
認められない存在や、人間の嫌な部分についてよく考えるようになりました。
人が認めてくれなくても自分のやり方を貫き続ける。
それは多少社会にとってダメな存在でも、
その人にとって幸せなことだなあと思える場合もあるという事です。
人の目を気にして無難な時間を過ごすより、
うまくいかないことがあったとしても、
自分でよかったと納得できる一日一日を過ごすこと、
そういう事に集中するって気持ちがいいことかもしれない。
例え周りが敵だらけになったり、孤独になったとしても、
それに打ち勝てるくらい自分にとって大切な習慣を身につけたいと最近読んだ本から感じています。

アラン『幸福論』から
 「遠くを見よ」
 「社会は、なにも要求しない人には、なにひとつあたえない。
  ここで要求するというのは、たえずつづけて要求することの意味だ。」

今年もまた家事もせず(笑)活字を読む時間を作りたいと思います。

2011年12月 1日

2011年 11月に読んだ本

201111hon.jpg立川談志さんがお亡くなりになって、
お弟子さん、みなさんで師匠の逸話を話しながら、
「寝ずの番」をされているのかしらと思い、
この本を1冊だけ読みました。

好きなように生きて、破天荒と言われても、
亡くなった後も人を笑わせる事ができるというのは、
理想かもしれないなと思います。

らもさんの文章は電車で読んでいても吹き出しそうになる程でした。
よかったです。
「寝ずの番」 中島らも

2011年11月22日

2011年 10月に読んだ本

「母ーオモニ」姜 尚中 
「マスカレードホテル」 東野圭吾

10月は2冊しか読んでいないのです。
しかも、今月は今のとこ、ゼロ!
読書の秋なのに、読書欲が湧かないのです。
柏の行き来の電車タイムも、何故か爆睡(笑)

rensai.jpgいよいよ始まりました。
待っていた新聞連載。
読みたい本がみつかるまで、こんな感じで過ごします。
皆さんは本読んでいますか?

2011年10月 5日

2011年 9月に読んだ本

「燃えよ剣 ー上ー」 司馬遼太郎
「燃えよ剣 ー下ー」 司馬遼太郎
「食に知恵あり」 小泉武夫
「あきらめない」 鎌田實
「それでもやっぱり がんばらない」 鎌田實

冷たい雨が降ってきました。
今日はお休みなんです。
晴耕雨読といければ、いいですねえ。

職場で「同性介助」の話がでました。
みなさんがお年をとったら、同性に介助してほしいですか?
鎌田さんの目指す医療の姿から、これからの介護への要望と実際を考えてみたりしました。
医療や介護の常識、それは常識なのか?それとも単なる習慣的なあきらめなのか?
一つのクレームの中に、角度を変えて考えてみるべき事があるのだなあと思います。
今、読んでみてよかったと思っています。

2011年9月 6日

2011年 8月に読んだ本

「聖女の救済」 東野圭吾
「こころ」 夏目漱石
「この世で一番大事なカネの話」 西原
「北浦のおなご みすゞ哀歌」 河﨑久子 
「ポストライムの舟」津村記久子
「森に眠る魚」 角田光代
「どちらかが彼女を殺した」 東野圭吾
「悪意」 東野圭吾
「あ・うん」 向田邦子
「熱帯魚」 吉田修一

201108hon.jpg8月は向田邦子さんのドラマ「胡桃の部屋」を見ていました。
家族の物語を多く描く向田さんの本やドラマが、再び取り上げられる事が多くなりました。
セリフには出さない心情を動きや物で表現し、見る人に想像させる脚色、
すごいなあと思いながら見ていました。
終わってしまって、ますます見たいと思うドラマがなくなっちゃいました。

「この世で一番大事なカネの話」は、
西原さんが女の視点から世間に!真っ向からどうだ!と描いた、
切なくて、強くて、大切なお話でした。
西原さんの映画も本も本音で勝負ですね。
向田さんの時代は女が言いたい事をポンポンと口に出して言える時代ではありませんでした。
だから脚本や演出で感情を表されていたのですね。
口にでかかった言葉を飲み込むシーン、ドラマの中でも多かったです。

向田さん、西原さん、どちらの描く本音も家族像も心に響きます。

女の本音は怖いけど、本音をかくしてつき合う事も怖いです。
「森に眠る魚」は、ママ友のそういう怖さと危うさの小説でした。
女って、忘れない、覚えている生き物なんですね。
・・・、最近、物忘れはよくしているんですけどね(笑)

2011年8月 3日

2011年 7月に読んだ本

「真夏の方程式」 東野圭吾さん
「ダイヤモンドダスト」 南木佳士さん
「卒業」 東野圭吾さん
「眠りの森」 東野圭吾さん
「ほかならぬ人へ」 白石一文さん
「学問」 山田詠美さん
「あらしのよるに」 きむらゆういちさん
「乳と卵」 川上未映子さん
「夢をかなえるゾウ」 水野敬也さん
「白河夜船」 吉本ばななさん
「時が滲む朝」 楊 逸さん

11冊読みました。
何も書かれていないまっさらな所に、
それぞれの想いをのせていって、描くように作り上げる小説という作品。
使うのは文字、言葉だけで・・・。
本当に不思議で深い世界です。

こちらの本は文庫を買って娘に渡しました。
yuemwokanaeru.jpg親からの本なんて、今はなかなか手が出ないかもしれないけれど、
いつか読んでみたら、世の中結構単純なんだなと気持ちが楽になるかもしれないと思って渡しました。

でも、その単純が難しい事なんですけどね。
大切なこと程、実は簡単でそれに気づくか、気づかず過ごすか?
続けられるか?られないか?
ただ心にとどめておくだけでも、いいヒントをくれる本だと思います。

2011年7月 3日

2011年 6月に読んだ本

「阿弥陀堂だより」 南木佳士さん
アーユルヴェーダの本 4冊
  (「インドの生命科学 アーユルヴェーダ」 上馬場和夫さん、西川眞知子さん
   「緑の島・スリランカのアーユルヴェーダ」 岩瀬幸代さん
   「癒しのアーユルヴェーダ」 佐々木薫さん
   「本当の自分を取りもどす アーユルヴェーダ」 ジュディス・H・モリスン)
「愛しの座敷わらし」 荻原 浩さん
「静人日記」 天童荒太さん

まるみさんに教えて頂いた「静人日記」は、先月読んだ「悼む人」の続編となります。
日記形式の小説は何冊か読んだことがありますが、
毎日の短い日記の中に、人の生き様が伝わってきます。
いくつもの小説を読み続けていくようです。
これだけの亡くなった方を悼む物語を書き続ける・・・、
どれだけの年月をかけた作品なのだろうとあとがきを読んでみると、
3年かかったそうです。

悼みを続ける旅をする静人を支えてくれる女性が何人か出てきます。
女性の心理描写もとても際立っています。
旅をする静人に亡くなった弟さんを重ね合わせて、声を書けてくれた女性のお話が好きです。

死者何名。
数字は数字でしかありませんが、
その人を取り巻くさまざまな形の愛の物語が報道の裏側にあるのです。
震災の後の今は、より深く考えさせられます。
後で知りましたが、著者の天童荒太さんが被災地を訪れる放送があったそうです。
とても心の優しい方だと思います。

「愛しの座敷わらし」は、朝日新聞で連載していた時から興味があったので、
まとめて読めて良かったです。

「阿弥陀堂だより」は、BSで映画を放送した時に前半まで観て、用事ができてしまいました。
空気の綺麗さまでが伝わる画像と、
寺尾聡さんと樋口可南子さんが2人で食べる食卓がとても美味しそうで印象に残っています。
本もとても良かったので、南木佳士さんの本は今月もう一冊読みたいと思っています。

7月はまず最初、東野圭吾さんの新作から読みます!

2011年6月 6日

2011年 5月に読んだ本

「飢餓海峡 ー下」 水上 勉さん
「八日目の蝉」 角田 光代さん
「悼む人」 天童 荒太さん
「プリンセス トヨトミ」 万城目 学さん
「包帯クラブ」 天童 荒太さん

映画の「包帯クラブ」がとても好きで、
HDDに私が唯一キープしている映画です。
「悼む人」を読んだ後、「包帯クラブ」の小説を読んでみると、
映画の意味もまた違ったものに感じられました。

人の傷を自分の傷のように感じたり、
想像力を働かせ相手を気遣う事は、
震災の後、みんなが思っている事だと思います。

「悼む人」、今だからこそ胸に響く一節がたくさんありました。
そして・・・・。

ayuru.jpg昨日のヨガの教室で、
先生にアーユルヴェーダの本をお借りしました。
先生は4冊も用意してくださっていました。
どれかが選べず、4冊全部お借りしてしまいました。
今週は時間を作って、勉強したいと思っています。

2011年5月 1日

2011年 4月に読んだ本

5gatsuhon.jpg先月から日曜の朝、ヨガに通い始めましたが、
教室の近くに板橋区の図書館があって、
急速に図書館が好きになりました。
行動範囲外の図書館へはあまり行く気持ちになれなかったのですが、ついでだし♪
日曜の図書館、いい感じです。

今月読んだ本には「おむすび」が何度か登場しました。
小説の中のおむすびは、人と人が気を許し合い、語り合う場面の演出に出てきました。

お互いに少し興味を持ち始めた2人、女の子が作ってきたおむすび、
『膝に置かれた包みをぼんやりとみていた係長は、ゆっくりと包みを開いた。
大きなおむすびが三つ、転がりだす。
一つを手にした係長は、ようやく頑なだった表情をゆるめ、口に運んだ。
「・・・・ありがとう。すまないね、気を遣わせて」
「いえ、こんな事ぐらいしかできませんけれど。元気を出していただければ」』
ー「刻まれない街」第一章第五分館だより より」
ここはおむすびでなければ、という絶妙なシーンだと思いました。

おむすびの「むす」は「苔むす」と使うように、
もともとは「成る」の意味があるそうです。
「び」は霊のこと、米の中の命をひとかたまりにして旅にでる人にさしだす。
そういう食べ物のなのですね。
佐藤初女さんの「おむすびの祈り」を思い出しました。

「大河の一滴」を先日本屋さんで見かけたら、
「平成の名著」という帯がついていました。
弱い自分も含めて自分を知る、マイナス思考からの出発は、
強くがんばる時代を過ぎて、確かに今、必要な本かもしれません。
人は大河の一滴、小さな一滴も集まれば大きな流れから海へ、そして空へ。

「麒麟の翼」は娘から借りました(笑)
加賀さんシリーズの中での好みはそれぞれでしょうけれど、
私はこちらのお話、好きです。

「飢餓海峡」は新しいドライバーさんからのお勧めで読んでみています。
戦後の日本の貧しかった時代、
それぞれの人間がそれぞれ必死で生き抜いた時代でした。
推理小説でもあり、丁寧にその時代を描かれている小説でもあります。

「親鸞 下」 五木寛之さん
「絶筆 日本人への遺言」 草柳 大蔵さん
「刻まれない明日」 三崎 亜記さん
「大河の一滴」五木寛之さん
「飢餓海峡」 水上勉さん

GWはいかがお過ごしですか?
私は一日しかお休みがないけど、本も読んで気持ちはゆっくりしま〜す!

2011年4月 5日

2011年 3月に読んだ本

3月の上旬は小川洋子さんの短編集を読んでいました。
震災の後は集中できず、しばらく本は読めませんでした。

201103hon.jpg落ち着いてから読んだのは、
五木寛之さんの「親鸞」です。
新聞記事の親鸞の教えを読んで、もっと知りたくなりました。
上巻はあっという間に読み終えました。
もっともっと難しい本だと思っていました。

昨日のニュースで被災者の心のケアに警察官の方たちがお話を聞いてまわっていました。
お坊さん達はどうされているのかな?と少し思いました。
きっとそれぞれの場所で救済や祈りをされていることと思いますけれど、
現代社会ではあまりに現実的になりすぎて、
宗教に頼るという意識は薄れつつあるように感じます。

私の実家は神道でしたので、すべてのものが神になり、
何かに一心不乱に祈るという事は今までも、きっとこれからも無いのかなと思いっていますが、
信仰心の強い国々では財産すべてを喜捨したり、
一心に祈りを捧げたくなる信仰があるというのは、
すこし羨ましい気持ちもします。
日本で宗教にかわる考えを問われて「武士道」を海外に紹介したのは新渡戸稲造さんでした。
なるほどと今思います。

下巻が手に届くまで、少し時間がかかりましたので、
現在下巻読書中です。
以前読んだ小川洋子さんとの対話集の中で、
五木寛之さんは
「人生のガイドは作家の仕事」とおっしゃっていました。
来月、感想が書けたらと思います。

4月に読んだ本

「海」 小川洋子さん
「親鸞ー上ー」 五木寛之さん
「田村はまだか」 朝倉かすみさん

小川洋子さんの短編素晴らしかったです。
小川洋子さんの文章はドキドキします。

2011年3月 5日

2011年 2月に読んだ本

201102gatu.jpgまだ学生の頃に遠藤周作さんの「海と毒薬」を読みました。
いつか読み直したいと思っていた小説でした。
記憶にあったものとずいぶん違って感じました。
きっと、感情移入する部分が年を経て変わってきたからですね。
「日本人とはいかなる人間か」を追求して書かれた小説の数々、
遠藤周作さんの本はこれからも読んでいきたいと思っています。

「楢山節考」山に捨てられに行く母の感情、
長らえて生きるより家族を思い、そのことを誇らしいとさえ思う。
現代はそういうしきたりはないけれど、
どちらが幸せか?考えさせられる程、明るくのびやかな村人の生活が描かれていました。

