2005年10月23日

誇宇耶(こうや)(伊豆・稲取)

【住所】静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1940-1
【TEL】(0557)95-3658
【営業時間】平日11:00~20:00
         木曜日定休
食べ歩き旅行も最後の一軒。「誇宇耶」稲取の海岸線沿いに古民家を改装した大きな店舗。 既に2軒制覇して、胃袋は膨張し、食欲を失いつつある半面、ちょっと興味をそそられる。 外観から田舎の観光蕎麦屋に来てしまったと反省するもつかの間、囲炉裏のある大型テーブルに案内され、また色々と注文している。この団体はいったいXXXX。 店内から見える海の眺望は中々のもの。これもまたよし。

 街道沿いの大型店舗だけにそば料理のメニューやお酒の種類も豊富にそろえてある。

蕎麦については、

 ・全国各地から玄蕎麦の仕入れ。

 ・玄蕎麦を真空包装による冷蔵保存管理。

 ・色選別機による丸抜きの選別。

 ・石臼挽き自家製粉。

 ・引き立て蕎麦粉による手打ち

 である。

 十割とせいろを一口ずついただいた。少し平べったい麺体が特徴で、粗いメッシュのざらざらとした舌触りは今回初めてのお店である。かすかに緑色で、香りは中々良いものがあると感じた。腰、エッジは今ひとつ。
 汁はやはり甘めで、どっぷり蕎麦をつけて食べても問題ない。
 さすがに5軒目になると評価も鈍る。店員さんの対応も良く、自然な感じがした。
 ご主人とは短期間であったが話が聞けた。北海道、茨城、長野あたりからのそば粉を厳選して、提供されているとのこと。彼は、脱サラならぬ脱農とのこと。栽培の事に関しては、よく理解しているから、いい粉を手に入れているはずです。

投稿者 kanai : 23:23

まつおか(伊豆・河津町)

【住所】静岡県賀茂郡河津町谷津692-1
【TEL】(0558)32-2207
【営業時間】平日11:30~15:00 17:00~20:00
         火曜日定休
伊豆蕎麦食べ歩きの旅も後半戦。2日目2軒目は、「まつおか」。
海岸線から別れ、河津桜の並木をくぐりぬけたところにある。玄関奥に打ち場が見える造り。そばを打つ打ち手からは、川と桜並木が一望できるところがご主人のこだわりか?
暖簾をくぐるとテーブル席の全てから川と桜並木が見える景色のよい明るい店内。これも配慮のひとつ。
 板わさ・せいろ・田舎・変わり(胡麻きり)を注文。やはりわさびがおいしい。板わさのプリッとした食感とわさびの鼻を突く香りが、とてもいい感じです。これから出てくるそばを期待させるのである。
   メニューにはかなりの種類の日本酒、焼酎が揃っている。
   せいろは丸抜きから製粉。オーソドックスな二八蕎麦に見えました。
   田舎は、かなり細かいメッシュで製粉したと思われる引きぐるみのそばで、田舎でありながらかなり細打ち。腰があり、舌触りがせいろと似ているが、多少風味が違ってくる。
   この手の田舎蕎麦は、中々他では味わえないのかもしれない。最近定番の箱の漆塗りのお蒸篭ですが、もりがいいのに驚いた。
   汁はやはり甘め。個人的には、もう少し辛くしてほしい。でもこの田舎蕎麦は、気に入った。
   正面に座った三鷹の魔女が注文した胡麻きりを少し頂く。これも白胡麻を使っているであろう色が白い。胡麻の香りは、出てきた瞬間には無く、すすりこむ一瞬だけにとどまった。好みであろう。
   変わり蕎麦のお蒸篭は、自分のフランチャイズ「和邑」の松花堂弁当風お蒸篭と同じものであった。 一茶庵教室でご修行され開店3年目という。気さくな女将が色々と話してくれた。
     さすがに2軒のあとは、おなかがきつく、桜並木を散歩。黒船の踊り子号が海岸線を駆け抜ける。
 
投稿者 kanai : 23:22

つかさ庵(伊豆・南伊豆町)

