2006年7月26日

あらきそば・山形そば街道


【店名】 あらきそば・山形そば街道 【電話】  0237-54-2248 【住所】 村山市大久保甲65 ●営業時間:午前11時~午後6時 ●定休日:毎月11・26日 ○山形の某大学のH教授と「そば処きよ」と肘折温泉へ寄った後は、山形蕎麦街道の村山地区へお邪魔することになった。2年ぶりで2回目の訪問となった。全国各地からそば通が一度は訪れると言う名店である。「最上川山難所そば街道14番店」てある。築150年以上と推定される茅葺屋根の民家であり、道路沿いに看板がたっている。店内は磨き込まれた細長机と裸電球があり、昔懐かしい風景である。
蕎麦は近隣の畑で秋口に取れた蕎麦を低温倉庫で貯蔵し、「挽きぐるみ」で生粉打ち蕎麦である。太くて腰の強い田舎そばは本来の甘味をよく噛んで味わうことができる。そばつゆが絡みにくいが、のど越しを味わうそばとは一線を画する。 <板そばとは>長方形の蕎麦板の上に盛り付けたそばの事である。<蕎麦板とは>杉や檜を加工して作った「盆」のことである。

つけものはきゅうり、枝豆である。枝豆は程よく硬く歯ざわりがよい。あとは伝統の「にしん」を頂いた。相変わらず黒い。メニューにない「青ナスと味噌の付け合せ」はお母さんの心遣いであった。

投稿者 maejima : 21:33

2006年7月25日

きよ・山形県大石田町(肘折温泉)


【店 名】 きよ・山形県大石田町 【住 所】 山形県大石田町大字横山736 【電 話】 0237-35-4245 ○11:00~売切れ ○休日は木曜日。 山形の某大学のH教授のお勧めで大石田の「きよそば」へ訪問した。当初の予定は南陽地区、白鷹方面であったがやはり蕎麦街道のメッカである村山地区および大石田方面へ行くことになった。山形に蕎麦街道は10数箇所あることを今回知った。なんと幸せなことか! 以前より車でないとなかなか行くことができないといわれている肘折温泉へ立ち寄ることができた。カルデラ温泉館に立ち寄り時間により男女が入れ替わる露天風呂に満喫した。H教授及び道案内のNさんへ感謝です。肘折温泉には「寿屋」と言う蕎麦屋もあるが時間がないので仕方なく店構えの見学とした。
板蕎麦普通盛り750円は十一蕎麦(10:1)で太いがそれほど硬くはなく、噛むと蕎麦のうまみがじわじわと伝わりまろやかでる。少し甘めのつゆとよく会う。山形ではお店ごとに独自な漬物が出される。これも楽しみのひとつである。「きよ」では色抜きのナス、芥子系のつけものねきゅうり、インゲンが食べきれないほど出される。これをつまみに「きよ」ブランドの純米辛口魔斬(まきう)、これで軽く一杯500円(4合瓶2000円)がおいしかった。ビール会社の顧問をされている教授は「そばの実ドラフトビール」を試飲されているのは流石である。日本ビール醸造㈱が発売元で二条麦茶、黒米、ザーッホップ、蕎麦の実に沼津の天然水でパックされたものである。一口いただいたが蕎麦の香りがほのかにした。最初の一杯で喉の渇きを潤すことができた。 写真は暖かい鳥そば普通盛り700円である。最近山形では「一寸亭」という店が一番らしい。先程この本店の前で記念撮影をした。この鶏肉が実にやわらかくておいしい。冷たいのが本来の味らしいがここでは暖かい鳥そばをいただいたが実にうまい。 山形では「かいもち」800円とよぶ蕎麦掻きをいただいた。おわんに満杯に盛られ、これに納豆、練りゴマを付けて食べる。これも又初体験であるが練りゴマがお勧めである。
投稿者 maejima : 21:32

2006年7月24日

浅羽あさば・仙台市・(秋保温泉)


