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2005年08月09日

ひろ作

【住所】袋小路
【TEL】ご想像にお任せ
【営業時間】開いてる時
 うちは蕎麦屋ではありません。割烹です。昼の定食としてざるそばを提供している。 板前のご主人の趣味が講じて、蕎麦をお店で出すようになったとか。「一人でも大丈夫ですか?」 の問いに女将さんが笑顔で「もちろん」との返事。カウンタに案内され、ご主人と対面で会話が出来た。 割烹のざるそば1200円とは、いかなるものなのか期待に胸を膨らませた。
まず、前菜の小鉢が供される。
 「食べるのがもったいないと思う。」とはまさにこのこと。しばし見入ってしまう。
①ところてんと蝦と大豆。色鮮やかすーっと汗が抜ける感じ。
②じゅん菜と梅。肉身のしっかりしたじゅん菜で歯ざわりのしこしこ感がとてもよい。
③温泉卵。黄味のしっとりした舌触り。甘みがありとても香ばしい。
この3種類でとても幸せ。 「前菜は季節や日によって、変わるのでご注意を」
④鯛の中落ちの入った強飯:焼いた鯛の身がとても香ばしく、食欲をそそります。
いよいよ、汁と薬味が登場した。女将さんの「お願いします」の合図で釜前の作業。ほんの数十秒だった。

⑤漆塗りの平たく丸いせいろの上のざるに盛られたそば。

 引きぐるみのそばで、透明感にあふれ、芸術的なそば。つやがあり、きれいに星が点在している細打ち。
 (竹やぶのそばに似ているが、もっと透明感がある。)

 北海道産の玄蕎麦をご主人は自家製粉されているそうです。
荒い篩(30メッシュ)で何度も磨くとつやと透明感、噛んだときの腰がでるのだそうだ。
石臼のまわし方でも味が変わるんですよと女将さん。何でもご主人と女将では、回転数と投入量が少し違うようです。

 最初は石臼の使い方もわからず、ここまでくるのは大変だったけど・・・・・

 白身の新鮮な刺身を噛んだときの切れの良い食感を目指しているとのこと。

 丸抜きの外皮を多く入れることで、香りを出すこともやってみたが、食感が出ないので今はこれにしている。篩にかけると蕎麦粉として使えるのは、1/3ぐらいかな。2/3は、使えないとのことでした。

 汁は甘めですが、さすが割烹の味、醤油に深みがあり、コクのある汁に仕上がってました。

⑥そば湯は、片口に入って真っ白くトロトロの蕎麦湯。そばの香りがふっと鼻をぬける。

⑦最後は甘味。マンゴーのシャーベット。さっぱりと後味が残らず、さわやかな食感です。

良いお店を見つけました。
「男の隠れ屋」は雑誌で見つけるものではなく、自分で探すことだとつくづく思いました。
蕎麦屋の上を行く割烹の蕎麦。今日は本当に幸せな気分です。

 

投稿者 kanai : 2005年08月09日 15:10

コメント

住所が袋小道・・・是非探し当てたいです

多分雰囲気からして新橋近辺のような気がする。

これは見つけても人に教えたくないお店のようですね。

投稿者 Maejima : 2005年08月09日 19:39

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