【住所】静岡県賀茂郡南伊豆町一色447-1
【TEL】(0558)63-0088
【営業時間】平日11:00~20:00
         水曜日定休
 下田から石廊崎に移動。岩礁の景観がすばらしくよい。遠くに伊豆七島を眺められる。
 2日目の1軒目は、鎌倉のスペイン料理の元店主、桜さんのご紹介で「つかさ庵」。
 温泉からも少し離れたこの地。農家が散見するこの場所に休日は行列が出来るという。  いったいつかさ庵の蕎麦とは?・・・・・
 11時の開店前についてしまった。本日一番のお客となった。11時前にもう一組。開店と同時にもう2組とお客がどんどん増えていく。しかも沼津ナンバーが無いことに驚く。
 八王子「車屋」さんで修行されたご主人が平成13年にこの地でオープンされた。 
 テーブル席と座卓がそれぞれ4卓ほど。窓がたくさんあり、明るくオープンな店内。まさしく旅の昼蕎麦といった感じだ。
 「豆腐の味噌漬」と「生粉打ちそば」を注文した。
 「豆腐の味噌漬」は香ばしくチーズのような香りがする。まったりとしているので、ビールや日本酒のあてには、いい。杉錦など地元の日本酒をそろえている。
 北海道産の新蕎麦粉を丸抜きから石臼製粉。  ざるに盛られた生粉打ち蕎麦は、細打ちで見事な淡緑色を醸し出す。  まず、運ばれてきた瞬間に香り立つ。一口手繰り、口に近づけるとまた、蕎麦の香りが強く印象付けられた。のど越し、腰、風味、エッジとも申し分ない。一口手繰り、胃に収めると意識無く次の蕎麦を手繰る自分がいることに気づく。  今回の食べ歩きで、なぜかここの蕎麦を手繰っているときだけ、みんな無言であった。
 かつおの香りが強く、さわやかな辛さのある汁。
 一人前はあっという間に胃に収まってしまった。
 蕎麦湯を飲み終えて、水があきらかによいことにも気がついた。出汁の香りと蕎麦の香りしかしなかった。当たり前のことではあるが、なかなかこのような蕎麦湯には出会えないと思う逸品です。
 こちらの蕎麦は、抜き身の品質、製粉の方法、打ち方に相当な技術と労力を払っていることが感じ取れる。本当によい店に遭遇した。また来たい。いやまた来よう。
投稿者 kanai : 23:21

2005年10月22日

いし塚(伊豆・下田)

【住所】静岡県下田市敷根4-21
【TEL】(0558)23-1133
【営業時間】平日11:00~16:00
          土日11:00~16:00 17:00~19:00
        水曜日定休
伊豆食べ歩き2軒目は、下田の「いし塚」での夕膳となった。
修善寺からR134~R414をぬけ、蓮台寺温泉の金谷旅館の千人風呂で汗を流し、一路下田市内へ・・・ ホテルから「いし塚」に向かう。散歩がてら歩き出すと海から吹く風がとてもやわらかく心地よい。 夕焼けが映える下田の町並みを歩いて、「いし塚」に到着。どんな蕎麦が出てくるのか楽しみだ。
 広くて明るい座卓。ゆったりした空間は、メンバーの会話を盛り上げる。  2代目の女将、娘さんの対応は抜群で、てきぱきとした対応は、さわやかな好印象。
 伊豆はどこの店に行ってもわさびがよい。香りや風味が強いが、辛さが強くなくさわやかな感じさえする。それでいて料理の味は損なわないのがいい。
 そば味噌とそば豆腐で酒を酌み交わす。日本酒は常温の八海山(だったと思う?)これは普通かな?
と思っていたところに「とろろ」私は苦手。娘は「出汁の味がおいしい」とすすってました。
 圧巻は、「鴨焼き」でした。通常の1.5倍ほど厚く切られた肉は、ジューシーな食感。
 そばがきは、小さく団子状にされた5個が、ミニ木鉢の漆塗りの器に盛られている。  モチモチの食感。そばの香りを楽しむべし。

 そばは、せいろを注文。大き目の板せいろに盛られ、量も大満足。
 丸抜きから石臼引き、細打ちではあるが、腰が強め、風味もそこそこあって、おいしいそばです。

 汁が少し甘ったるい感じの濃い汁で、そばに絡む。個人的には、もう少し辛いのが好みです。

 もうひとつは、「のりかけ」。下田らしく海苔の香りが絶品。「かけ」になっても腰を損なわないそば。海苔の風味とそばの香りのコントラストは中々でした。

 板せいろとミニ小鉢はあまり見かけることの無いオリジナルなものでした。
 こんなところにご主人のセンスの良さを感じる。下田に「いし塚」ありですね。

投稿者 kanai : 23:20

朴念仁(伊豆・修善寺)