「西日の町」は何度も読んでいる湯本さんの小説の中で一番好きな小説です。
この本を手にする時はいつも、なだいなださんの解説から先に読みます。
その高い評価が、この本への私の感情と重なるからです。

「海と毒薬」 遠藤周作さん
「楢山節考」 深沢七郎さん
「西日の町」 湯本香樹実さん

3冊とも死に直面する事で生きる事を考えさせられる点では、
先日観た映画と重なるところがあり、
そういったものを私が求めているのか?
人々の心の中の普遍的で永遠のテーマなのか?
たぶん両方ということですね・・・。

2011年2月 9日

2010年の読書

数年前の事でうろ覚えですが、
アメリカの映画で地球上の人類が滅びてしまって、たった一人は廃墟と化した地球で生き続ける男性の話がありました。
他に生き残った人を探して旅をして出会う、といような話だったような気がします。
娘とCMを見ながらこうなったらどうする?と話したら、
「本屋で暮らして一生本を読んで過ごす」
2人とも同じ意見で笑ってしまいました。
電子書籍元年と言われた去年、電子書籍はすごい利用価値があるのかもしれないけれど、
充電しないと読めない本だと廃墟になったり、無人島ではちょっと困るなあ。
やっぱり紙の本がいいよなあと思ったりしています。

さて、去年1年記録を続けて読んだ本の数は50冊でした。
12月は2冊しか読めませんでした。
「100万回生きたねこ」で有名な佐野洋子さんが昨年お亡くなりになりました。
何年も読み継がれている絵本は力強く、魂が入っていると感じます。
エッセイをたくさん書かれているのは知らなくて、
書店でみた本はタイトルからすごいものばかりでした。
「がんばりません」「友だちは無駄である」「役に立たない日々」
「私はそうは思わない」

201012hon.jpg
ちょっとユーモアがあって、芯の通った女性の言葉は読んでいて気持ちがいいです。
手にしたときの私の気持ちがタイトルのそこにあって、スカッとしました。

1月は試験もあって、1冊も読めませんでした。
今度の本屋大賞のノミネート作品が何冊か発表されていたのを見て、
実はほとんど読んでいない作家さんで愕然としたのですが、
今年は努力しないと読めないような作品にチャレンジしていきたいと思っているのです。
重いテーマだったり、後に残って読み返したくなる作品に多く出会えればいいなあと思っています。

2010年12月に読んだ本
「私はそうは思わない」 佐野洋子さん
「パーク・ライフ」 吉田修一さん

今年の読書は2月からのスタートです。

2010年12月 3日

11月に読んだ本

201011hon.jpgもう師走ですね。1年早いですね。
ふと寒い朝などに「去年の今頃は大変だったなあ」と思ったりします。
両親とも入院をしていました。

デイのお仕事をしているとお迎えお見送りで、ご家族にお会いしたりします。
中には遠く飛行機でなければ来られない距離からお仕事の都合をつけて、
毎週のように通っている方もおられます。
数年前の私もデイのバスに間に合うように通っていました。
あの頃の私以上の不安を胸に抱えながら過ごされているご家族もたくさん居られるのです。
少しの時間でもご自分の時間を過ごしてくださいね、と思わずにはいられません。

今月は
「オーデュボンの祈り」 伊坂 幸太郎さん
「春のオルガン」 湯本 香樹実さん (再読)
「父の詫び状」 向田 邦子さん (再読)
「金平糖の味」 白州 正子さん
の4冊を読みました。

「父の詫び状」はもう何度も読みましたが面白くて、
やはりエッセイの名作中の名作だと思います。
ブログでご紹介するのも2回目です。
何度読んでも向田邦子さんの文章は鮮やかです。

白州さんの本もエッセイです。
「無題[親孝行とは]」、タイトルをそう易々とはつけられない無題。
そこに思いの深さを感じながら読みました。
親孝行や恩を返すという事、共通な思いがあって、最後の数行は心に響きました。

さて、記録を始めてもうすぐ1年、何冊読めたかな?
本当はもっともっと読みたいなと思います。

2010年11月 4日

10月に読んだ本

読書の秋ですね。
今月は勉強もそっちのけで本を読んでいました。
今月よかったなあと思う本は数学者の森毅先生の「まちがったっていいじゃないか」です。

201010gatu.jpg今年7月にお亡くなりになった森先生。
テレビ等でお話ししているお姿はいつも温かく、懐の深い方だなあと思っていました。
これは中学生に向けて書かれている本です。
私もいつのまにか年齢を重ねて、自身の成長の中でうまくなったなあと思う部分と、
いつまでも成長しないなと思う部分とたくさんあります。
その中でも、自分の考え方を楽にしてくれるという点でよかったと思うのは、
自分をわかってもらうには時間がかかるものだ、
もしくはわかってもらえなくても当然だと思える事知ったことです。
人から嫌われまいとか、迷惑をかけまいとか、理解してもらおうというのは到底無理。
そんな事にエネルギーを使うより、自分の目の前の事をコツコツと自分に正直に、
また他人にも正直に過ごしていれば、人からの評価は後から自然とついてくるものです。
それで間違ってしまったと思えば、人からの教えを積極的に受ける事です。
『他人を気にしないということは、気にしないですむ他人とだけつきあうことではない。
むしろ、できるだけ気になる他人こそ、他人らしい他人なのだ。』(「まちがったっていいじゃないか」 他人の目、自分の目から)
大人が言ってくれそうで言ってくれない森さん流の考えがたくさん書かれています。
勉強の仕方や数学についても、ちょっと角度の違った楽しいお話が満載です。

別件ですが、映画監督の三池 崇史さんがテレビで言っていた言葉。
「コンプレックスは力になる」
今月、心に残った言葉です。
例えば勉強ができないとか、容姿の事、そうそう、思春期には気がつかない事の一つですね。

「悪人 上」 吉田修一さん
「悪人 下」 吉田修一さん
「『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために」 ポスタル・ノベル編
「グラスホッパー」 伊坂 幸太郎さん (再読)
「林住期」 五木寛之さん
「ホテル・アイリス」 小川洋子さん
「おんなのことば」 茨木のり子さん (再読)
「四十九日のレシピ」 伊吹有喜さん
「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹さん
「まちがったっていいじゃないか」 森毅さん
「終末のフール」 伊坂幸太郎さん

まるみさんに先月教えて頂いた「四十九日のレシピ」、とても良かったです。
父が娘に対して心の中でつぶやく台詞のいくつかが忘れられないでいます。
言葉に出して言えばいいのに(笑)、言わない所が男性なのでしょうね。
この秋に読んで良かったと思う本です。ありがとうございました。

「終末のフール」、短編の良さがとても出ていてよかったです。
この後どうなるのだろうといつまでも心に残る本、私の中にもいくつかあって、
その中の一冊になりました。

11冊読みました。
もうこの記録は抜けないでしょう(笑)

2010年10月 7日

9月に読んだ本

201009gatu.jpgしばらくお休みしてしまいました。
みなさまお元気でしたか?

朝は希望に起き 昼は努力に生き 夜は感謝に眠る
毎日をそう過ごせれば、素晴らしい一日だけれども、
やっぱり暮らしの中にはうまくいかないこともあるし、
不安があったり、悩みがあったり、思ったようにはいかないものです。

「それの何が原因なんですか?200文字以内でまとめなさい」と言われたとしても、
はいわかりました、と書ける人はきっとモヤモヤしないはず(笑)
自分の気持ちというのが、結局のところ自分が一番わからないのかもしれないなあと思います。
大丈夫と思えたり、自信がなくなったり、
自分は正しいと思えたり、自己嫌悪になったり、
このシーソーゲームのような自問自答のバランス、微妙な均衡があるものだなと思います。
このバランスを崩しそうになる時、手に取る本は「小川洋子」さんの本です。
小川さんの本に出てくる登場人物は、記憶だったり、手足だったり、聴覚だったり、
何かをなくした人が多くでてきます。
持っていない、なくしたという事を、こころ静かに受け止めている人ばかりです。
丁寧で豊かな表現で綴られた言葉の一節には、
ドキドキする程の感動があります。
それは一瞬で浮かび上がるものではなく、
静かに水面に遊ぶ水鳥も水の下では一生懸命足をかいているように、
書くという作業の自問自答の中から生み出された言葉の積み重ねでできた物語だと思うのです。
そういう文章は、何度読み返しても素晴らしいと感じます。

物事の一つの行き着く先までにはいくつもの過程があって、その中のわずかな部分、
そのわずかな部分が人には見逃されがちだけれども、
自分にとって大切な何かであったりします。
読書に求めるものや楽しみはたくさんありますけれど、
本の中にその大切な部分を探したり感じたいと思う、それが本を手に取る理由だと思っています。

「小川洋子 対話集」の中には、様々な分野の著名な方との対談をまとめられたものです。
小説を書く時にストーリーよりもまず場面が頭に浮かぶそうです。
とても鮮やかで色も言葉もはっしていて、リアルなものだそうです。
「ーけれど、それを紙に書き写すのはすごく骨が折れて、どんな一行も大抵はうまくいかないんです。必ず失敗の連続なんですね。これしかないという一行を得られる事は少ないですね。そういう敗北の積み重ねが物語に残るという感じです。でも、やっぱり書いてしまう。言葉でしか表現できないものもあるという、言葉に対する理屈のない信頼感をよりどころにして。それに私、言葉以外に道具を持っていないんです。」
(レベッカ・ブラウン氏との対談「言葉を紡いで」より)

最後の五木寛之さんとのお話がとても良かったです。
五木さんの本が読みたくなりました。

宇野千代さんの本は、頑張ろう!と思えて大好きです。

「行動することが生きることである」 宇野千代さん
「フォーカス・リーディング 1冊10分のスピードで、10倍の成果を出す「いいとこどり」読書術」 寺田まさつぐさん
「小川洋子 対話集」 小川洋子さん
「バイバイブラックバード」 伊坂幸太郎さん
「妊娠カレンダー」 小川洋子さん(再読)

速読の本は今書店にいっぱいありますね。
もう少し早く一冊を読めるようには・・・なりたいです。

2010年9月 4日

8月に読んだ本

「セーラが町にやってきた」を読みました。
以前新聞でセーラさんの記事を読んでいたので、そのお仕事に興味がありました。

8gatuhon.jpg1994年、春。長野県小布施町にやってきたセーラ・マリ・カミングスさん。
アメリカ生まれの日本好きで、後に「女カルロス・ゴーン」とも呼ばれるその女性は、
廃業寸前の老舗の造り酒屋の再建に始まり、
さまざまなアイデアで「小布施町ルネッサンス」を起こしました。
『日経ウーマン』誌が選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2002」を受賞されています。

「こうなればいいな」とか「こういう施設が必要」と思うことは簡単でも、
実際に人を動かし、今までの流れを変えていくというのは、強い信念と周りの信頼を得なければ難しい事です。
ちょうど今朝のNHKニュースで長野県小布施の町の図書館「まちとしょテラソ」が紹介されていました。
住民の声を多く取り入れて作られた図書館は、館内での飲食ができるコーナーや、
会社帰りに寄れる夜8時までの利用や、赤ちゃん連れのお母さんも気軽に立ち寄れる授乳できる場所があったり、館内は明るく広々としていて靴を抜いてくつろぎながら本を手にとれる素晴らしいものでした。
小布施町全体にセーラさんの「いいものを作る、残す」という気持ちが根付いているということだなと思いました。

今、私の職場もルネッサンス中です。
4月から赴任された若手のリーダーの判断で、新しい流れが出来つつあります。
「職場の皆さんが働きやすい環境を作る。それが結果的に利用者さんに良いサービスを提供できることにつながると思っています」と最初に挨拶されました。
「あれっ?!また新しいものが入ってる!」
「これ使いやすいね。」
その行動力には私達も利用者さんもビックリです。
新しい発見に日々ワクワクしながら職場に向かっています。

「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎さん
「死にゆく者からの言葉」 鈴木秀子さん
「セーラが町にやってきた」 清野由美さん
「夜明けの縁をさ迷う人々」 小川洋子さん
「砂漠」 伊坂幸太郎さん

hitomiさんに教えていただいた「死にゆく者からの言葉」、とてもよかったです。
佐藤初女さんの講演会でお聞きした言葉を思い出しながら読みました。
ありがとうございました。
よろしければ、またいろいろ教えてくださいね。

2010年8月18日

いわずにおれない

まど・みちおさんの「いわずにおれない」を先月読みました。
詩と対談と一緒に、まどさんが描いた絵画の作品が何点か紹介されていて、
絵を描いていらっしゃるとは知らなかったので驚きました。

まどさんの詩は言葉が少なく、誰もが感じたことのある気持ちや風景を、
誰もがハッと驚くような優しい言葉で思い出させてくれる。
そして、笑わせてくれます。

描かれる絵は驚く程緻密です。
リズムがあって、動きがあって、神秘的です。
ボールペン、フェルトペン、水彩、白い所が見えなくなるまで重ねて塗られた線の数々。
詩の中の数少ない言葉を選ぶにも、
きっと多くのものを見つめ、考えたものが短い言葉の中に隠されているから、
深いのだなあと思います。
いつか作品を実際見て感じてみたい。
山口県まで行くことが出来たらなあと思っています。

madomichiosan.jpg1909年のお生まれ、明治の43年のお生まれです。
老いというマイナスとされているものの中にもプラスを見つけ、
天の恵みと感謝し、面白がられるお話はまだまだもっともっとお聞きしていたいです。

