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高輪から恵比寿方面に抜ける三光通り(最近は白金北里通りというらしい)は、大使館や有名私立学校、高級マンションなどに囲まれながらも庶民的な雰囲気を醸している一角である。交通量の多い三光通り(バス通り)の近代的になった北里研究所病院の恵比寿寄りの並びに白壁と格子窓の三合庵がひっそりと佇んでいる。1年ほど前に店内が広くなっているが、改装後初の訪問となる。
以前と変わらぬ少し通路のようになっている入り口を入ると店内は倍程の広さになっており、ゆったりとして客席も増えたが全体的に清潔感溢れる雰囲気は変わっていない。18時半頃に伺ったが、30分もしないうちにあっという間に店内は満席となり、予約なしで後から来たお客さんが何組も丁重に断られて帰っていった。
この店は白金という場所柄もあり、「シロガネーゼ」と呼ばれるお洒落でお金持ちそうなお客や、多くの芸能人が訪れるという。この日も同じテーブルに大河ドラマに出演中の有名男性俳優が外国の方を連れてきていた。前回伺ったときは昼の時間帯でこの店の美味しい料理をあまり食べれなかったので、今回は夜でお酒をじっくり飲めるということもあり、蕎麦と料理が楽しめる『夜のお任せコース』を注文する。
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まずは冷えたビールで落ち着いたあと、つきだしの枝豆、おから、生姜の刻みをのせたアサリの時雨煮、茶碗蒸しなどをつまみながらお酒をいただく。お酒は石川県の“菊姫”以外は新潟県の銘柄が多く揃えられていて、それぞれ吟醸系と、純米系とがラインナップされている。お酒の進み方をみながらタイミングよく出される玉子焼き、キスの天ぷら、タコとウニの刺身、ナスと菜もののおひたしなど、さすがにご主人が「竹やぶ」で蕎麦の修行をした後、神宮前の名割烹「重よし」で修行をされたというのも十分にうなずける料理の繊細さと美味しさだ。料理に合った器で少しずつ多くの料理を味わえるのが本当に良い。料理と酒だけで十分に満足してしまい、思わずここが蕎麦屋だということを忘れてしまう位である。
しかし、頃合をみて出された“蕎麦がき”でやはりここは麦屋だったんだ、ということを思い出させてくれる。蕎麦湯につかりホシが見える“蕎麦がき”はとてもクリーミーで汁につけなくても美味しい。“蕎麦がき”というとお腹に溜まるイメージがあるが、この店の“蕎麦がき”は食間食のようなイメージでお酒にも良く合う。
程よく酔ったあと蕎麦が出される。コースでは“せいろ”か“かけ”を選択できるが、当然“せいろ”を頼む。蕎麦は“蕎麦がき”同様ホシが入った細打ちである。何となく以前よりさらに細くなった気がするが、気のせいだろうか。少し辛目の汁との相性も良く、細くともしっかり主張をもった蕎麦で美味い。美味しい料理でお腹は満たされているハズなのにお代わりができる位美味しかった。最後にワラビ餅かアイスクリームでコースは終わるが、大満足の一夜であった。お店を出るときに蕎麦打ちとトレーニングで鍛えたという筋肉質のカラダでも優しいご主人にお礼を言ってお店を後にした。
●『匠の流儀』
「手打蕎麦いちむら」市村明さん
◎渡辺克己/そば研究家
「横浜元町一茶庵」片倉英統さん
◎岩崎信也/ノンフィクションライター
「手打ち蕎麦美舟」船山美智子さん
◎IZUMI/フードコーディネーター・ライター
●『かわりダネ』
新橋本陣房「三色もり」
蕎麦 流石「そばがき餅・ひやかけそば」
蕎麦酒膳 くら嶋「そば湯氷のロック、発芽玄米ぎり」
●『牧太郎の「隅田の風」』
「闇風呂の後に、芸者衆は「福家」で花巻を食べた」
柳橋深川亭七代目文吉◎牧太郎
●『JRでいくそばどころ』
「東北新幹線で、盛岡へ。」
●『蕎麦のある宿』
「旅館 すぎもと」
◎野添ちかこ/温泉と宿のライター
●『老舗のいま』
「本家つる喜」(滋賀県大津市坂本)
●『哲学者のそば紀行』
「寡黙なメッセージ」
◎石川文康/哲学博士
●『ソバリエReport』
「江戸ソバリエ、サンフランシスコで蕎麦を打つ」
◎ほしひかる/エッセイスト・江戸ソバリエ認定委員
●『蕎麦の周辺』
「かまぼこ」-相模湾のサカナ、箱根の水-
●日本の食を質す
「山に放った牛が豊かな山をつくった」
旭川市斎藤牧場◎斎藤晶さん
●『蕎麦打ちの極意』