【住所】静岡県伊豆市修善寺3451-40
【TEL】(0558)73-0073
【営業時間】11:00~15:00 水・木曜日定休
今回は、霞の会伊豆蕎麦食べ歩きの旅「伊豆の名店5店」を紹介する。

 蕎麦好きなら一度は訪れてみたい「朴念仁」
 店主の石井さんが、水を求めて神田から修善寺の地へ。
 先頭はやはり修善寺「朴念仁」修善寺駅から車で修善寺温泉に向かい温泉街に入った。
細い道路が続き、温泉旅館が立ち並ぶその一角の静かな場所に「朴念仁」がある。
暖簾をくぐる。旧旅館を改装した建物でレトロな雰囲気が漂う。客間に案内されたとたん窓の外に青々と繁る竹やぶが目に飛び込んでくる。ゆったりとくつろげる空間で、一杯やりながら店主石井氏の蕎麦を待つ。何とも贅沢な時間である。

 わさびのしょうゆ漬・出汁巻き・桜海老の掻揚を注文。蕎麦は、せいろの十割に胡麻だれとノーマルの汁2種類を注文。
 「出汁巻き」は醤油、砂糖の味が無く、出汁と卵の風味が口に広がる。舌触りも微妙によい。
 「桜海老の掻揚」は外側の衣はかりっと、内側の桜海老はプリッと仕上げ、歯でかんだときの食感とカリップリの舌触りが良く海老の香とともになんともいえぬおいしさだった。
 細打ちの蕎麦が登場。細打ちの十割そば、舌を刺激するエッジの本数が多いので、幸せな気分である。好みによってこの細さは、細すぎると感じるかも知れない。
 蕎麦の香りが鼻腔を通過する。十数本のエッジが舌を刺激し、のどを通過する。うまいっ・・・
不思議だったのが、ほんの少しではあるが、これだけ細く切ってあると蕎麦はすぐ乾いてしまいそうなのだが、乾くまでの時間が長く感じたのは私だけなのであろうか?蕎麦粉の配分量の調整や打ち手の技術がここまでやれるのかと思うと不思議である。
 胡麻だれ、ノーマルの汁とも醤油や出汁がでしゃばらない、素材の風味がよく感じてとれる味でした。  同じせいろでも1枚目と2枚目では、腰の強さが違うことが気になった。釜前のせいであろうか?

 ひとつの客席単位で注文されたものを創り、食を楽しんでほしいと思う「朴念仁」の姿勢が集客力となっているのであろう。
 
 蕎麦のあと、修善寺の散歩道を散策、桂川沿いの「竹林の小径」の景観は、心を癒してくれる。










投稿者 kanai : 23:16

2005年10月15日

東京蕎麦の会


【店名】 東京蕎麦の会 【住所】東京弥生会館庭園(グリーンサイドホテル 東京弥生会館) 東京都文京区根津2-1-14 【電話】(℡ 03-3823-0841) 蕎麦関係の月刊誌の編集長が主催する私的なソバ会である。毎回全国から蕎麦打ち名人をお呼びして出席者に蕎麦が振舞われるものである。今回は新宿にある「たかさご」のご主人宮沢さんの登場である。NHK蕎麦打ち教室でお世話になっているソバリエの田島さん、金井さん、小川さん達とお邪魔した。いつも岩崎信也さんと一緒させて頂いている。





投稿者 maejima : 15:11

2005年10月14日

30000回目をクリックされた方へ


霞の会のブログを見ていただいてありがとうございます。そろそろ30000回のヒット数を数える段階にきました。ブログの左下の方にカウンターが張り付いています。切り番ゲッターの方には江戸ソバリエが書いた「至福の蕎麦屋」をプレゼントさせていただきます。 20000回は今年の7月29日に達成しています。1日平均100人ご来場でした。これからも宜しくお願いします。
投稿者 maejima : 16:14