「なんでもない」という詩がとても心に残りました。

2010年8月19日

第2弾?いえいえ第1弾でした

以前ご紹介したタニタ食堂の本は瞬く間にベストセラーになりましたね。
私も一度作ってみてすぐ、この本の価値がわかりました。
職場の同僚にも紹介したので、帰りに「今日はどのレシピにする?」なんて会話もでるくらい、この本は誰にでも「作ってみたい」「作ってよかった」と思わせてくれる本だと思います。
tanitaresipi2.jpg先月タニタ体重科学研究所が出している「量る・計る・食べるダイエット」という本を娘が見つけてきました。
季節毎に旬のものをうまく使って2週間の献立が買い物や下ごしらえの段階から細かく紹介されています。シングル向けで分量は1人分、タイトルにダイエットがつきますから情報も詳しく、これで2週間チャレンジしたら結果は絶対に出てくるでしょう。例えば、

tanitasono2.jpg今日はこちらとご飯でカロリーは568kcal。見た目以上にお腹はいっぱいになります。

見つけた順番から、タニタ食堂のレシピ本の第2弾なのかと思いきや、
初版が発行されたのは2006年となっています。
ということは、タニタ食堂の本の前に出された本だったのですね。
社員食堂の栄養士荻原奈々子さんが入社されたのが平成17年ということですから、
入社の翌年に出された本だったわけです。
そういう事がわかって見比べてみると、必要な部分をうまく今風に編集し、
ターゲットを絞らず、シンプルな紹介の方法をとった「タニタの社員食堂」の本の成功の理由がよくわかります。
それは「わかりやすさ」です。

両方の本に紹介されている同じお料理はいくつかあって、
タニタで引き継がれている味なんだなと感心しています。
まだ入社5年目でたくさんの社員と、読者の家庭の食卓に変化をもたらせた栄養士の荻原さんは素晴らしい方だと思いますし、
一冊の本のもつ力を感じました。

「今日もタニタがいいな」と娘はよく置き手紙に書いていきます。
はいはい、タニタのカレーにしましょう。

2010年8月 2日

5、6、7月に読んだ本

母を見送った後、ともに過ごした日々を振り返り、
黙々と父と家族と家の事をしながら過ごした母は、
自分の事はいつも二の次で我慢の連続だったろうなと、
女性の幸せについていろいろと考えました。

母は白髪をマメに染めて、朝起きるとまずお化粧をする人でした。
「もっと、髪をキチンととかしなさい」
「口紅をつけたほうがいいんじゃないの?」と、私が社会人になってからも、
そういう注意はよくされました。
私がかまわなさすぎますからね。

亡くなった翌日は友引でしたので、その日をさけました。
時間をみつけてその日に美容院に行きました。
葬儀の前日に不謹慎な事かもしれません。
でも、親戚が集まる日に少しでもキチンとしていることは、
母も安心する事だろうと思ったのです。

7gatuhon2.jpg

しばらくして落ち着いた頃に、久しぶりの書店でこの2冊を選んでいました。

自由に毅然と生きた女性サガンの小説。
以前読んだ時とは、女性の生き方とか会話の裏の心理とか、
読む時の意識の仕方が違っていました。
こういう読書もいいものですね。

タイトルに少し興味があって(笑)買ってみた林真理子さんの本。
美しいと思う女性は、人それぞれだと思うけれど、
なるほどなあと思う考え方もありました。

女性の立場や男女間の役割や価値観は時代とともに変わってきているけれど、
どの女性も母のようでありたい部分と、母とは違う生き方をしたいと思う部分と、
両方を持っているのだろうなあと思います。

「オーファザー」 伊坂幸太郎さん
「「綺麗な人」と言われるようになったのは四十歳を過ぎてからでした」 林真理子さん
「悲しみよ こんにちは」 サガン(再読)

「ミーナの行進」 小川洋子さん
「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 井上ひさしさん
「いのちの森の台所」 佐藤初女さん
「初女さんのお料理」 佐藤初女さん
「おむすびの祈り」 佐藤初女さん(再読)
「いわずにおれない」 まどみちおさん

数は少ないですが、その本を読んだ時期の感情は忘れる事が出来ないと思います。
まどみちおさんの本が素晴らしくて、これはまた今度別に書きたいと思います。

2010年5月12日

4月に読んだ本

books201004.jpg職場にはいろんなタイプの人がいます。それでうまくいっていて、例えば一人欠けて別のタイプの人が入ってくると、またそれを補い合う変化が生まれてくる。
そういうところが今、面白いと思っています。
介護も人が相手のお仕事ですから、利用者さんにもそれぞれ個性があるわけで、いろんなタイプの人間が揃っているという事が力になる事もあるものです。
デコボコ、バンザイ。

企業の人事採用をしていた知人に聞いた話ですが、会社で実績をあげている人のDPI(職場適応性テスト) データ結果をもとに、その形に似た人材を応募の中からピックアップして面接すると聞きました。
客観的なデータですから、そこから見抜く力が人事担当の腕の見せ所なのでしょうけれど、ふるいにかけなければいけないというのは難しい事だなと思いました。

デザイナー・ナガオカケンメイさんの「ナガオカケンメイの考え」、面白く読みました。
「会社には信号機の下で旗を持つ みどりのおばさんのような人が必要です」
何をやるでもない。何でもやる人。
職場には信号の役割をする人が必ずいて、全体を把握し割り振りをするけれども、実は信号よりも大切な役目があって、その役をできる人がいるかいないかで何か会社の「やさしさ」のようなものが違ってくる。その人のイメージを信号の下で旗をもってやさしく見守るみどりのおばさんと表現されています。
こういう役割が出来る人を見抜く事は、面接でも難しいかもしれません。

4月は好きな人の本を読もうと思っていました。
ナガオカケンメイさんが読めて良かったです。
「ナガオカケンメイの考え」 ナガオカケンメイ
「し」           原田宗典
「新参者」         東野圭吾
「しずかにながるる」    しずる(あっ、これは写真集?娘が貸してくれたので)
ああ、また4冊しか読めませんでした。トホホ。
でも、いい4冊でした。

2010年4月 1日

3月に読んだ本

kisibe.jpg文庫好きの私が単行本を買いました。
それだけ湯本香樹実さんの新作を待っていたのです。
買って帰ってからも読み始めるのがもったいなくて、
体調を整え(?!)、気持ちが落ち着くまで寝かせていました。
大好きな湯本さんの作品ですから、何度も読み返しています。

という訳で、今月は2冊しか読めていません。

太宰 治   「人間失格」学生時代読みきれなかったのであきらめ、
             ほぼ初読です(恥)
湯本 香樹実 「岸辺の旅」

どちらも重いテーマでしたから、今月は別のタイプの本を読みたいと思います。

2010年3月30日

人柄がでるもの

arne03.jpgアルネは30号で終わってしまいましたけど、
別冊として出た「アルネのつくり方」を本屋さんで見つけました。

ああ、やっぱりいいです。
物を大切にしたり、好きな物を選んだり、暮らしとか話し方とか視点とか仕事の仕方とか・・・。
日々の「まあ、いいか」は、家のそこここにあったりするけど(笑)、
こういう「いいな」の影響を受けて思った事は忘れずにいて、
ちょっとでも気持ちがよくて居心地のいい場所を見つけたり、作ったり、
使いたい物を丁寧に長く使う努力をしたりしていきたいなあ。
やはりきっと、毎日の積み重ねですね。

表紙の写真もすべて、いつも大橋歩さんがデジカメで撮影されていたのだそうです。
だから全体がまとまっていて、あたたかかったのだなあと思いました。
暮らしにも仕事にも、人柄はでるものなのですね。

表紙の写真、美味しいお茶を一杯飲みたくなりました。

2010年3月 2日

2月に読んだ本

娘に借りた本、
       東野圭吾さん  「ガリレオの苦悩」
先月読んだ伊坂幸太郎さんの本を読んだら、強盗つながりで久しぶりに読みたくなって、
       村上春樹さん  「パン屋再襲撃」(再読)
言葉の達人が日々どのように暮らされているのか興味があって、
       谷川俊太郎さん 「ひとり暮らし」
小川糸さんの本は読んでみたかったので、
       小川糸さん   「食堂かたつむり」
山田詠美さんの文章が読みたくなって、
       山田詠美さん  「無銭優雅」
2月は5冊読みました。

2010年3月 4日

深夜は深い

sinya.jpg兄に漫画を貸してもらいました。
何でもない一品がこの上なく美味しそうな、味のある漫画です。
ドラマでも料理のうつしかたがとてもうまくて、
シンプルな一皿の料理の力強さが、グッと伝わる画像でした。

深夜のドラマには、奇抜な展開や涙の感動物語はないけれど、
本当に作りたいドラマを作っているんだろうなあ、面白みがとてもあります。
夜更かし社会になって、深夜の重みはなくなったけれど、
深夜に一日の憩いを感じる人が多くなってきているのかな?と思いますね。
私はとてもリアルタイムには起きていられないので、
これと思うドラマは録画して、空いた時間にちょこっとみます。
ちょうどいい長さですしね。

今放送中の深夜ドラマは「木下部長とボク」をみていますよ。
こんなダメダメでゆるい世界はマズいぞと思いながらも、
がんばらないドラマもいいじゃないですか。
最後の板尾さんとこうせつさんの曲「君とボクと」も優しくて好きです。

夏からは漫画「もやしもん」がドラマ化されるそうですね。
キャストもぴったりです。
菌たちの動きが楽しみです。

2010年2月 1日

1月に読んだ本

年末〜1月にかけてブックオフのCMで、雨に濡れて捨てられている本。
あのCMを見ると、「こころ」が読みたくなるのです。
kokoro.jpg

先生の手紙の一部が高校の教科書に載っていましたね。
私の中では一番思い出深い授業とテストでした。
あの頃は検索なんてできませんでしたから、
期末試験に自分の考えを述べよという問題が出されるというので、同級生達といつまでも話し合ったのを思い出します。
今でもページをめくって開いた所、どこから読んでも新鮮な気持ちとともに、
重ねた年齢分、感情移入する場所が変わってきている自分に気づきます。

今年は「国民読書年」だそうですね。
私もなるべく本をたくさん読もうと思っているのです。
私の読み方は、好きな本を何度も繰り返し読んだりするので、
好きな小説ばかりに限らず、いろいろチャレンジしたいと思うのですが、
私がいつまでも「こころ」を持ち歩いているのを知って、
娘が3冊、本を貸してくれました。
誕生日、クリスマス、お正月でもらった図書券で娘はよく本を買ってきてますからね。
時々借りる事、多くなりそうです。
今の高校生の教科書にも「こころ」が載っているそうです。
話せる日が来るのは、ちょっと楽しみです。

東野圭吾さん、 「赤い指」
佐々木譲さん、 「笑う警官」
伊坂幸太郎さん、「陽気なギャングが地球を回す」

1月は4冊読みました。

2010年1月10日

2冊の本におもう

今は若者の就職が困難だったりして、
普通に働くということすらも、大変な時代になりました。

arume.jpg大橋歩さんの雑誌「アルネ」が12月15日の30号を最後に、
卒業されることとなり、最終号を読みながらいろいろと考えました。

私たちが若かった頃に、大人の仕事も遊びも面白いと思わせてくださった先輩方、
身近な上司から、文化人、タレントさんに至るまで好きだなあと思う人がたくさんいました。
大橋歩さん、糸井重里さんも、世の中に影響の大きかったお2人です。
時代は変わり、今までの方法では働きにくいと感じるようになった時、
自らの意志で、発信する方法を変えられたお2人。
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞の本」は、
だいぶ前に巡り会い、好きな本です。

hobonichi.jpg高校のときのアルバイトに始まって、一般企業、派遣社員、専業主婦、パートと経験しました。
働く事は、たぶん好きです。(家事はイマイチ・・)
特に今の仕事についてから、ますますそう思うようになりました。
世の中の職業ランク的には、高くはない仕事ですが、
稼げる、稼げないとか、ステータスとかいう事以前に、
いろんな場所で、けなげに頑張る多くの人と出会い、
仕事を楽しくする方法や満たされる方法は自分の意識の中で変えていけると考えはじめていた矢先に巡り会い、共感するところをみつけてはうれしくなりました。
今も時々読み返す本です。

そして、今度は私たちが後輩達を導く年代となりました。
私たち大人も苦しい時代ではありますが、
「アルネ」と、糸井さんの本から、
大人は品を失ってはいけない、変化を楽しめる余裕をもたなければと感じている今日この頃です。
充実した日々を過ごしましょう。

2009年11月 2日

小説と秋の午後

山田詠美さんの文章が好きです。
本当に好きな作家さんの場合、すべてを読んでしまうのがもったいなくて、少しずつ買って、それを何度も読みかえしていたい。
デビュー20周年というこの「風味絶佳」の文庫を、秋の日差しがポカポカと差し込む午後の電車の中で読みました。
fuumizekka.jpg

入り口すぐ横、私の左隣の二十歳前後の女の子は、ポーチからたくさんの化粧品をのぞかせながらお化粧していました。
右隣に座ったスーツ姿のOLは、座るなりカロリーメイトを取り出して食べ始めました。
新発売のメープル味の甘い匂いが漂いました。
私は、じっと本を読んでいました。
なんだか、この両側からの香りが詠美さんの小説にいいアクセントだなと思っていました。

駅について大勢人が乗ってきたときに、左隣の女の子はバタバタっとポーチを片付け、「ここにどうぞ」と、スマートに年配の女性に席を譲りました。
その時「ああ、やっぱり山田詠美さんが若い子を主役にした小説を20年たった今も書き続けるのは、こういう面白さがあるからなんだな」と、瞬間的に思いました。