大久保裕弘(「富士街道そば打ち同好会」代表)のワンポイントレッスン
●『インフォメーション』
[ひと]
そば屋200店をスケッチしたデザイン会社社長
-「伊嶋みのるさん」
脱サラネットワークづくり高崎市「おおの」-「大野誠一さん」
全校生にそば授業を実施する幌加内高校の校長-「尾形春夫さん」
●『私のおすすめそば店』
「元祖光前寺そば やまだ保翁」
北貢一さん(仏教研究家)おすすめ
「手打そば茶屋 九拾九坊」
原田富夫さん(アーバンベスト代表取締役)おすすめ
●『「東京」のそばどころ』
練馬区
※読み物中心の全40ページ構成です。
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嘉泉のご主人の(^ー^)屈託のない人柄はすごく印象的。こんなご主人ともっともっとお話したい。
久しぶりの知人との再会ともうひとつは、仙台在住の哲学者のI先生との対面である。
夢のようなひとときでした。発せられるお話ひとつひとつ意味があり、心染み入る気がします。
◎京都の『京乃四季』のご主人
◎石臼がそば打ちの概念を覆すこと
◎そば打ちは楽しくなければ
◎そば打ちセラピー
◎有次の包丁
◎宮川製粉のそば祭
色々と満載のお話でした。
さてその他に他のメンバーの方々からの差し入れなどお世話になりっぱなしでした。
【ぬか漬け】
今回同席していただいたS先生自作のぬか床のぬか漬け。人参、キューリなどの野菜の味がしっかりと残り、抜群の風味。
【DEMELのケーキ】
ウィーン王宮御用達のオレンジケーキ、I先生のお気に入りです。口に含んだ瞬間の洋酒の香り、スポンジとのバランスがしっとりとしています。
今年の5月に世田谷4丁目から世田谷1丁目に移転した『掌庵蕎麦 石はら』にお邪魔した。新しい店は世田谷通りに面しており、世田谷区役所入口交差点にあり大変分かりやすい。ただし以前の店は、東急・世田谷線の松陰神社前駅か、世田谷駅から歩けば3~5分程度であったが、新しい店は駅からは少し離れて世田谷通りを走るバスで行く方が便利になった。しかしこの店に行くには、何といっても世田谷線に乗ってのんびり癒されて訪ねた方がお勧めである。
店の外観は以前の店とは雰囲気が少し変わったが、いかにも美味しそうな手打ち蕎麦が供される雰囲気を醸し出している。店内に入るとこれは以前と変わらずジャスがゆったりと流れている。店も広くなり、おしゃれなカウンター席も用意されており、家族連れからカップル、また一人で蕎麦を味わう人にも対応している。尚、製粉室・打ち場は入り口のすぐ左にあるが店内からは見ることができない。
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手漉きの紙に書かれたメニューには蕎麦通を惹きつける蕎麦、つまみ、酒が多く書かれている。
酒は“米百俵(新潟)”“ぎんから(千葉)”“伯楽星(宮城)”“喜久酔(静岡)”などの珍しい地酒をそろえており、つまみはそば味噌、出汁巻き玉子、板わさなどの蕎麦屋の定番品は勿論、天ぬきや鴨ぬきもメニューに書いてあるのも何とも嬉しい。
今日は、「せいろ」と「梅じそ汲みとうふ蕎麦」「白玉ぜんざい」を頂く。屋久島の縄文水で打つという「せいろ」蕎麦は、甘さ辛さが絶妙の汁と相性も良く相変わらず高いレベルである。また「梅じそ汲みとうふ蕎麦」も梅肉と岩のりと大葉、そしてクリーミーな汲み豆腐とが絡みあって口当たり、香りが良く美味しい。この店では手打ち蕎麦店でありながらご飯ものも扱っており、やはりこの店の名物でもある「笹の葉寿司」を注文したが品切れで食べることができず残念であった。
世田谷区世田谷はエリア的にあまり訪れる人は多くないと思うが、世田谷線に乗って、松陰神社や豪徳寺などの名刹の見学のついでに、さらには1月と12月に開催され400年以上の伝統を残す「世田谷のボロ市」などの見物の機会を作ってこの『石はら』にも是非一度は訪れて欲しいものである。
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ミキシーへ参加されている方は下記ビデオを見ることができます。
http://video.mixi.jp/view_video.pl?video_id=303186&owner_id=1214890四万の病気を直すといわれなずけられた温泉である。
その露天のすぐ横を流れているのが四万川である。
しばしこの音と景色を堪能ください。