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2006年10月15日

翁達磨(雪花山房)

【店 名】 翁達磨:雪花山房
【住 所】 広島県山県郡北広島町長笹636-1
【電 話】 0826-83-1116
【営業時間】 11:00~14:00(売切れ終い)
        ※営業日は、インターネットで確認をしてください。        翁達磨



 豊平の山村の田畑の中の道路を走りぬけ、看板どおりに林の中に車を進めるとあの竹林が、見えてくる竹林をカーブに沿って抜けると広がる青空の下、大屋根の「達磨 雪花山房」が見えた。
 駐車場には、広島、岡山、山口など他県ナンバーの車を含め、十数台。11:30開店直後というのに行列ができていた。
  
 

快晴の広島空港に着陸。車で一路豊平へ向かう。広島市街から見ると広島空港は、東側7~80kmに位置し、豊平は、広島市外から北西50kmほどのところだから、高速を使っても1:30ほどかかる。  広島北インターを降りて豊平方面に車を進めるが、先日の台風の影響で道路が寸断され、全面通行止めである。仕方なく引き返し、大田川沿いを301号線方面へ。  台風の被害はすさまじいものであったようだ。途中で家を押し流されたりするものビニールシートがあらゆるところに張られた山肌などが痛々しい。  前置きはさておき、「達磨」の看板が目を引く長笹地区に到着。  山畑の道路、竹林を抜けたところ目的の場所はあった。  背筋がぞくっとするような緊張感・深呼吸をして、玉砂利に石畳の歩道を中に入っていく。軒下の通路を右に曲がると入口がある。  数人並んでいたが、人数を聞かれ一人できたことを告げるとすぐに店内に通された。  「そちらでもうしばらくお待ちください。」と店員の案内。「写真とってもいいですか。」との問いに「どおぞ」と快い返事。店内ではシャッター音とレンズの方向に気を使う。高い吹き抜けの天井が心地よいし、窓の外に見える景色に見入ってしまう。  テーブル10席、カウンタ6席、奥には個室があるようだが、中は見えない。  「何枚にしましょうか?」  今まで、蕎麦屋に通ってこのような台詞で、声をかけられたことがない。  確かにメニューはもりそばだけなので、正解であるが、少し戸惑った。  とりあえず、2枚注文。あとからも追加が可能とのことである。  そしてカウンタ席に案内された。右隣、左隣、テーブル席、大小の「ズズー・ズズー」の音が待ち遠しさを増していく。
ムム・・足早に高橋邦弘さんが、もりそばを運んでくる。何か動きが早くて、デジカメもついて行けないような感じであった。やっと一枚収まったという感じ。  まず、薬味と汁が運ばれてきた。  汁の鰹節の香りとこの醤油独特の甘い香りが、食欲をさらに増長する。  一枚目のもりが運ばれてきた。  まず汁を鼻に近づけ、香りを楽しみ、口に含んでみた。甘い汁であるが、香りたっていた鰹の香りが消  え、どちらかというと醤油の香りが強くなる。  このバランスは不思議である。  そばを口に含む。一気にすすりこむと甘い香りが、鼻腔から入ってくる。  少し太めのしなやかな腰の食感、のど越しよくするすると入るそば、あっという間に一枚目が終わる。

 二枚目もなんとなくあっという間にすすってしまった。
 言わずと知れてますが、北海道と茨城産のそば粉をブレンドし、二八で打つ。
 蕎麦湯は透明感の強いものであるが、汁とのバランスはとてもよくおいしかった。

 現在日本の手打ちそば界をリードする存在の高橋さんのお店。店員の教育なども良くできているし、なんと言っても高橋さん自身が、店内の環境、接客などすべて、目を光らせて入る様子が伺え、圧倒された感がある。
 レンタカー・ガソリン・高速代など一枚のもりそばから考えると非常にパフォーマンスが悪いが、来てよかったと思える旅であった。

投稿者 kanai : 2006年10月15日 22:16

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コメント

はるばる広島の山中までご苦労様です。
距離もさることながら営業日も少ないので日程調整から
交通手段まで緻密に(?)訪店計画をたてられたのだと
思います。
高橋名人の蕎麦は東京周辺でもチャンスがあれば食べる
ことができますが、やはり本拠地で食べるそれは最高の
味であったと思います。
時間とお金をかけた価値が十分にあったようで、本当に
羨ましい限りです!

投稿者 ishigaki : 2006年11月12日 23:11

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