2008年7月31日

三吉橋 小嶋屋

【店 名】 三吉橋 小嶋屋
【住 所】 横浜市南区中村町3-188-9
【電 話】 045-261-0391
【営 業】 昼 11:30~15:30 夜17:00~20:00
【休 み】 月曜日
【アクセス】 横浜市営地下鉄(ブルーライン)坂東橋駅下車徒歩15分
 横浜市営バス桜木町より158系統滝頭行き 三吉橋下車すぐ
        店の隣にコインPあり

横浜は“みなとみらい”地区を筆頭に街の変化が激しいが、昭和の古き良き雰囲気を残す街がいまだに多く残っている。そうした街の一つに横浜橋商店街や三吉橋商店街周辺地区がある。戦後の闇市の伝統を残すこれらの商店街には下町というか庶民的な活気で毎日賑わっている。
首都高・横浜狩場線が無粋に水面を覆いつくしている中村川に架かる三吉橋の袂には、10年ほど前に近代的な建物に改築されたとはいうものの横浜の大衆芸能を支えている『三吉演芸場』があり、街のシンボルとなっている。演芸場から中村川を挟んで反対側にあるのが『三吉橋 小嶋屋』だ。
『三吉橋 小嶋屋』‥‥横浜の、いや神奈川の蕎麦屋が語られる時には、まず名前があがる有名店である。とはいっても庶民的な場所柄のせいもあってか敷居が高いような雰囲気は一切なく、気軽に暖簾をくぐれる親しみやすい店である。

店内は4人掛けのテーブルが4卓と、8人掛けのカウンター風大テーブルもあり、一人で訪れても安心である。
奥の方にはガラス張りで製粉機も備えた打ち場があり、客席からも良く見えるようになっている。
開店時間になると家族連れからカップル、また1人で酒と蕎麦を楽しみに来る客など様々な客層であっという間に満席となるが、不思議と回転良く、入れ替わり立ち代りに新しい客が訪れる。
小嶋屋自体は古くからある店であるが、今の主人になってから高橋邦弘氏の山梨県長坂の『翁』に通って修行をされて現在のスタイルになったという。北海道・弟子屈と茨城・金砂郷産の蕎麦粉を使い、せいろ、田舎、さらしな、変わりそばの4種類が打たれている。
特にせいろを注文するといわゆる一茶庵系(翁系)というのが良くわかる美しい蕎麦でる。汁はさらっとした仕上がりでもしっかりしたものでクセがなく、蕎麦との相性も良い。変わりそばは夏場のこの時季は紫蘇切りが中心となっているが、綺麗なで清涼感ある仕上がりである。
酒のつまみも充実しており、焼き味噌や厚焼き玉子などの定番品に加え、和風トマトサラダやらっきょう梅和えなどの創作メニューにも力を入れている。
みなとみらいや、元町、中華街などに行かれたら、少し足を延ばして横浜の昔懐かしい雰囲気の街並みと美味しい蕎麦を味わいに是非寄り道をして頂きたい。

~お品書き~

<冷たい蕎麦>
 もり 800円   田舎 800円  さらしな 800円  変わりそば  850円  
 辛味大根おろしそば  1200円   とろろそば 1200円  三色もり  1300円  
 鴨せいろ 1400円  天もり 1700円

<温かい蕎麦> 
 かけ 800円  鴨南 1600円  鴨南そば 1600円  天ぷらそば 1700円

<つまみ>
 焼き味噌 100円   厚焼き玉子 800円   そばがき 900円   鴨のあい焼き 1000円
 山芋の磯部揚げ 600円  揚げ茄子 600円  らっきょう梅和え 600円
 和風トマトサラダ 800円  冷やしとろろ豆腐 800円  穴子の天ぷら 1000円 など

<お酒>
 丹沢山  えにし   飛露喜   〆張鶴   錦屋  磯自慢  五凛  松の司  満寿泉
 生ビール  蕎麦焼酎  芋焼酎  ワイン など
  

投稿者 ishigaki : 19:02 | コメント (1) | トラックバック

2008年7月20日

手打ち蕎麦 むら岡

【店 名】 手打ち蕎麦 むら岡
       http://teuchi-muraoka.com/
【住 所】 東京都日野市百草515
【電 話】 042-592-1257
【営 業】 昼 11:30~14:30 夜18:00~21:00 日祝17:30~19:30
【休 み】 火・水曜日
【アクセス】 京王線百草園徒歩20分
バス 聖蹟桜ヶ丘~多摩センター間 一ノ宮バス停より徒歩10分
             駐車場あり