小説に出てくる森永のミルクキャラメル、駅の売店で買って帰りました。

家で読む、外で読む、図書館で読む・・・読書をするにもいろんな場所があるけれど、
その時の光、匂い、音も本の魅力の一部になることがあるのだなあと思いました。

読書の秋ですね。
今年はめがねが必要で、ちょっと悲しいです。

2009年8月20日

そばにある本

yamadaeimi2.jpg

山田詠美さんの「ジェシーの背骨」は好きな本です。
タイトルからして魅力的です。

本はその都度、読みたい本を買うのですが、
何年かすると卒業してもいいと思える本と、手元に置きたい本とあって、
読み返す度にドキドキするような後者だけを本棚に残すように、時々整理します。
この本は、ずっと残る本だと思っています。

作家さんとか、ストーリーとか、文章とか、
人の好みはそれぞれ違っていて、
本屋さんにあるたくさんの本の中から、
手に取って帰る本、
そこから読み取るものも人それぞれで、
同じ本からも時間がたって、違う物が見えてくるのは、
不思議な本の魅力だなあと思います。

2009年8月18日

それぞれ一冊

娘は本を読むのは好きで、
読むのも早いし、気に入った本は何度も読んでいるのですが、

「あ〜、全然読めない」と、読みかけの本を持って部屋に入ってきたので、
何かと思ったら、学校の推薦図書らしいのです。
数年前から社会現象と話題になった、ちょっと古い本です。
100冊くらい推薦があるらしいのですが、
「もう読んじゃった本か、あとは読んでみたい本がないんだけど困るなあ・・・」、と?!

yamadaeimi.jpg

じゃ、この本はどう?
推薦図書じゃないけれど、母の本棚からのお勧めです。
部屋から時々笑い声が聞こえてきて、いっきに読んでしまったようです。

私も繰り返し読みたい本なので、娘に一冊プレゼント。
自分にもう一冊買いました。
あっ、でも、ぜんぜ〜ん宿題の解決にはなっていませんね。

2009年6月 1日

村上さんと伊坂さん

murakamiisaka.jpg

親からは村上さん、娘から伊坂さん。
それぞれおすすめで読んでいます。

続きを読む "村上さんと伊坂さん" »

2009年4月27日

お家で飲むなら

RIMG0034.jpg

伊野由布子さんのおつまみの本が出版(伊野さんのホームページに飛びます)されました。

その名も「俺のつまみ」
なんて、勢いのあるタイトルでしょう?
居酒屋で頼んでみたい、でも、あんまり見た事のない、
美味しそうなレシピばかりです。うれしい!
お酒の楽しみ方、器や盛りつけもすごく勉強になります。
これは、もう家で試してみるしかありませんね。
それにパパッとできる技は、
あと一品という時や、お弁当のおかずのヒントにもなります。

今は、家飲みがいいですね。
お酒のつまみの美味しさは、
お酒を飲む飲んベさんが一番知っていますよね。
家でのお酒も何種類か用意して、いろんな味を作ってみて、
家の人にも紹介してあげましょう!

お手頃なお酒の紹介も載っていて、充実の一冊です!
GWは、これで家飲みかな?(笑)

2009年2月17日

吉祥寺にて

deainten.jpg


とても興味があったので、久しぶりに外出しました。

展覧会の挨拶文の中に、
文芸書の装丁はセンスが良すぎてはいけない。
ほどよく野暮で本文とずれている程度のとぼけ方がいい味を出す。と、
いったお話がありました。

本屋さんに行くと装丁のデザインで、
手にとって読んでみたくなる本ってありますよね
本は内容はもちろんですが、装丁デザインや、文字、帯、
本を持った感触すらも、好みがあったりするものです。
そして、そのどれをとっても人が考えて作り出したものというのも、
とても面白い事だなあと思います。

マイナスして、マイナスして、
でも、温かみのあるデザインは想像力をかき立てられます。
グラフィックデザイナー原研哉さんのデザインを、
静かな美術館で鑑賞できて、
とてもとてもよかったです。


2009年2月10日

手仕事を見る機会

asano.jpg


本屋さんで「カバーをおかけしますか?」と聞かれたとき、
いつも、お断りしていました。
理由は2つあって、カバーのゆるゆるした手触りが好きでない事と、
カバーをかけて大切に読むより、
くたくたになるまで読み古したくらいの本のほうが、
好きだという理由です。
電車などで、何の本を読んでいるのかわかると恥ずかしいという気持ちは、
あまり持ち合わせていないのです。

ある日、普段あまり行かない本屋さんで、
ふと気が向いてカバーをかけてもらったことがありました。
その手さばきの美しさと、仕上がりのよさに驚いてしまいました。
両脇もきっちりと織り込んであり、
背表紙もあらかじめ筋目をいれてから、かけてくれているので、
背の部分が指に当たったとき、そのすっきりしたラインが気持ちいいのです。
カバーの紙自体も大きめで上質です。
書店の意識からして何か違うのかもしれません。
それから、しばらく店員さんの手仕事が見たくて、
いろいろな書店でカバーをお願いするようになりました。
でも、その店員さんほどの感動にはなかなか出会えていません。
きっと、普段も素晴らしい方なんだろうなあと想像しています。

そういえば、店員さんの手作業を見る機会というのは、とても少なくなりました。
レジもピッピだし、駅の改札も無人になりましたものね。

娘は、学食のラーメンの湯きりのしぐさで、カッコイイと思っている方がいるそうです。
その方が作ったラーメンは美味しいと言っていました。
仕事は、誰も見ていないようで誰かが見ているものだなあと思います。


2008年7月11日

されど?!

昨日、Toniさんからコメントを頂いて、この本がとても読みたくなりました。
Toniさん、いつもありがとうございます!

学生時代、ザンネンながら英語の勉強は面白いと思ったことがなかったのですが、
この本を読んで、「ああ、英語って言葉なんだ・・」って、当たり前のことがやっとわかったんです。(笑)
1994年の本ですから、ずいぶん遅くなって気がついたものです。
この本は、ムラカミさんのエッセイの中で、今も一番好きな本です。

ムラカミさんのご経験から、外国人に外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツとかアメリカでの日常など紹介されています。

それを読んで思うのは、日本に住んでいて、言葉が通じる相手でも、お互いの気持ちを伝えられなかったりするわけじゃないですか?
だから、単純に流暢に話せればいいというわけじゃないんだな、と思います。
このコツを日本語に置き換えて読んでみると、それもまた納得なのです。

この本は何冊か買っていて、いつも「やがて」を「されど」と覚えていて、
一度間違えて頼んで、本屋さんに「やがて・・・、ですね?」と、ニンマリされた経験があります。
学生時代、何年も勉強した英語、されど・・・未だに身につかないので、だからなんだと、思います・・・。

2008年6月27日

この重さも苦にならず

娘はチーム・バチスタ・・を読んでから、すっかり海堂 尊さんの本が好きになり、 入学祝いに頂いた図書券を使っては、時々本を買ってきています。
まだ文庫本になっていないものが多いので、 通学中に読むために重たいカバンに加えて、 この分厚い本を持って学校に行くのですから、なかなか根性があります(笑)

2008年6月 6日

詩集を買うこと

母は忙しい人だったので、遊んでもらったり何かを買ってもらったという記憶はあまりありません。私たちの頃は、私だけに限らず親はあまり子供にかまわなかったように思います。
中学生になった頃、突然詩集を2冊買ってきてくれました。
「何でだろう?」と、ビックリしたことを覚えています。
一冊は、読みやすいみつはしちかこさんの「ポケットの星」、
もう一冊は、高村光太郎さんの「知恵子抄」でした。
何度か読んだものの、本棚の中にずっとしまわれたままでした。
当時は音楽を聴き始めた頃で、音楽のない言葉だけの世界にはあまり魅力を感じられなかったのかもしれません。

子供の成長に伴って、学校の授業の中の詩や、言葉の少ない絵本の中の表現に出会って、言葉の力とリズミカルな響きは面白いなあと思うようになりました。
今はちょっとした折に触れ、高村光太郎さんや茨城のり子さんの詩集を手にする事があります。
まさか、自分で詩集を買うようになるとは思いも寄らなかったのですが、好きな詩がひとつあるというのは、いいものだなあと思います。
今は、問いかけても思い出せなくなっている母ですが、
娘に詩集を買おうと思ってくれた母の気持ちを、時々考えたりしています。

2008年6月 5日

梅雨の季節に・・・。

梅雨の季節に「もやしもん」を読んでいます(笑)
これからもっと蒸し暑くなって、もし、菌が見えちゃったら、
一番怖い季節でしょうね。

菌たちの口癖「かもすぞー」の「かもす」。
漢字があるのですね。
本来の「醸す」は、酒や醤油などを醸造すること、「物議をかもす」もこの字を使うそうです。「(雰囲気を)かもしだす」って言葉もあるし、日本語って不思議です。

2008年5月 2日

論語をカバンに・・。

「私って、いったいいつまで私のままなんだろう。」
『対岸の彼女』、角田光代さんの小説の最初の一行です。
いくつになってもダメなところが直らず・・、私も同じことを思って毎日迷いながら過ごしています・・・。

論語の中の有名な一節、「四十にして惑わず」。
論語をいつか、ちゃんと読んでみたいと思っていても、
いつまでたっても、お堅い漢文の勉強はできそうもありません。
本屋さんでこれだ!と思って買った本です。

歴史的な背景とか周囲のことが理解できると、難しい部分も分かりやすくて面白くなりますね。
孔子のお弟子さんの中にもいろんなタイプの人がいて、
そういうところは今も昔もあまり変わらないんだなあと面白かったりしました。
高校の漢詩のちょっと眠かった授業と、ロマンチストな先生を思い出しました。
もっとちゃんと勉強すればよかったと、四十にして思う私です。(モウダイブスギタケド・・・)

2008年3月26日

読みかえしています

寝る間を惜しんで一生懸命読んだ本の最初が「宮本武蔵」でした。
この本の最初の一行で、ぐっと世界に引き込まれたという記憶のある方は少なくないと思います。

本人も忘れていた貸し出し中の本が、ふと手元に戻りました。
今、再びという感じです。

2008年2月23日

頭の中のイメージ

この1年ほどで、娘もずいぶん本を読むようになりました。

私も娘も好きなこの本が来週からドラマ化され、
森絵都さんの「DIVE!!」は、夏に映画化されるそうです。
ドキドキしながらめくったページが、どんな風に映像化されているのかな?
頭の中にはイメージが出来上がっているけれど、ドラマの放送される来週が楽しみです。

2008年2月20日

応援団を応援したい

重松清さんのこの本に入っている「団旗はためくもとに」がとても好きです。
一昔前と違って、その硬派な世界は、 決してカッコいいと人々に理解されるものではないのかもしれないけれど、 「人を信じて応援する事」を忘れて、誰もが自分のことだけになってしまったら、 それは、とてもとても寂しい世界です。

知人の息子さんが大学で応援部に入ったそうです。
日々の練習はとても厳しいようですが、
いつも面倒見がよくて礼儀正しい息子さんらしい選択だなあと思います。
箱根駅伝、今まではテレビに映る選手だけをみていましたが、
声を張り上げ応援している各大学の応援部のりりしい姿が私には見える気がします。

「なぜ応援するかは理屈ではない、選手が頑張っているから応援するのだ。」(東京大学応援部物語より)
親もある意味、きっとみんな応援団ですね。
なんとなくわかるような気がする年齢になってきました。

2007年12月30日

テキストの次に読んだ本

2007年もあと少しです。 皆様は、どんな1年でしたか?
私は今年9月から、少しずつですが12年ぶりに仕事を始めたことが大きな出来事でした。
OLのときの仕事も好きな仕事でしたけど、自分で「今、始めよう。」と思って始めた事なので、なおのことです。
きっかけは、両親の暮らしが2人では不自由になってきて、いろんな人に助けてもらうことでの出会いや想いからでした。
新しいことをはじめると気づくのは、「自分の出来なさ加減に気づく」という事です。
毎回仕事に行く度に、道路にできた穴っぽこを埋める作業を想像しています。
「よし、ここは埋めた。」と思って進むと、次の穴がボコボコあいていたり、埋めた穴がまたあいて引き返したり・・・。
自分のダメなところ、足りないところはキリがないなあと思います。 でも、いいこともそうじゃないことも含めて、一生懸命になれる場所があるというのは、なかなかいいものだなあと思っているんですよ。

授業を受けたり、実習で学んだりしましたが、基本的なことからテキスト通りでないことはいっぱいありました。
つらいキツイ仕事と思われている職種ですが、予想外の喜びもとても多いのです。
この本も、そういう経験談がたくさんあって、笑いながら共感できる事が多かったです。
来年も、ここから少しずつ経験を広げていければいいなあと思っています。
皆様も、どうぞよいお年をお迎え下さい。

2007年11月 6日

コロンブスの卵

カレー風味のもやしのサラダです。 でも、ドレッシングにカレー粉を入れるのではありません。

向田邦子さんの「無名仮名人名簿」の中で、その作り方が紹介されていました。

続きを読む "コロンブスの卵" »

2007年9月24日

父と娘の・・・・

この本はお父さんと娘の物語で、面白いなあと思ってよく読んでいます。
日頃なかなか忙しくて子供と会えないお父さんが多いですね。
お父さんは、絶対にお母さんがさせてくれない面白いやり方、考え方、遊び方を知っているんだけどなあと思います。
大きくなりかけた娘にとって、お父さんの本当の面白さがわかるには、この本と同じくらい少し長い時間が必要なのだと思います。

お母さんから見放される形で別々に暮らしているちょっと頼りないお父さんが、小5の娘をユウカイ?して2人で過ごす夏休みの物語です。
最後いつもホロリとしてしまいます。