【店 名】 浅羽・仙台市 【住 所】 宮城県仙台市青葉区国分町2-1-10  アベフォートビル3F 【電 話】 022-227-8133 ○最寄り駅は市営地下鉄「広瀬通り駅」徒歩5分。 ○営業時間 11:30~13:45ランチタイム17:30~23:00ラストオーダー22時 ○定休日:日祝(予約あれば営業。)久々に学生時代の友人に会いたくなり仙台へ蕎麦行脚を兼ねて訪問した。前回同様に山形ソバリエのsさんのご案内で浅羽へお邪魔した。浅羽は地元でも常連客で賑わっており蕎麦屋というより料亭である。ここのご主人は東京生まれであるが仙台にこられてから蕎麦に興味をもち、この地で修行して仙台で開店された。本日はコース料理で和食が用意されており、日本料理の数々は流石である。
蕎麦粉は出羽かおりともちろん地元産である。変わり蕎麦はコース料理の合間にだされ、少しお腹が満たされお酒が進む。本日の蕎麦は青紫蘇きりであり噛むと香りが口の中で漂う。蕎麦サラダにはサンザク状の蕎麦の刺身とウニ、カニと仙台ならではの新鮮な名食材がふんだんに使われ、格別のうまさであった。蕎麦味噌には可憐な・の花が添えられて洒落ている。かぼちゃをくりぬいた中には蕎麦がきがしっかりつ詰まり、皮もすべて食することができる。魚は鯖の南蛮焼きで香ばしい蕎麦の実が添えられてこれも旨い一品であった。デザートは蕎麦団子である。 メニューは普段は手に入るものではないが特別にご主人よりこっそりと入手したものである。 温泉は秋保温泉で寛いだ。

温泉前景の写真


長い廊下が続き入り口がある


温泉の後に寛げる椅子


内風呂と露天風呂

投稿者 maejima : 21:31

2006年7月23日

蕎麦切 いもせ

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【店 名】 蕎麦切 いもせ http://www.geocities.jp/soba_imose/index.html
【住 所】 大阪市中央区玉造 2-9-2
【TEL&FAX】  06-6762-5147
【定休日】  火曜日、第1・第3水曜日
【営業時間】昼11:30~14:30 夜17:30~20:30

 今年2月にオープンしたばかりの『蕎麦切 いもせ』を訪問した。
2回目の訪問となるが、この店は大阪環状線・地下鉄鶴見緑地線の玉造駅から5分程の近さにもかかわらず、大通りからストレートに行ける道がなく、少し迷う。
『いもせ』という店名はご主人と奥さんの出身地が万葉集で有名な和歌山県北部のかつらぎ町の「妹山・背山(いもせやま)」から由来しているそうだ。
店内は井戸、茶室、囲炉裏、しっくいの壁、榎の一枚板のカウンターなどがあり、ご主人のこだわりを随所に感じる。このような雰囲気のなかで、ご主人のスタイルはジーンズ、BGMはビートルズのみであるが、違和感を感じさせない。
席数は16にしぼり、むしろ演出の空間を優先させた造りとなっており、ゆったりと和みながらお蕎麦を味わうことができる。

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まずは焼き味噌(500円)と出汁まき玉子(600円)を頂く。焼き味噌はしゃもじで焼いたものを
朴葉の上に置き、さらに下から焙るという凝ったもので、香ばしい。
出汁まき玉子は関西風で、出汁の量を多くして美しく焼きあげてあり、口の中にじわーっと出汁がしみ出してくる。
次に生ゆばの造りと蕎麦とうふ(500円)、蕎麦がき(800円)を頂いた。蕎麦とうふも蕎麦がきもソフトな仕上げで蕎麦好きにも納得してもらえる味を出している。
また蕎麦屋としての変わりメニューとして柿の葉すし(400円)がある。
これはご主人夫婦の出身地・和歌山の柿の葉すし(種は塩鯖)で、奈良の甘ずっぱい柿の葉すしと一線を画す、秀逸品であった。この柿の葉すしは奥様のお手製とのこと。
こうした一品料理はすべて店の雰囲気にあった信楽焼きの器で供され、料理の味を引き立てている。
またうれしいのは一品料理の価格が比較的リーズナブルなことで、ついつい追加をして長居してしまう。
蕎麦前にもこだわりがあり、やはり和歌山の地酒を揃えている。黒牛(純米)700円、般若湯(純米)600円、初桜(上撰)500円などで、特に般若湯や初桜は和歌山県外では飲めることが少ない銘酒である。
最後にお蕎麦を頂く。ご主人は一茶庵の教室出身で関西にありながら、江戸の蕎麦の伝統を広めたいと頑張っておられ、蕎麦にもその意気込みを感じる。蕎麦粉は一茶庵からと福井県産のものをアレンジして使っているそうで、十割蕎麦は自家石臼挽きされている。
今回はおせいろ(800円)といなか(800円)を頂いたが、両方とも歯切れが良く、また汁との相性も絶妙で美味しかった。
それ以外にはこの暑い時季では、すずしろ蕎麦(1000円)やぶっかけ蕎麦(1200円)、鴨せいろ(京都の鴨肉を使用1600円)など、冬場は湯葉とじ蕎麦(1200円)、妹山蕎麦(卵白と長芋のとじかけ蕎麦1000円)、なども是非頂きたいメニューである。
まだ開店間近で、進化途上という部分もあるが、関西でぜひ江戸の蕎麦を広めてもらいたいものである。

投稿者 ishigaki : 10:33