京王線を新宿から乗り、調布、府中を過ぎるとまもなく多摩川を渡り明るく緑の多い景色が開けてくる。多摩川を渡ると聖蹟桜ヶ丘である。聖蹟桜ヶ丘は多摩丘陵を背負ってお洒落な住宅やマンションが立ち並ぶ大きな街である。
京王線は聖蹟桜ヶ丘を過ぎると高幡不動に向かうが、その間にある小さな駅が百草園である。百草園駅前は川崎街道を挟んで直ぐに多摩丘陵が迫っているが、その急な坂道を上り詰めると駅名の由来になっている『京王・百草園』 が静かに佇んでいる。江戸時代に作られた庭園は梅の名所としても有名で、春先には多くの人で賑わう。その百草園の近くの多摩丘陵の原風景の中に愛らしくこじんまりとした『手打ち蕎麦 むら岡』がぽつんとある。

普通、この店に行くには川崎街道と野猿街道の一ノ宮交差点から行くのが良い。交通量の多い一ノ宮の交差点を少しそれて丘陵に続く細い上り坂を登ってゆくと、いきなりのどかな里山の風景が広がり、街の喧騒は一切届かない。この道を上がってゆくといつも鶯が驚くほど大きな声で迎えてくれて本当に癒される。
途中乳牛を飼育している『百草ファーム』があり、可愛い子牛もいて思わず牛舎を覗き込んでしまう。ここで搾られる新鮮な牛乳は一ノ宮の交差点からもほど近く川崎街道沿いにある『アルティジャーノ・ジェラテリア』でアイスクリームとして味わうことができる。
『百草ファーム』からもう少し坂道を上がると間もなく『むら岡』が見えてくる。周辺には店舗は一切なく、また通るクルマも少ないので、“え、こんなところにお蕎麦屋さんがあった!!”というロケーションであり、まさに里山の蕎麦屋という感じである。
道路から入り口へのアプローチには花が多く植えられており、また店内に入ってもさりげなく花や女性が喜びそうな小物が飾られている。テーブル席は窓が大きく取られてあり明るいうえに丘陵の緑を間近に眺めることもできる。カウンター席も用意されているので、混雑時に一人で行っても安心だ。
テーブルに着くと美味しい韃靼蕎麦茶と揚げ蕎麦を出してくれるサービスがうれしい。また店のロケーションからクルマやサイクリングで来るお客が多いせいか、ノンアルコールビールも用意してあり気が利いている。
メニューは通年メニューに載せているもの以外にも季節毎や土日限定のメニューも用意されている。
国内産玄蕎麦で打たれる二八蕎麦は中細で腰があり、汁との相性も良い。この店の看板メニューでもある韃靼蕎麦は通常のそば汁に加え、くるみ汁でも味わうことができる。韃靼蕎麦は歯ごたえがあり、その苦さ加減も丁度良く打たれている。
場所柄なかなか行きづらいかもしれないが、いつ行っても混んでいてこの店の人気度が伺える(待ち合わせスペースもあり)。
百草園や高幡不動の参詣、多摩丘陵のハイキングのついでに里山の蕎麦屋の味を賞味しに是非立ち寄ってみることをお勧めする。

~お品書き~

<冷たい蕎麦>
 おせいろ 750円   韃靼そば 800円(そば汁) 900円(くるみ汁)  鴨汁せいろ  1600円  
 冷し鴨南  1600円   極上冷し鴨南 2300円  天せいろ  1500円  ぶっかけ 1000円
 とろろぶっかけ 1200円 そばとろ 1100円 岩のりそばとろ 1300円

<温かい蕎麦> 
 かけそば 800円  韃靼かけそば 800円  鴨南そば 1600円  天ぷらそば 1500円
 地鶏南そば 1200円  湯葉そば 1100円  山かけ 1100円  岩のり山かけ 1300円

<お酒>
 久保田千寿  八海山   菊水四段仕込   〆張鶴   多摩の地酒
 生ビール  ローアルコールビール  ワイン  焼酎など

※コース料理もあり 

投稿者 ishigaki : 19:14 | コメント (2) | トラックバック