右の写真は、西武デパートの去年の父の日のポスターです。
「うまいコピーだなあ。」と思ったので、撮影していました。
今年のポスターも期待していたのですが、今ひとつ普通でした。
デジカメで、つい記録する癖がついちゃってます(笑)

2007年8月29日

寝る前に読む本は2

ブームが落ち着いた今も家族みんなで「のだめ・・」のマンガが好きなのですが、娘はこのキャラクターブックが気に入っていて、 ちょっと出たキャラクター名とか、血液型とか、好きな食べ物とかやたらと記憶しています。
ためしに難問を出しても正確に答えるので、小学生の記憶力というのはうらやましい限りです。
本領で発揮して欲しいですけどね・・・。
娘に言わせると凝縮されているので大丈夫だそうです(笑)

「ねーねー、登場人物で誰が好き?」と言うので、
「峰パパだなあ。」と答えています。
息子の才能を心底信じてて、その溺愛ぶりと過保護ぶりは尊敬すらしちゃいます!
真澄ちゃんも、ああみえてちゃんと努力家なところが好きです。
最近は舞台がフランスなので、登場しなくなっていて、私としてはちょっとさみしいです。

2007年8月28日

寝る前に読む本は

この冬から発売されている服部先生の「しあわせ♪Cooking」。
レシピだけではなくて、料理の基本、栄養学、食材ノート、郷土料理、デザート、おもてなし料理、いろいろな食べ物の大辞典のようになっています。
お料理の事が大好きで、調べることも好きな娘にはまさにピッタリの本なのです。
毎週発売で、もう30冊くらい揃いました。届くたびにワクワク見ています。
バインダーに閉じて、もう3冊になります。全部そろえると、バインダー10冊くらいになるらしいです。(汗)
「お嫁に行くとき絶対に持っていくから、全部買って!」と言っているのですが、 そう言えば買ってもらえるという知恵に違いありませんね。きっと・・(笑)
でも、寝る前に「今度、これが食べたいね~。」とか言いながら眺めるのも、確かに楽しい時間ですから・・・。
美味しい夢がみられそうな気がします。

2007年7月24日

繰り返し読む本は・・。

先日、娘がかばんを整理していたら、ポロンと小さな鈴が出てきました。
いい音がしました。
「吉本ばななさんみたいだね」というと、
「ああ、ムーンライト・シャドウだね?いいお話だよね。」と、娘が答えました。

この春ごろ、娘が「TSUGUMI」と「キッチン」を繰り返し読んでいました。
私もこっそり懐かしくなって読み返しましたけど、
せつない孤独、そっと手を差し伸べる周りの人達、やっぱりいいお話だなあと思いました。
どちらの主人公も一人っ子、こんな優しい人たちとの出会いがあることを望みながら一人っ子の母は読みました。
「ムーンライト・シャドウ」はキッチンの中に入っている短編小説です。

2007年7月18日

みんな悩んで・・・。

最近の落ち込み予防策。 「夜に悩み事を考えない。」
夜、思い悩んで、
浮かんだ考え、 よかったためし、ありません・・。
ケロリも眠れない夜の
おまじないを教えてくれます。
先日の梅雨の晴れ間。
ウチのベランダから撮りました。
明日はカラリ?!
として欲しい!!

「ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか。
二・二・ニーチェかサルトルか。
みんな悩んで大きくなった。
大きいわ、大物よ。俺もお前も大物だ~。」
古いでしょうか?
1975年、野坂昭如さんの有名なCMでしたね。
私は子どもだったので、その面白さにだけ惹かれていましたけど、
みんな悩んでいるって、口に出さなくてもわかっていた時代だったかな?って思います。
最近は自分ひとりでかかえてしまうっていう人が、ずっとずっと多いような気がします。
この本は、とてもかわいい本ですが、
みんな悩みを持っていて、そんな時の落ち込み方はおんなじなんだなあって思えたりして、
短い言葉に、とても励まされる気がします。
いつも見なくても、たまに眺めたくなる本で、
こういう時、本っていいなあと思います。

月曜日に大きな地震がありました。
東京も、波打つような不気味な横揺れが長く続きました。
被災された地域の一日も早い復旧を、お祈りいたします。

2007年7月10日

スペインのタパスの本

まだ桜が残っているころ、スペインに住むおねえさんのお友達カップルが、日本に旅行にいらっしゃいました。 おねえさんは仕事の傍ら、時々日本料理の教室を開いていて、 スペイン人の生徒さん達は、そこで教わった料理や話を通じて「日本に行ってみたい。」と、興味をもってくださるそうです。とても、うれしいことですね。
お2人がいらした時は、ダンナさんが一緒にお寿司を食べに行きました。 生ものが食べられなかったとか、貝が苦手だったりとか、思いがけないアクシデント?もありましたけど、 知り合いのご主人は、いろいろ工夫してにぎってくださり、美味しく楽しく食べていただけたようです。 築地に行って、おみやげに刺身包丁を買われたとか?帰国された後は、かなり本格的な日本料理を作ってらっしゃるかなあと思っています。
その時、日本語で書かれた「タパス」の本をいただきました。 スペインには、立ち飲みでそれぞれのお店の自慢のタパスをいただけるお店がたくさんあります。 そういうお店を、はしごしながら歩くのが楽しいのです。 小さく美しい、おいしいタパス。本を見ているだけでも楽しいです。

おねえさんがブログに、別の方ですがお友達の日本旅行の感想を紹介しています。
日本は、どこに行っても同じ風景になっちゃったかなあと思いますが、
外国の方からみて不思議!とか面白い!とか思うことって、
意外と私たちにとって普通のことだったりして、面白いなあと思いました。

2007年4月 4日

再読した本


1993年、辻静雄さんがなくなられた翌年に出版された本です。
ひさしぶりに再読しました。

海外がまだまだ遠かった頃、
「料理天国」で紹介された外国の見たこともないお料理、美しい和食。
洗練された芸術のような食の世界の驚きは、今でも忘れられません。
(毎週、龍虎さんをうらやまし~く観ていました。)
それまでの食の意識を大きく変えた番組でしたね。
本には経営者として指導者として人を育てることの難しさも語られていて、
とても興味深く読みました。

食卓の楽しさを満足させるものとして三つ語られています。
『まず、良き仲間、グッドカンパニー。
次に、自分が健康で心配事があまりないこと。
それから、ちょっと意外かもしれませんが、「自分が忙しいこと」。
瞬間の充実感を味わうには、人間、ある程度の忙しさが必要です。』

忙しさも美味しいご飯の味のうち・・・。
なんだか、とってもシンプルですが、
でも、本来そういうものですね。
一日がんばろうという気になります。

2007年3月16日

読書する場所

読書をする場所は、どこでもいい?というと、
意外とそうでもありません。
家の中はあれこれ用事を思い出すので、落ち着いて読むことができません。
実家の手伝いで出かけますが、往復3時間くらいかかります。 移動の電車の中はゴトゴト揺れますが、 あの音と揺れが、私にはちょうどよい環境です。
ちょっと目と首が疲れたなあと思う頃、着きます(笑)
その次は、布団の中です。
お行儀悪いとか目が悪くなるとか、いろんな意見があるかと思いますが、 寝る前、数行でも文字を読まないと落ち着きません。
一行でパタッと寝てしまうこともあり、また一冊いっきに読んでしまう夜もあり・・・・。

2007年3月14日

ほうれん草の赤い根

水上勉さんの「土を喰ふ日々ーわが精進十二ヶ月」の中に、
ほうれん草の根の赤い部分を薄く刻み、ひたしにまぶして食すというお話があります。

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2007年3月 6日

読書の時間



とても、とてもよかったです。
読み終わりたくない・・・と思う本でした。

2007年1月30日

見入ってしまいます!

NHK教育のたくさんの面白い番組には、お世話になりましたが、 高学年になると、なかなか見る時間が合わなくなりました。
人気番組「ピタゴラスイッチ」には、「お父さんスイッチ」、「アルゴリズムたいそう」など人気のコーナーがたくさんありますが、中でも「ピタゴラ装置」の面白さ、志しの高さは大人にも見ていただきたいものがあります。
この「ピタゴラ装置DVDブック①」は、ビー玉などがいろいろな仕掛けを通過して、気持ちのいいゴールを決めるまで、まるで奇跡としか思えない次から次への33本!絶対に見入ってしまいます。
全国、世界各国共通の面白さ!頭のすっきりスイッチONになりますよ!
何回もみているうちに、まわりの雑貨などがシンプルでおしゃれなものが使われていて、目が行くようになります。そこがきっと気持ちよくみれる良いところかなあと思います。「・・DVDブック②」も、春に発売の様子です。

2007年1月27日

来年はもう古いのかも?



今日、私は何度もググりました。

さて・・・。

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2006年11月15日

スーパー・ギミック(仕掛け)絵本

この「不思議の国のアリス」の絵本はご存知ですか?
今年の初めに会社のR太郎さんから、プレゼントしていただきました。
R太郎さんは、こういうプレゼントを選んでくださる気持ちの優し~い素敵な方です。
いただいて、むつみとページをめくるたびに「おおぉぉぉぉぉぉぉーーー!」と感動しました。 この感動をいつかお伝えしたいなと思っていましたら、
12月に池袋西武でこういった催しがあるようです。

ロバート・サブダ氏の飛び出す絵本は今とても有名ですが、この飛び出し方は本当にすごいの一言です。
子どもの頃、飛び出す絵本やカードが作りたくて、 いろいろ工夫して、ことごとく失敗したのを思い出します。
今は、いろんなゲームも画像がリアルで立体的で美しくなっている時代ですが、 このところ、それほど驚かなくなっちゃったように思います。
紙で表現される超立体!いつまでもあこがれる楽しい世界です。

2006年10月23日

子どもに買って、面白かった本2冊



頼まれもしないのに、つい面白そう!と思って子どもの本を買ってしまう事があります。
この2冊とも、大人が読んでもとても面白いです。

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2006年9月21日

妖怪、いたら面白い?!

お友達の彦十さんに教わって読んでみました。畠中 恵さんの「しゃばけ」。
実は外国物の作品に入り込むのに時間がかかる私にとって、こんなすんなり楽しい・面白いファンタジーは久しぶりです。
この作品は、2001年日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞されています。日本人にはファンタジー作品を書くのは難しいとされているらしいですが、それは、もしかすると日本全国夜も明るくなりすぎて見えないもの、わからないものが減ってしまったせいかもしれませんね。
もともと妖怪とか、闇の中のおどろおどろしい世界、日本人のすごい想像力ですものね。
主人公を慕う妖怪達の力を借りて、難事件を解決してゆく姿は、お江戸版ハリーポッターだと思います。シリーズは4作目まででているそうです。フフフ、続編が楽しみです!
彦十さん、ありがとうございました~。

2006年8月23日

1たす1は2にならない

塾の国語の教材になる物語文や説明文で、つい「続きが読みたい!」と、むつみも言い出すほどの面白い文章が時々あって、タイトルから何冊か探した本があります。一部分の引用が面白い本は、やっぱり全体も面白いものです。この「1たす1は2にならない」は、1973年初版のチョット古い本です。
問題になった引用部分は、「純粋に考えると失敗する「地上を走っても地下鉄とは」」という部分で、渋谷の地下鉄の駅のお話でした。(ご存知のように、地上に駅があります。)
「常識の落とし穴」について問いかけをしている面白い文章でした。

他に、失敗することについて書かれています。

誰もそれほど重要と思わないで、失敗することについては研究していないけれど、人は何故失敗するのか?失敗を予防するためにはどうしたらいいのか?を考えてみて、失敗に強くなる経験は大切なのです。というお話があります。

そして人間には失敗がつきもので、失敗しない人間などいないはずがないんだよ。という実話を交えたお話はとても面白く、子どもにもわかりやすく書かれています。

わが子が失敗しないように過ごして欲しいと願う大人が多く、子ども自身も失敗することをとても恐れていると言われるこの頃ですね。この本は古い本ですけれど、成功することよりも失敗することについて書かれている新しい問いかけで、これを読んだら、きっと子どもは楽になれるだろうな~と、大人は口を出しすぎてはいけないんだな~っと、現代社会の先端のアドバイスかな?と思えてきたりします。

みんなが言う常識は、「いつもそうとは限らない。」。
そして、「失敗は成功のもと」なんだよ!とまじめに教えてくれる、大人にも面白い本だなあと思います。

2006年8月 7日

10歳のお友達から紹介してもらった本

だいぶ前、むつみのお友達で本が大好きな女の子が「『夏の庭』っていう本を、今読んでいるんですけど、すごくいいですよ。」と教えてもらいました。夏の初めに本屋さんで、平積みしてあるのを見つけて読んでみました。
なんと表現していいのかわからないほど、私が読みたかった本でした。読みはじめから、処女作にこの作品を書いた作者はただものではないと感じました。主人公は3人の小6の男の子、しょぼくれた老人との係わり合い、そして年を越えての友情。おじいさんの死。この音楽大学を卒業した作者が何故、このようなテーマで本を書かれたのか?とてもひきつけられました。私は老人も子どもも好きなのです。引き続き「ポプラの秋」「西日の町」を読みました。「西日の町」は芥川賞の候補にあがりながら、受賞できなかったのはなんとも不思議です。その文章表現、構成は、こんな私でもすごい才能だとしか思えないものを感じます。
その後、児童文学と一般の本の違いはなんなのか?子どもが読む本は大人が読んで十分面白い。ブログを書いていなかった2週間ほどで子どもが主人公の本を たくさん(写真)読みました。(中には違うのもありますけど)児童文学なんて分野は必要ないんじゃないかと思います。すばらしい本がたくさんありました。まだまだ、読んでみたいです。

