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2006年7月23日

蕎麦切 いもせ

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【店 名】 蕎麦切 いもせ http://www.geocities.jp/soba_imose/index.html
【住 所】 大阪市中央区玉造 2-9-2
【TEL&FAX】  06-6762-5147
【定休日】  火曜日、第1・第3水曜日
【営業時間】昼11:30~14:30 夜17:30~20:30

 今年2月にオープンしたばかりの『蕎麦切 いもせ』を訪問した。
2回目の訪問となるが、この店は大阪環状線・地下鉄鶴見緑地線の玉造駅から5分程の近さにもかかわらず、大通りからストレートに行ける道がなく、少し迷う。
『いもせ』という店名はご主人と奥さんの出身地が万葉集で有名な和歌山県北部のかつらぎ町の「妹山・背山(いもせやま)」から由来しているそうだ。
店内は井戸、茶室、囲炉裏、しっくいの壁、榎の一枚板のカウンターなどがあり、ご主人のこだわりを随所に感じる。このような雰囲気のなかで、ご主人のスタイルはジーンズ、BGMはビートルズのみであるが、違和感を感じさせない。
席数は16にしぼり、むしろ演出の空間を優先させた造りとなっており、ゆったりと和みながらお蕎麦を味わうことができる。

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まずは焼き味噌(500円)と出汁まき玉子(600円)を頂く。焼き味噌はしゃもじで焼いたものを
朴葉の上に置き、さらに下から焙るという凝ったもので、香ばしい。
出汁まき玉子は関西風で、出汁の量を多くして美しく焼きあげてあり、口の中にじわーっと出汁がしみ出してくる。
次に生ゆばの造りと蕎麦とうふ(500円)、蕎麦がき(800円)を頂いた。蕎麦とうふも蕎麦がきもソフトな仕上げで蕎麦好きにも納得してもらえる味を出している。
また蕎麦屋としての変わりメニューとして柿の葉すし(400円)がある。
これはご主人夫婦の出身地・和歌山の柿の葉すし(種は塩鯖)で、奈良の甘ずっぱい柿の葉すしと一線を画す、秀逸品であった。この柿の葉すしは奥様のお手製とのこと。
こうした一品料理はすべて店の雰囲気にあった信楽焼きの器で供され、料理の味を引き立てている。
またうれしいのは一品料理の価格が比較的リーズナブルなことで、ついつい追加をして長居してしまう。
蕎麦前にもこだわりがあり、やはり和歌山の地酒を揃えている。黒牛(純米)700円、般若湯(純米)600円、初桜(上撰)500円などで、特に般若湯や初桜は和歌山県外では飲めることが少ない銘酒である。
最後にお蕎麦を頂く。ご主人は一茶庵の教室出身で関西にありながら、江戸の蕎麦の伝統を広めたいと頑張っておられ、蕎麦にもその意気込みを感じる。蕎麦粉は一茶庵からと福井県産のものをアレンジして使っているそうで、十割蕎麦は自家石臼挽きされている。
今回はおせいろ(800円)といなか(800円)を頂いたが、両方とも歯切れが良く、また汁との相性も絶妙で美味しかった。
それ以外にはこの暑い時季では、すずしろ蕎麦(1000円)やぶっかけ蕎麦(1200円)、鴨せいろ(京都の鴨肉を使用1600円)など、冬場は湯葉とじ蕎麦(1200円)、妹山蕎麦(卵白と長芋のとじかけ蕎麦1000円)、なども是非頂きたいメニューである。
まだ開店間近で、進化途上という部分もあるが、関西でぜひ江戸の蕎麦を広めてもらいたいものである。

投稿者 ishigaki : 2006年7月23日 10:33

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コメント

早速のエントリーありがとうございます。
 
 しかし手のこんだメニューの多い店ですね。
 さすが食い倒れの町このぐらいしないと大阪では蕎麦屋は成り立たないのでしょうか。
 私も大阪出張なんぞまったくなくなってしまいましたのでうらやましい限りですね。
 大阪に行ったら絶対足が向きますね。

投稿者 kanai : 2006年7月23日 22:34

ishigaki さんへ
初投稿おめでとうございます。
これからもご活躍を期待しています。

ご主人とは一茶庵教室で同期ですか?
一茶庵系統のお店を制覇したいと
考えています。
zukunasiさんへ「一茶庵系統」と
カテゴリー作成宜しくお願いします。

ソバリエ Maejima

投稿者 sobalier Maejima : 2006年7月23日 23:02

コメントありがとうございます。
そうです、食べ物にうるさい大阪では、こんなにメニューがあっても『もっとほかにも何かないのか!』と、
お小言を言うお客も多いそうです。

ご主人は一茶庵の教室でもプロコースの卒業生で、同期ではありません。
私は入門コースですから、全然レベルが違います。
大阪ご出張の際は是非お立ち寄りください。

投稿者 ishigaki : 2006年7月24日 22:37

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