2005年10月 6日

so-bar(そばー)・港区西麻布


【店名】 so-bar(そばー)・港区西麻布 【住所】東京都港区西麻布4-11-9 【電話】03-5466-3747 ○営業時間 19:00~3:30 ○定休日 無休 ○交通手段 営団地下鉄日比谷線、広尾駅より徒歩約20分。日本酒で乾杯推進委員会のパーティの2次会を探していたらソバリエo氏の秘密の手帳よりso-barが決まり、六本木のホテルよりタクシーで移動した。お店は分りにくいが、以前訪問したことがあるのですぐに発見ができた。杉浦日向子さんの「ソバ屋で憩う」にも登場する深夜でも営業しているバーでありソバ屋でもある。
店内はカウンターとテーブルが数卓あり、ジャズが流れている。間接照明がバーの雰囲気をかもしだしている。注文したのは、日本酒をたくさん頂いた後なので、ジントニックがさわやかで美味しかった。そば粉はオーナーの奥様が長野県出身との事なので長野より調達されていると思われる。二八であるが細打ちで艶も良くこの時期にしては美味しく頂いた。 実を言うと帰りがけに店主より来週から新ソバが入るとのお話があり、是非又お邪魔したいと思う。 写真の後半4枚は日本酒で乾杯推進委員会のパーティの模様である。 このパーティは3000円会費の割には料理がお薦めであり、日本酒も飲み放題でとてもお得な会である。又来年もソバリエの中まで参加する計画である。(競争が激しくなるので本当は内緒にしておこうと思っていたが・・・)
投稿者 maejima : 14:52

2005年10月 5日

だったんそば 寿庵(じゅあん)・栃木矢板市


【店名】寿庵(じゅあん)・栃木矢板市 【住所】矢板市乙畑1746-19 【電話】TEL: 0287-48-1426 FAX: 0287-48-1426 ●営業時間: 11:30~19:00  14:30~17:00(休憩) ●店休日: 木曜日  ○駐車場: 10台 ○席数: 25席 江戸ソバリエで栃木県をテリトリーとしている下野ソバリエのM氏の紹介により訪問した。 「至福の蕎麦屋」P.192に詳しい紹介が掲載されている。 最寄駅は宇都宮線・片岡駅であるが現地まで歩くのはちょっとつらい。車の場合は4号線から喜連川工業団地方面に向かい右折後矢板南病院を過ぎて写真のようなのどかなところにあるお店に到着する。お昼過ぎにお邪魔したが、店内は常連客で混んでいた。
そば粉は北海道茅部郡森町から年間を通して入荷している。「韃靼(だつたん)蕎麦」は岩手県軽米地区より入手している。韃靼蕎麦は15年前から始められたようでブームの先取りをされている。2割のつなぎを入れているので食べやすくなっている。だしは本枯節、昆布、干し椎茸を使い、返しはヒゲタ本醸造、万上本味醂を使っている。そば猪口、湯桶、皿、茶碗は地元の陶芸作品を使っている。訪問した日は渡辺佳春氏(三合庵朴窯)の作品が展示されていた。韃靼蕎麦を堪能した後の水出しコーヒーは器も個性的であり至福の時を過ごさせていただいた。 ★「至福の蕎麦屋」が店内で販売されている。写真を撮り損ねたことが残念だった。
投稿者 maejima : 22:28

2005年10月 4日

ソバ屋の名刺整理(4)

ソバ屋で名刺を整理の第4弾。今回も50軒の名刺整理を行う。個性のある名刺をお楽しみください。さて読者の皆さんは何軒お邪魔しているでしょうか? 未訪問のお店がありましたら、是非一度ご訪問してみてください。
投稿者 maejima : 20:53

2005年10月 3日

soba湯リエとは?


【書籍】メトロミニツツ  2005年 no.35号より 【内容】soba湯リエとは? 江戸ソバリエが各種マスコミで紹介され始めブランド力もアップしている中、今回のメトロミニツツ誌に江戸ソバリエが紹介されていることに感謝である。都内有名店の「しながわ翁」、「ほそ川」「大木戸矢部」「驀仙坊 (ばくざんぼう) 」の4店の蕎麦湯を評価しておりその分析力は優れている。

soba湯リエの一人である小石原はるかさんは「さぬきうどん偏愛」の著者であるが、やはりソバをお好きなようである。笠原将弘氏は「賛否両論」の店主である。ジャスト5000円で和食を食べさせてくれる恵比寿のお店である。藤澤潤氏は白金高輪でワインバー「香士」を近々開店されるようだ。