2006年4月29日

GWはイーハトーブへ。

宮沢賢治さんの作品を読んでいます。
昔、教科書にのっていた「オツベルと象」(教科書にはオッペルだったと記憶しています。)や、「やまなし」。不思議なことばや独特のリズム、「なんだろう?」と思ったことばは覚えているものですね。とても懐かしく読みました。大人になって読み返すと、また違ったものが見えてきます。特に「やまなし」の美しい世界、心の中に清流が流れるようで、また感動しました。小5の今まで、むつみの国語の教科書には、宮沢さんの作品は載っていないようです。これからかもしれません。
今年のGWは、宮沢賢治さんのふるさと花巻へ一泊で旅行する予定です。
とても楽しみにしています。

2006年4月19日

明日ありと・・・(父の詫び状)

向田邦子さんのこのエッセイはずいぶん前に読みました。今は手元になかったので本屋さんで新装丁版を見つけて懐かしく買いました。
両親も高齢になってきた今、以前に読んだときとは違ってズンとくるものがありました。
『明日ありと思ふ心のあだ桜
  夜半に嵐の吹かぬものかな』
昔、よくこの言葉を聞きました。母は今日出来ることも明日の分もあさっての分もしてしまう人ですから、気のきかない、のんびりした娘によくこの言葉をいい聞かせていたんだと思います。でも、努力の甲斐なくこの性格は直りませんでしたね。ランドセルを学校に忘れてくるような、しょうもない子でしたから・・・(笑)。今も後回しにすることばかりです。エッセイを読んでいて、久しぶりに聞いた言葉に子どもの頃を思い出しました。
向田さんの文章は潔くて、面白くて大好きです。引き込まれます。
「寺内貫太郎一家」。むつみくらいの年に毎週楽しみに見ていました。文章もテレビのように昭和の家族の情景が目に浮かぶようです。
日々過ごしているとそれほど気にしませんが、心のあり方、家族のあり方、生活は昭和の時代とはやぱり変わってきているんですよね・・・。昭和も遠くなった気がします。
むつみにもこの言葉を教えてあげようと思います。でも、私が言うには説得力がなさすぎですね。トホ
『父の詫び状』(Amazonのページにとびます)

2006年4月13日

素敵な本をありがとう!「絵本からうまれた おいしいレシピ」

お友達から素敵なプレゼントをいただきました。
以前から読んでみたいと思っていた「絵本からうまれた おいしいレシピ」。
このフライパンの中のふっくらケーキは、「ぐりとぐらのカステラ」です!
ああ、おいしそう・・・・。フライパンで本当に焼けるのね・・。
バムケロやだるまちゃん!大好きな絵本も出てきて、作ってみたかったおやつもたくさん出ていて、 写真も文章もとってもかわいくて、癒されます!
大好きなマーガレットもとってもうれしい!素敵なプレゼントをありがとうございました。
楽しいお菓子をたくさん作ってみま~す。
懐かしい絵本の思い出をお話しながら、お茶をしましょうよ!ぜひ、遊びにいらしてくださいね。

2006年3月16日

数学の美しさ「博士の愛した数式」

切符に印刷されている4桁の数字を使って10を作る遊びは好きですか?
家の中では、私が一番遅いです。あまり算数も数学も得意な方ではありませんでした。でも、解答に結びついた時の達成感があって、嫌いではありませんでした。数字が美しいとか、そういうことは考えたことも無かったですけど、この本はとても面白かったです。数学って絵とか音楽のように人に感動を与えたり、本当は面白いものだったんだな~と素直に思いました。
映画もだいぶ前ですが、娘と観に行きました。子どもを純粋に愛する博士の姿がとても心に響きました。
スペインに住んでいる甥が、スペインの数学の勉強法についてブログにこんなことを書いていました。この本を今度送りますから、是非読んでみてくださいね。先生にも読んで欲しいかもね。映画もとても良かったです。こちらも機会があったらね。ルート役の吉岡秀隆さんをみると、いつも何故かYuu君を思い出すんですよ。穏やかで優しい感じが少し似ている気がするのです。
『博士の愛した数式』(Amazonのページにとびます)
『世にも美しい数学入門』(Amazonのページにとびます)

2006年3月 2日

こどものとも50周年

この3月で、「こどものとも」の本が創刊50周年だそうです。
今、本屋さんの児童書コーナーに行くと、50周年記念フェアなどをやっていて、 懐かしい本たちがたくさん並んでいます。
お父さん、お母さん世代になった私達が読んでいたのは、もう何十年も前の事ですが、 いつまでも古さを感じずに、今も変わらず子どもの心をとらえています。
私も子どものとき、だるまちゃんシリーズ、ぐりとぐらが大好きでした。
ぐりとぐらが作る、あの大きなカステラが食べたくて夢にまでみました。
むつみとも、何度も何度も読んだ本ばかりです。

2006年3月 1日

新しいこげぱんの本『毎日クタ~っと』


2月25日に新しいこげぱんの本が出ました。
マシュも「おすすめ!」だそうです。
『毎日クタ~っと』(Amazonのページにとびます)

2006年1月 3日

冬休みの読書

夏休みは、取りつかれたようにミステリーを読んでいました。冬休みにむつみがよく読んでいる本は、こちらです。マンガなのですけど、歴史に興味を持ってくれるのはすごくうれしい!
でも、お正月にやっていた時代劇はあまり興味がなかったみたいです。どのお話も時代劇初心者には、ちょっと長いですからね。「功名が辻」は、見てみようかな?と言っています。大河ドラマ、そういえば小学生のときは良く見ていたものです。これが始まると、ああ明日は学校なんだ~なんて、日曜日の締めくくりという感じでした。
『まんが人物・日本の歴史』①~⑧(Amazonのページにとびます)

2005年9月14日

一緒に何回も読んだ本

小学4年生になった頃から、自分で本を読むようになり、寝る前に本を読んであげることがなくなりました。
生後2ヶ月くらいから、一緒に寝ながら絵本を読んでいましたね。生後2ヶ月って何にもわからなそうでしょ?でも、ちゃんと聞いていましたよ。松谷みよ子さんの「いない・いない・ばぁ」でした。「ノンたん」シリーズもリクエストが多くていっぱい読みました。幼稚園にあがる前は、児童館や図書館に行ってはたくさんの絵本、特に「バーバーパパ」を借りてきては何度も何度も読みました。一番よく読んだ本は、「からすのパンやさん」ですね。からすの親子が作る、いろんなパンの名前を早口言葉のように読みました。かこさとしさんの絵本は、大好きです。魔法のように引き込まれます。読むほうも言葉のリズムがよくて、読んでいてとても気持ちよく読めるところがすごいなぁと思います。
「だるまちゃん」のシリーズも、昔っからありますけど、とても幸せになれるお話ですごく好きです。「人の喜びを、自分の喜び」としてウキウキさせられる「だるまちゃんとだいこくちゃん」。こんなお友達ができるといいなぁって思いました。
もう読んであげることはあんまりないかもしれないけれど、心がカサカサした時は、私も読もうと思います。子どもの絵本から、教えてもらうことがいっぱいありました。

2005年8月18日

夏の読書・むつみ(パスワード・シリーズ)

友達が学校で、紹介していたので読んでみました。
そしたら、スッゴク面白かったので、たくさん読みました。
読み出すと親の声なんて聞こえません。
最後の三冊も、早く買ってもらおうっと!
とにかく、面白いので、ぜひ読んでみてください!!
『パスワードはひ・み・つ』シリーズの一冊目です。(Amazonのページにとびます。)

夏の読書・春美(バッテリー)

あさの あつこさんの文章、初めて読みました。
私にしては、めずらしく夜中まで一気に読みました。
よかったです。ジンジンってきます。心のストライクゾーンにストレートにきた!っていう感じです!

人気の児童書が文庫にもなりました。
野球好きも、そうでない大人の方もぜひ・・・。きっと胸が熱くなる一冊です。
『バッテリーⅠ、Ⅱ、Ⅲ』(Amazonのページにとびます。)

2005年7月12日

ごひいきのお蕎麦屋さんありますか?

いつも手打ちのお蕎麦をご馳走してくださるZukunasiさんは、むつみのお友達キョッチのお父さんです。3年前から江戸ソバリエの会に参加され、その認定講座を通じて腕も耳も舌も磨きに磨かれ、7月7日にお仲間達とこの本を出版されました。本にZukunasiさんのお名前が載っているのを見て感動です。会員の皆さんと協力されてこうした一冊の本を出されるまでのいきさつは、大変なご苦労もあったことと思いますが、どのお店の案内の文章の中にも、そのお店のお蕎麦を愛してやまない様子がうかがえてほのぼのとします。挿絵もとても素敵です。
お蕎麦屋さんというところは、お蕎麦を食べに行くだけではなく、店の雰囲気、空気、気配り、出される料理、お酒、店主、すべてが一体となって、それがその店の蕎麦なんだな~と感じました。店に一歩は行ったらその懐に身をゆだね、五感でその蕎麦屋を感じることが、お客としてしあわせなひとときを過ごせるってことなのかしら?池波正太郎さんのように、時分どきを外して入り、ゆっくりお酒を飲みながら、過ごせるようなお蕎麦屋さん。そんな一軒を見つけたくなります。大人の至福の時間ですね。
お蕎麦を愛する方々の中で、きっと、楽しいお仕事だったことと思います。Zukunasiさん、今度、サインを入れてくださいね!
『江戸ソバリエ四百名が通っている至福の蕎麦屋』(Amazonのページにとびます。)

2005年6月23日

ゆうくんにと出してきた本

ゆうくんは中3の14歳です。スペインでは、読みたい本がなかなか手に入りません。
泊まりに来たゆうくんにと、良彦さんが本棚からドサっと出してきた本です。ハリーポッターや指輪物語の映画化以降、こういったファンタジーものがとても人気ありますね。特に男の子に人気があるようです。
それと、「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウン。春に日本で出版された「デセプション・ポイント」も、私もすっごくドキドキしながら読みました。

2005年5月25日

人とかかわることって・・。(ふしぎな木の実の料理法)

つい見てしまいます。NHKの「ファイト」。
今日の放送は、人とかかわることが怖くなり、学校へ行けなくなってしまった優ちゃんが、お仕事を手伝うことによって自分らしさと自信をだんだんと取り戻し、「人とかかわる仕事もいいなー」とつぶやくことができたというお話でした。本当に、本仮屋ユイカちゃんの自然で上手な演技にはひきつけられます。
学校にも家にも身の置き所がなくなって、苦しい思いをしている子ども、いや今は大人もたくさんいるかもしれませんね。この『ふしぎな木の実の調理法』は、最初うるさくて、めんどくさくて、人とかかわるのが大嫌いで一人で静かに暮らしていた主人公の男の子が、送られてきた「ふしぎな木の実」の料理法を森に住む人々に尋ねてまわるうち、次第に心の壁がなくなり、一緒に何かをすること、気持ちをひとつにすることの楽しさに目覚めていくというお話です。
人とコミュニケーションをとることってすごく難しいです。楽しいだけならいいけれど、場合によっては傷ついたり、誤解されたり・・・。一人で生きていけたらきっと楽なのに・・なんて思う時、誰にでもありますよね? でも、人とかかわりあうこと、やっぱり大切なことです。私も、まだまだ勉強中です。でも、きっと世の中の人、みんなみ~んなそうなんだと思います。
こそあどの森シリーズの一冊目。挿絵もかわいくってステキです。
『ふしぎな木の実の料理法』(Amazonのページにとびます。)

2005年4月15日

大人になってから読みました。「赤毛のアン」

松本侑子さんの訳の「赤毛のアン」を読みました。子どもの頃、冒険ものとか歴史ものとか、推理ものなどを好んで読んでいた私には、少女文学などの甘いカバーの本には少し抵抗がありました。でも、この名作はいつかは読んでみたいと、いつも思っていました。
読み終えて、抱いていたイメージ、先入観とはまったく違った小説でした。これは子どものためだけの物語ではなく、ましてや夢見る少女のための本ではないと感じました。たぶん、子どもの時に読む印象と、子どもを育てている母親の立場になった今とでは、受けとめるものは大きく違うのでしょうけれど、マリラ、マシューのアンに対する愛情の深さ、登場人物の知的な会話、心理描写の繊細さに、深く感銘を受けました。
子どものいないマリラとマシューは、アンを引き取ることになりますが、子育ての面において、役割分担がありました。躾の面でマリラ、マシューは「甘やかして台無し」にしてしまうとマリラが心配するほどアンをかわいがるのですが、いつも観察し、耳をかたむけ、褒めることを忘れません。
『だが、こうした二人の役割分担も、そう悪い取り決めではなかった。かりにマシューが「甘やかし」ても、ちょっとした「褒め言葉」が、時には、世界中の良心的な教育を束にしたくらい、うまく働くこともあるのだから。』
この一説がとても好きです。褒めること。正直難しいと思うときのほうが多いのですが、本当にそうだなぁと思います。
そして、アンの想像力豊かなおしゃべり。人生を楽しくさせるためのエッセンスのひとつは、アンのように自らが持つ豊かな想像力ではないでしょうか。壁にぶつかった時、悲しい時、失敗した時、つらい状況から立ち直るすべは、自分の考え方ひとつです。アンの勇気と前向きで素直な気持ち。今は複雑な世の中だから、本当に心あらわれるような気がします。 平凡な日々を過ごす私も、考え方を少し変えるだけでグリーン・ゲイブルズとはいかなくても、住む場所が美しく見えたり、毎日が楽しくも、つらくもなるものなのかなあと思います。 子どもの頃読まれた方も、大人になってから読み返されると、新しい発見があるかもしれませんね。
『赤毛のアン』(Amazonのページにとびます。)

2005年3月 8日

いのちの授業

今はスペインに住んでいる、お姉さんとゆう君家族のことがマンガになりました。ゆう君のお父さんは、ゆう君がまだ幼稚園の時にガンで亡くなりました。最期をホスピスで過ごされ、病室のパソコンで描いた絵が絵本の挿絵となり、『ゆたかな命のために』(Amazonのページにとびます)という本(児童書)の中で紹介されています。
3月3日発売の「Silky(シルキー)」というコミック誌に、たちばないさきさんの『命の伝言ーデス・エデュケーション』という作品が載っています。「ゆたかな命のために」の筆者甲斐裕美さんが、子ども達にいのちの大切さ、生きること、死ぬということを伝える授業に取り組んでらっしゃる姿を紹介されたものです。とても素敵な作品です。

2005年3月 1日

『星野道夫と見た風景』

写真家、星野道夫さんが直子夫人と結婚される前に送られた手紙に「すばらしい仕事をしたとかすごい写真を撮ったかより、誰と一緒に日々を歩んだか、どんな家庭を築いたかということが、人生の最期には大事に思えるような気がします。」と書かれたそうです。東京でのおだやか生活を捨て17歳も年の違う星野さんが暮らすアラスカへ嫁がれた夫人が、その悲しい事故までの5年半の短いご夫婦の姿を綴られた「星野道夫と見た風景」を読みました。

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2005年2月18日

むつみが選んだ本2冊(子どもが作る旬の料理)

むつみが学校の図書室から借りてくる本は、いつもお料理の本か工作の本ばかりです。この本には作ってみたいお料理がたくさん載っているというので、「春・夏」と「秋・冬」を家にもそろえました。筆者の坂本廣子さんの「台所育児「一歳から包丁を」」という本は、私も思い出深い本です。

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2005年1月28日

読み聞かせのほのぼの時間

私の英会話の先生の息子さんからお借りした本です。息子さんは、ただ今大学受験真っ只中の高校3年生です。いつも感心しているのですが、お母さんとの会話がとても多い素敵な親子関係です。こんな大変な時期にもかかわらず、学校が終わっていた今日は私の授業後に笑顔で顔を出してくれました。 この本は子どもの時から繰り返し読んでいる本なのだそうです。お母さんである私の先生は「子どもの本は借りたものじゃダメなの、いつも手に取れる場所に置いてあげなくちゃ。」と、よくおっしゃっています。そして、読み聞かせを本当によくして育てたそうです。彼は子どもの時の本を今もとても大切にしています。そして、家族を大切にしている様子をいつも感じます。きっと、小さいときから、彼の話を聞く耳を、家族がいつも持って過ごしてきたからでしょう。子どもにまっすぐな愛情をかけて育てるということは、人に話すには気恥ずかしいものですが、決して間違っていないということをいつも教えてもらえるご家族です。
いろいろな本を読むようになったむつみですが、この本はちょっと長いので、久しぶりに読んであげました。親子でドキドキしながらの楽しい時間です。
『ルドルフとイッパイアッテナ』(Amazonのページにとびます。)

2004年12月25日

クリスマスプレゼントの本(飾り切りと料理のデザイン)

むつみにクリスマスのプレゼントした本です。いろいろな太巻きやカナッペなどの細工料理やフルーツカッティング、大根や人参などの飾り包丁の方法などもたくさんの写真入りで紹介されています。今日は、お花に切った人参、木の葉のりんごを切ってくれました。写真以外の残りの部分は、スープとジャムに変身しました!(笑)いろいろな切り方を覚えるのは、冬休みのお楽しみです。
『飾り切りと料理のデザイン』(Amazonのホームページにとびます)

2004年12月13日

当たり前の生活の中にある幸せ「あさ/朝」

CM大賞をとったネスカフェの宣伝で谷川俊太郎さんの「朝のリレー」の詩を聞いたとき、そのすばらしい想像力にとても感動しました。日頃、ニュースなどで断片的にしか感じることの出来ない世界も、こうして朝が引き継がれて、私達はつながっているのだと、改めて新鮮な思いがしました。
この本は児童書ですが、吉村和敏さんのプリンスエドワード島の美しい風景の写真と谷川俊太郎さんの詩がとても素敵な一冊です。
誰にでも朝が来て、夜が来るように、日頃当たり前のように感じていることも、自分の気づきひとつで幸せを感じることも出来るのだと、この本は教えてくれるように思います。
『眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ』
ネスカフェのホームページで、このCMを見ることができます。
『あさ/朝』(Amazonのホームページにとびます)

2004年11月30日

人っていいなと思える本(天才柳沢教授の生活)

漫画家さんっていうのは、すごいなあと思います。ストーリーも考え、しかも絵も描けちゃうんですから。 カタブツの柳沢教授が主役のこの「天才柳沢教授の生活」は笑いあり、しみじみとしたものありで、とっても好きな漫画です。

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2004年11月23日

「できる」→「わかる」→「学ぶ」(学ぶ力)

夏ごろ買った本ですが、何度か読み返してもおもしろいです。さまざまな分野でご活躍の方々が「学ぶ」ということについて、日ごろどう考えているのかをディスカッションしたセミナーの様子が収録されている本です。
「学ぶ」ということは、単に「お勉強」ではないわけで、私は「わからんことを楽しむ能力」という表現がとても好きです。「与えられたものではなく、自分の考えでなんとかしようとする」そんな楽しい力を子ども達にもつけてほしいと考えています。たとえそれが立派なことでなく、将来役に立たないようなことでもいいんじゃないかと思います。最近、むつみと話していて、その会話の中で今まで散り散りになっていたわかることが、ある瞬間結びつくことがあるようです。そんな時、すごくいい顔をするのです。「わかる」というのは、本当は面白いことですよね。
お手軽な「わかりやすさ」ばかりでなく、心躍る「わからんけど、楽しいもの」を老いも若きも、実は求めているのかもしれません。それを見つけるのは、ちょっと考えると難しいことのようですが、身近なものにも「学ぶ」楽しさはあふれているのかもしれません。それは、また次回に・・・。
『学ぶ力』(Amazonのページにとびます。)

2004年9月11日

9・11に(リサ ニューヨークへいく)

絵本「リサとガスパール」のシリーズの一冊です。赤いマフラーが似合う、クールな女の子リサが好きです。 鮮やかな色彩と油絵のようなタッチの絵に、大人も子どもも心をひきつけられてしまいます。シリーズで集めたくなる絵本です。 今日は9月11日です。この日はこの本を思い出したように読み返しています。哀しいことに、NYのこの風景は今はもうないのですから。
『リサ ニューヨークへいく』(Amazonのページにとびます。)

2004年9月 8日

見えるものがすべてではない(金子みすゞさんの詩集)

ずいぶん前に買った本ですが、むつみが国語で金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」を習っています。今日は手話でこの詩を披露してくれました。むつみが金子みすゞさんの詩の中で一番好きと感じた「月日貝」がこの詩集の中に入っています。久しぶりに読み返してみました。金子さんの詩を読むといつも感じるのは「見えるものがすべてではない」ということです。
夜、窓を開けて、秋の虫たちの歌声をしばらく聴いて、秋を感じてみました。
金子みすゞ童謡集『このみちをゆこうよ』(Amazonのページにとびます。)

2004年8月30日

漫画は大いに読みましょう。

以前まで「マンガ」と言えばテレビアニメ、もしくは4コマ漫画だったむつみも、最近は「漫画本」を読むようになりました。と言っても、まだお小遣いを渡していないので、うちにあるものを読んでいます。「ぼのぼの」と「クッキングパパ」がお気に入りで、クッキングパパの本を見て、昨日は「シャキシャキじゃがいもサラダ」。今日は「きゅうりの冷たいスープ」を作ってくれました。
私は子どもの時、兄のおかげで「手塚治さん」「ちばてつやさん」「藤子 不二雄さん」「水木しげるさん」「白土三平さん」など(少年漫画ばかり・・)、山ほど名作漫画がある家で育ちました。お小遣いがもらえるようになってからは、「キャンディ・キャンディ」「はいからさんが通る」「小さな恋のものがたり」などいっぱいそろえたものです。今でも漫画大好きな私ですから、漫画には寛大です!

2004年8月12日

「学ぶ」という事をしみじみ考えた本(日日是好日)

最近、「学ぶ」ということに、または「学ぶ気持ち」というものにとても興味をもっています。 学校の勉強も「学ぶ」ことですが、学校を卒業してからも「学ぶ」ことは日常どこにでもあるものだなあと良く考えています。
この本の著者は25年続けてきたお茶のお稽古を通して、学校もお茶も目指しているのは人間の成長であるけれども、お茶は「他人」と比べるのではなく、「昨日までの自分」と比べることであったのだと気づくまでのご自身の悩みやつまづきなどの体験を盛り込みながら、読みやすく楽しく書かれています。お茶のお道具や決まりごともわかりやすく、お茶に詳しくない方も一人の女性の成長を通じて、ほのぼのと幸せな気持ちになれる本だと思います。
『日日是好日』(Amazonのページにとびます。)

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2004年7月14日

ことわざっておもしろいね。

さい近よく読んでいる本です。
かっこいいと思ったことわざは「渡る世間に鬼はなし」。おもしろいことわざは「ひょうたんからこま」です。自分で作ったことわざは「紙の力持ち」で、意味は紙のように弱い人でも力持ちのことがあるのでゆだんしてはいけない。そういうときに使います。

2004年7月 1日

自分を守るのは自分という教え

夏休みを前に、ご紹介したい本を見つけました。日頃防犯のこともむつみとも話しあうのですが、「わかった、わかった。」「本当にわかってるの?」って感じです。この本はいろいろな犯罪のパターンから自分の身を守る方法をわかりやく、自分がまずしなければいけないことを教えてくれています。むつみはとても怖くなったようです。悲しいことですが、日常シュミレーションしているか?いないか?でできることは違ってくると思います。
『Say"No!""やめて!"といおうー悪い人から自分をまもる本』(Amazonのホームページにとびます。)

2004年6月23日

見て知って楽しい絵本(戸田幸四郎さんの本)

戸田幸四郎さんの本はご存知ですか?良彦さんが英会話若葉マークの私に「和英じてん絵本」を買ってきてくれました。絵本とは言っても1350種もの言葉がのっている大人も使える辞典です。例文もすごく自然で普段使っている文章を英文化したものなので、感心しながら読んでいます。挿絵がまたすてきにかわいいのです。戸田幸四郎さんの本を中心に出版している戸田デザイン研究所の本が我が家には3冊ありました。どれも、色、デザインなど視覚にうったえるもので、想像力豊かな子どもたちにはきっと面白い本だと思います。ちょっと北欧的な感じのシンプルなセンスよさがあって、誰かにプレゼントしたくなる本たちです。

2004年6月16日

最近の雑誌が面白いです。

小さなこだわりを持った読み応えのある雑誌が増えてきています。忙しい世の中だから、なんでもお手軽・簡単・節約の時代ですが、「ひと手間」かけることを楽しんだり、古いものや長く使えるものに工夫をしたり、そんな提案をやさしく伝えてくれている本たちです。「Ku:nel」は文章もとても面白く、何度読み返しても心に残る文章が多いです。生活を大切に考えている人たちが創っている雑誌だと思います。

2004年5月25日

クイズにすると楽しい会話

偶然この本を手に取り、買ってみました。
今日遊びに来たお友達と一緒に食べ物のクイズをして遊びました。もりあがって楽しい時間でした。 あの服部さんが、子どもたちのためにこんな「食育」についての本を出してらっしゃるとは知りませんでした。
先日「りんごポテサラダ」を作ったときに、じゃがいもの芽がとても出ていたので、むつみはビックリして「毒がある!」と言いました。「しっかり芽を取り除けば大丈夫だよ。」と話しましたが、一般に出回っているじゃがいもの中には芽が出にくいように放射線をあてる照射という方法がとられているのは、ご存知だと思います。 さて、大人の皆さんに問題です。何という放射線をかけるのでしょうか?実際に本にのっている問題です。子どもは三択ですが、大人の皆さんにはぜひお考えいただきたい問題だと思いました。

2004年5月20日

特別な一冊(ひとりよがりのものさし)

こうして短くても、ちょこっとものを書くようになってから、人が書いた文章を読むのがとても楽しくなりました。
筆者がその文章で何を伝えたいのかを、心で感じるようにして読むようになったのだと思います。 雑誌「アルネ」に登場されたことのある古道具屋さんの坂田和實(さかた かずみ)さんが書かれた文章を読んだとき、「なんて、面白い文章を書く人なんだろう?」と、とても興味がわきました。 そして、出筆された本のタイトル「ひとりよがりのものさし」を見たとたん、この本が絶対に欲しい!と思いました。 なんて素敵なタイトルなんでしょう?!

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2004年5月17日

オレンジページを買いました。

久しぶりに「オレンジページ」を買いました。
時々コメントをいただくお友達の由布子さんが今月号に載っているのです。
由布子さんは美人で知的でお料理のみならずセンスがよくて、時に大胆で?!そして素敵な働くお母さんです。本当にあこがれています。「食べにきて!おもてなしはおうちでごはん」というページに気軽にお箸でいただけてワインに合うお料理として、松花堂弁当を紹介してらっしゃいます。味のバリエーションだけではなく、テーブルセッティングにもセンスよい工夫や自由な発想の提案があって、楽しいおもてなしを考えるのも素敵!と思いました。
この雑誌とあわせて、5月22日と29日にテレビ朝日(10チャンネル)の土曜日の午後5時55分からこの松花堂弁当の放送があり出演されます。こちらも必ずみます!由布子さんのホームページも由布子さんのお宅にお招きいただいているかのような、フレンドリーで素敵なページです。ぜひご覧になってみてくださいね!