東京メトロ23駅構内で配布しているフリーマガジン。毎月20日発行、10日発行の『metropollitana(メトロポリターナ)』と交互に配布している。

投稿者 maejima : 14:55

2005年10月 2日

出流山(いずるさん)・松屋・栃木県


【店名】出流山・松屋 【住所】栃木市出流町177 【電話】0282-31-0784 ●営業時間11:00~17:00 ●休日 毎週金曜日 坂東17番札所である出流山満願寺の参道には蕎麦屋が14軒開店している。ソバリエの田島さんより以前より出流山の1升そばのことを聞いていたので訪問したいと思っていた。その中で松屋を選んだのは新橋のある料亭の店主より紹介を受けた為である。 1升そばとは写真のように約6人分の蕎麦が笊に一度に出される豪快な蕎麦のことである。2人で訪問のときは5合そば1400円がお薦め。


そば粉はもちろん地元栃木産で自家製粉にこだわる。蕎麦は太く色が濃く深みの味で印象に残るものである。ツユは少し甘い。お薦めはマスの塩焼き400円 、野菜天ぷら400円 が良い。野菜の天ぷらには人参、みょうが、サツマイモ、ごぼう、シソの実と5種類もありこの値段は良心的である。その他メニューは一升そば2,800円 、五合そば1,400円 、 お新香(自家製)400円 、さしみこんにゃく(自家製)300円である。

“お客様には季節の味を食べてもらう”それがひとつのこだわりです。“お通し”として皆さんにお出ししている物が旬の味であり、松屋のおふくろの味であります。蕎麦だけでなく、手づくりの家庭の味を大切にしています。と店主のお母さんのお言葉である。

出流山の蕎麦どころの案内のページ
http://www.iduru.jp/index.html#map

投稿者 maejima : 17:54

萬月

【住所】練馬区練馬4-18-13
【TEL】(03)3993-9392
【営業時間】平日:11:30~15:00 17:30~21:00
        土日祝:11:30~21:00 
  定休:火曜日 第2・3水曜日

激戦区練馬にまた新しいお店がOPENした。
西武豊島園駅・大江戸線豊島園駅から豊島園に行く途中、温泉庭の湯の真正面に「萬月」はある。
外見からも最近のニューウェブ系おしゃれな雰囲気の蕎麦屋である。
暖簾をくぐるとカウンター4席、テーブル3卓ほどのこじんまりしたお店である。
時計を見ると午後3時半他に客はいない。店員2名とご主人が久しぶりに来た客であるかのようにいらっしゃいませと出迎えてくれた。

今日は蕎麦喰い地蔵講の日、法要の緊張感と後片付けの疲れから無性におなかがすいた。
この前Sさんから庭の湯前に新しい手打ち蕎麦屋ができたというのが頭にあり、離れなかった。

















激戦区によくチャレンジャー精神とも言うべきか。
若いご主人が、忙しそうに立ち回っているが、そんな中でもよく質問に答えてくれた。
ビールを頼み、寄せ豆腐を注文した。
寄せ豆腐・・・・大豆のコクのある香りと甘みが口に広がり、酒がすすむ。
〆張鶴1杯500円は破格の値段だなー。
480円にしようかと思ったんですが・・・とご主人。せいろも650円にしてはもりがいい。
開店してから仕込が間に合わず、寝る暇も無いと嘆いているご主人である。
北海道・滝川産の新蕎麦を玄蕎麦で仕入れ、石臼自家製粉、2階に製粉機があるそうで、「ご覧になりますか?」と聞かれたので「是非」と答えた瞬間に別のお客が入ってきた。(次回のお楽しみ)

 せいろであるが、非常に滑らかな舌触りと新そばの香りもまずまず、のど越しがいいのが印象的。わざとなのか切りべらが揃ってないのが気になった。もう少し水切りをしっかりしてもよいかなとも感じる。
 汁は、かつお出汁の香りが少し強めではあるが、辛めの醤油との相性がよい。
 料理、返し、出し、薬味などそれぞれ素材の良い物を使っていて良心的だし、ご主人の腕もよいと思う。
 
 開店直後とあって、色々試行錯誤の毎日であろうがご主人にはがんばってほしいと思う。
PS.店員さんもうちょっと蕎麦のこと勉強してね。

投稿者 kanai : 11:03