2004年4月25日

スパイスの効果(はじめてのインド料理)

先日、ご紹介したミラ・メータさんが書いた本を買いました。さっそく、「骨付きチキンカレー」と「スパイスライス」を作りました。インドのお料理は中国料理と並んで数千年の歴史があり、食事はそれ自体が病気を予防したり、治すものとして、大切に考えられているそうです。その中心となるものがスパイス。実は昨晩の夕食にいただいたのですが、今朝はお肌の調子や体の調子が良いように感じます。思ったよりも簡単で、すばらしくおいしいカレーができました。
『はじめてのインド料理』(Amazonのページにとびます。)

2004年4月20日

いいなと感じたコラム

4月10日号なので、ちょっと前の話になりますが、今時の親心をくすぐるうまいタイトルと印象的な表紙の写真です。おもわず買ってしまった方も多いのではないでしょうか?この本の中で「パーソナルコンピュータの父」と呼ばれるコンピュータ学者のアラン・ケイ氏のコラムがすごく良かったのです。「子どもは高い思考能力を持つ、おとなは子どもの敵になるな」

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2004年4月15日

おすすめの児童書「たいせつな きみ」

主人公の住む人形の町では、みんなが同じことをしています。
他の小人に金の星のシールか灰色のだめじるしシールをはること。
主人公のパンチネロは、どんなにがんばってもだめシールばかりはられてしまいます。

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2004年3月22日

タイトルにこめられた想い

本屋さんや図書館で気に入った本に出会ったときに「目が合った」という気持ちがするのは何故でしょう?
そして、何故か気に入った本のタイトルにはすごく心惹かれるものがあります。作者の想いが伝わってくるような私が最近好きなタイトル・ベスト3はこの3冊。



たくさんのふしぎ「石のたんじょうび」
たくさんのふしぎ傑作集「いっぽんの鉛筆のむこうに」(Amazonのページに飛びます。)
「持たない生活」(Amazonのページに飛びます。)

2004年3月19日

文字にして残す(子どものことを子どもにきく)

また、また面白い本をみつけました。
子どもの思い出を写真やビデオで残したり、また工作や絵をとっておいたり、各ご家庭で工夫してらっしゃるのではないでしょうか?この本では、お父さんが大真面目に自分の子どもにインタビューをした8年間の記録が載っています。

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2004年3月10日

さゆり

book-sayuri.jpg

1999年に出版されたので、ずいぶん前の本です。新宿の青山ブックセンター(面白い本が見つかることがあるので、好きな本屋です)で見つけました。

「さゆり」という芸妓がたどった数奇な人生を、本人の口述によりまとめたという体裁で始まるこの本は、その語り口の面白さにどんどん引き込まれていきます。祇園という枠の中で必死に生きる姿や、淡い思いのなりゆきに、はらはらしながら読み進めた後の結末の驚き。楽しい時間をすごしました。

さゆり〈上〉
さゆり〈下〉

2004年2月27日

勉強の先にあるもの『13歳のハローワーク』

ちょっとした手違いで購入した本ですが、
とても面白いのでご紹介します。

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2004年2月26日

若いときに読みたかった本『「原因」と「結果」の法則』

ちょっと前に読んだ本です。
思いがすべてを決める。自分自身をとりまく環境もすべて自分の思いによるものである。「原因」があるから「結果」があるという、単純でシンプルな考えです。若いときに読むと、同じ悩みも前向きに考えられそうな一冊だと思います。自分を取り巻く環境に?マークの方はぜひ一度目を通してみてはいかがでしょう? 100年も前に書かれた超ロングセラー。和訳され話題になりましたね。
『「原因」と「結果」の法則』(Amazonのページにとびます。)

2004年2月23日

自分の住んでる街だから(散歩の達人)

「るるぶ練馬特集」に続き、『散歩の達人』も出ました。自分の住んでいる街の特集はつい手が伸びてしまいます。るるぶのマニュアル的タウンガイドもいいけど、こちらはついニンマリしちゃう内容です。地元もなっとくっていう感じかしら?練馬で農業一筋の老夫婦の思い出話「黄金列車が走った頃」の文章がすごくよかったです。

ムムムの無料(メトロミニッツ)

良彦さんが「これ面白いよ。」と持って帰ってくれました。 『metro min.(メトロミニッツ)』は毎月20日、営団地下鉄23駅構内で無料配布されるフリーマガジンです。コンセプトとしての対象年齢は20~30才だそうですが、幅広い年齢層で楽しめる内容だと思います。写真、企画、デザインなかなか良いです。スタッフの意気込みが感じられます。もう16号目、ああ、もっと早く気がつけばよかったー。最寄り駅は「池袋」です。これからは毎月20日を楽しみにしましょう。

2004年2月 3日

ずっと捜していた本(吉野弘詩集)

以前、新聞で見かけた詩にとても心うたれたので、切り抜きをしておきました。 でも、いつの間にかどこかへいってしまい、タイトルも作者も忘れてしまっていて、 詩の一部のみ覚えているだけでは、なかなか見つけることができず、 ずっと心の中で捜し求めいていた詩集を偶然発見しました。それは「二人が睦まじくいるためには」という吉野弘さんの詩集でした。タイトルが気に入ったので偶然手にしたのです。

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2004年1月 3日

子ども達の好きな本(かいけつゾロリ)

このキャラクターを知っている大人はかなりの通です。
小学校の図書室で(特に男の子)から人気のシリーズ「かいけつゾロリ」の子分、 「イシシとノシシ」の「イシシくん」です。2月1日よりテレビアニメ化されることになりました。 日曜日の朝7時からだそうです。むつみも早起きになりそう!
「いつも早おきでしょ??」(むつみより)

2003年12月17日

「アルネ」という雑誌

大橋歩さんが「突然雑誌を作ろう」と思い立ち、ひとりで企画しデジカメで写真を撮って取材編集をやってみようと2002年10月に創刊された雑誌です。大好きなものと仲間を大切にしている大橋さん、その人柄と世界がよく出た素敵な雑誌だと思います。2ヶ月に一回の発売で現在6号目です。今回は「セブンディズホテル」の特集があって興味深く読みました。残念ながら練馬区で販売している書店はありません。池袋だと「ジュンク堂」か「パルコ」で買うことができます。毎回良彦さんがプレゼントしてくれます。

2003年11月29日

おすすめの本(るるぶ「練馬区」)

あるんですねー。るるぶの「練馬区」特集。
練馬の歴史、ふむふむ。
練馬の散策、いってみようかなー。
練馬のテーマパーク、そのうち行きたい「庭の湯」。
練馬のブランド、おみやげにいいかも・・。
練馬のミュージアム、「鉱物化学研究所」なんて練馬にあったの?
グルメ&カフェは応援しているお店の掲載はチョット少なかったけど、知ってるお店が載ってるのは不思議な感じ。一冊あると、家族で楽しめると思います。 ラストにのってる「練馬のラーメン」は、制覇したい通の人がいるかも????

2003年11月24日

おすすめの児童書「ふたりはともだち」

小学2年生のむつみの国語の教科書にのている、 アーノルド・ローベルの「お手紙」がはいっています。 素直な気持ちを持った「かえるくん」と「がまくん」のお互いを想う心温まるお話です。 ちょっとおもしろい落ちがついているところが、子どもにも大人にもおもしろく、 心の中にこの物語があるだけで、ちょっと幸せな気持ちになれます。 今回はこの2冊をそろえました。むつみも帰ってから何度も読み返しているようです。
『ふたりは ともだち』『ふたりは いつも』(Amazonのページにとびます)

2003年9月28日

今読みたい本、2冊

シンクロチームのヘッドコーチ井村雅代さんの言葉です。
『私の選手育成法の根底にある考え方は、どんな選手であれ「この子は絶対にうまくなる」と信じていることです。素質があるとかないとかは関係なく、私の力で絶対にいい方向に導いてやる。こう信じることから始めます。』
最近「コーチング」の本を読みました。人材育成のために講習会を開く企業も多いようですが、私にとっては、これからの人生をより楽しくさせてくれる思考法とも思えました。弱い自分とどう向き合うか?というヒントも与えてもらっている気がします。集中力について学びたい私は、この2冊が読みたいです!テニスのコーチである著者が「コーチング」について書いている本です。
新インナーゲームー心で勝つ!集中力の科学


  • W.ティモシー.ガルウェイ
  • 価格: ¥1,300

インナーワークーあなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!

  • W.ティモシー.ガルウェイ
  • 価格: ¥1,500

2003年9月18日

おすすめの児童書「ほんとにほんとにほしいもの」

とにかく絵が素敵で自分のためにもほしかった本です。主人公はおばあちゃんとお母さんと暮らしています。みんなでためていたびん中のお金をつかって誕生日にほしいものを買ってもらえることになりました。でも、「ほんとにほんとにほしいもの」はなかなかきめられません。たくさん悩んだ主人公はみんながハッピーになれる素敵なものをみつけます。大人のあなたも「今一番、何がほしい?」ときかれたらなんて答えますか?おすすめ度☆☆☆三ツ星!!
ほんとにほんとにほしいもの
  • 出版社: あかね書房; ISBN: 4251005244 ;
  • 作絵:ベラB.ウィリアムズ 訳 佐野洋子
  • 価格: ¥1,300

2003年9月 8日

お料理の本が好きなんです。

・辰巳芳子がつたえる母の味『手しおにかけた私の料理』
お料理の本としては有名な本ですのでご存知の方も多いと思いますが、
お料理の作り方というだけではないのです。その中には日本の心、季節の表現、すべてが美しい文章でつづられており、控えめでセンスの良い写真と共に、何度読み返しても飽きることはありません。
手しおにかけた私の料理
  • 出版社: 婦人之友社; ISBN: 4829201460;
  • 価格: ¥1,500


・『私の保存食ノート』いちごのシロップから梅干までー佐藤雅子
佐藤雅子さんの本は大好きです。噛んで含めるようなレシピの数々、古きよき時代を感じさせる幼いころのお話し、時には主婦であることの心構えなど厳しい戒めの中にも、おちゃめでかわいい失敗談なども盛り込んであって、いまもなおファンが多いゆえんなのかもしれません。 電子レンジやシステムキッチンなど無い時代がちょっとうらやましくなるような、ゆったりとした時間を感じることができます。 このレシピの「夏みかんの皮の砂糖煮」はとってもおいしいです!
私の保存食ノート
  • 出版社: 文化出版局; ISBN: 4579203577
  • 価格: ¥1,400
・『私の洋風料理ノート』佐藤雅子
こちらは残念ながら絶版なのですが、私はかなり前、古本屋さんで購入しました。復刊してほしいというファンの声が高く 「復刊どっとこむ」で復刊へのリクエストを募集しています。現在復刊交渉予定の本だそうです。

2003年8月19日

気をつけてください。正常眼圧緑内障その2

「緑内障」とはどんな病気かがよくわかる本がありましたので、お知らせします。
この本によると、通常の成人病検診で行われる「眼底検査」は高血圧や動脈硬化、糖尿病網膜症などを見るもので、その多くは眼科医が目を通すことは無いものだそうです。[正常です」の診断に安心してもいられないようです。検査をまだ受けていない方も、現在治療中の方にも、さまざまな質問事項や体験談などがのっていてわかりやすい本です。
緑内障で失明しないために
  • 出版社: 二見書房; ISBN: 457601028;
  • 価格: ¥1,500
私の治療ですが、眼圧はいつも11~13程度と低い方です。視野もいまのところ異常がありません。 点眼薬などの治療は行いませんが、これから定期的に「眼圧」と「視野」の検査をしていくことになります。40歳以上の30人に一人は緑内障の疑いがあるそうです。
みなさんも、ぜひ積極的に検査を受けるようにお勧めします。

2003年7月16日

おすすめの児童書「レモンをお金にかえる法」

子供はよく「なんで、こんなに勉強しなきゃいけないの」と聞きます。将来「たこ焼きやさん」になりたいうちの子には「おいしいたこ焼きを作るためにも、お店を出すためにも、お金をもらうためにも頭をいっぱいつかわないとできないんだよ。」と話しています。そんな中、すてきな「経済学の入門書」をみつけました。アメリカの子供たちは当然のように”自分で「お金作り」をする”教育を受けているのです。たまたま「ブックオフ」でみつけましたが、これは「名著」といえると思います。おすすめ度☆☆☆三ツ星!!
レモンをお金にかえる法
  • 出版社: 河出書房新社; ISBN: 4309240550 ;
  • 価格: ¥1,600

2003年6月 3日

Webデザイン関連の本

カラー&タイプ―色と文字の基本原理と応用事例
  • 出版社: ビーエヌエヌ新社; ISBN: 489369944X ;
  • 価格: ¥3,500

タイトルの通り色と文字の基本原理についての説明の後、山のようなサンプルで、色と文字の組み合わせが可読性や印象を変えてしまうのを見せてくれます。見ているだけでも楽しい。

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2003年6月 2日

科学まんが はるかな宇宙へ

最近睦が気に入っている本です。「まんが人物・日本の歴史」の作者「つぼい こう」さんの作品で地球の誕生や宇宙、科学のことがわかりやすく紹介されていて、大人が読んでも面白く勉強になります。
『科学まんが はるかな宇宙へ<1>』緑の星・地球
  • 出版社:朝日新聞社 ISBN4022220457
  • 価格:¥800

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About やっぱり本

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