せっかく「西陣」を訪れるのであれば、もったいないので周辺を散策してみよう。京都駅から公共の交通機関を利用する場合は駅前のバスターミナルから9番系統のバスに乗れば25分程度で堀川今出川に到着する。堀川今出川周辺には織物の歴史の展示や着物、帯の展示が見られる『西陣織会館』や、少し南に歩くと陰陽師で有名な阿部晴明の『晴明神社』、和菓子で有名な『鶴屋吉信』(お茶も飲める)もある。
この地区は古い町屋も残っており、商店街には『たんきり飴』本舗などもあったりしておもしろい。さらに「西陣」からは少し外れるが、西の方に足を延ばせば合格祈願で有名で梅の名所でもある『北野天満宮』も歩いて行ける範囲である。
京都の住居表示に慣れている方はお店を探すのに苦労しないだろうが、それに慣れていない方は知恵光院(ちえこういん)通り沿いの本隆寺を目安に探すと良い。『にこら』は本隆寺の横(厳密には南側の2軒横)と覚えておくと良い(写真参照)。
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お店の外観は京都の町並みに相応しい黒い板壁で白い暖簾が良く似合う。黒い板壁には
『蕎麦屋にこら』の看板が埋め込まれているが、良く見ると「SOBA CUiSINE NICOLAS」と書かれている。そういえばこのお店の名前は店内に飾られいるロシア出身のフランスの画家「Nicolas de Stael」にちなんでいるらしい。
店内はやはり京都の町屋っぽく奥行が深い造りで、入口から右手がテーブル席、左手が厨房とそば打ち場があり、その前はカウンター席になっている。さらに奥の方にはお洒落なテラス席まで用意されている。シックで落ち着いた店内には静かにジャスが流れ、一人で来てもカップルで来ても良い大人の雰囲気だ。
日本酒は10種類以上が用意されており、今日はその中から滋賀県・上原酒造の『不老泉(山廃純米)』を熱燗で注文した。それに料理3品と季節の天ぷらがつく「旬菜セレクト」を注文する。
熱燗はお酒が冷めないようにお湯を満たしたポットのような容器でだされてなかなか気が利いている。「旬菜セレクト」の料理3品は京鴨ロース、鯛の昆布〆カルパッチョ、菜の花と蕗の辛しマヨネーズ和えとどれも美味しく、お酒を引き立てる。
季節の天ぷらは、明石産の穴子、京にんじん、蕗のとう、ししとうなどたっぷり食べ甲斐がある。天ぷらはには塩が添えられており、素材の良さを味わうのに調度良い。
お酒とお料理でお腹も心も温まった頃、仕上げにざるそばを頂く。やや粗挽きの細打ち十割そばだ。十割なのに喉ごしが良く汁も美味い。
そば湯を飲みながら至極の時間をまったりと過ごす。
こんな店が近所にあったら良いのにな~と、つくづく思えた良いお店であった。
<お品書き>
・冷たいそば
ざるそば 950円 おろしそば(辛味大根)1250円
京鴨のつけ汁ざるそば 1500円
六白黒豚のつけ汁ざるそば 1600円
天ぷらざるそば 2000円
・温かいそば
かけそば 950円 九条葱と辛み大根のおろしそば 1250円
聖護院かぶらそば 1500円
京鴨と九条葱の南ばんそば 1600円 自家製にしんそば 1650円
蛤そば(菜の花のすり流し) 1800円 」
伝助穴子の天麩羅と堀川牛蒡のすり流しそば 1900円
天ぷらそば 2000円
・旬菜セレクト
料理3品と季節の天ぷら 2100円(そばは別)
・おまかせ蕎麦コース 4200円(要予約)
そば寿司、蕗の蕎麦饅頭、蕎麦粉と牛乳で作った蟹クリームコロッケ、
ざるそば(または、かけそば)、甘味
凛桜の店主内田さんとは縁がありソバリエサロンや霞の会の蕎麦打ち会へも参加されている。2/5に蕎麦屋凛桜(りおう)オープンしたが当日は皆さん都合が悪くこの三連休の初日にソバリエ有志でお祝いに駆けつけた。内田オーナーは既にsalon de Nagisa (サロン ド ナギサ)というイタリアンのお店を経営されている。ttp://r.tabelog.com/kanagawa/A1406/A140602/14018831/今回の蕎麦屋は二店舗目となる。せいろそば、生粉打ちそば、凛桜と命名された更科そばを頂いた。厨房は元黒澤に勤務されていた?氏が担当されている。
逗子の駅から数分というロケーションに恵まれ、建物のつくりもお洒落な素敵なお店に感激である。外の気持ちのよさそうな空間でお店が落ち着いたらソバリエに開放してそば祭りでもいたしましょうとオーナーから提案があった。今回お邪魔できなかったソバリエ達も是非次回の企画案に参加をお待ちしている。
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逗子での雪は想像もしていなかったが、雪の中を駅からバスに乗り海岸通経由で10分ほどで「元町」下車。その後雪にまみれて恵土の看板探しが続いた。そうだ「お地蔵さん」が目印と思い出し探していると約5分程で到着である。雪見酒を期待しつつ一行6人は店内に入る。畳にテーブル席がありほぼ全席(18席)予約で満席との事。縁側の二人席はまだお客が到着していなかったのでちょっとお借りして、この席より庭の梅に降り続く雪を見ながら念願の雪見酒を満喫して体もやっと暖まった。
土、日曜日の予約はコース限定なので3000円コースをお願いした。点心・やきみそ・だし巻き玉子・そばがき・天ぷら・せいろと充実した内容である。蕎麦粉は福井・茨城から有機栽培の玄蕎麦を仕入れ手挽きと電動式石臼をされている。本日は福井産。手挽蒸篭は繋ぎを0.5割入れている。蒸篭は機械挽きで1割の繋ぎを入れている。御影石の石臼に2回通し甘皮ごと挽いた細かい蕎麦粉に仕上がっている。そば汁はカビ付けした本枯節で口当たりがまろやかである。そば前は燗酒の後 宝剣、黒龍と正雪の冷酒を頂く。蕎麦味噌は立川無庵流で丸抜き蕎麦では無く胡桃を使用。点心は卯の花、佐島の漁港で仕入れた魚で蕎麦寿司にした逸品。他に辛子蓮根等々。牡蠣の天麩羅は珍しい。独活、ブロッコリー、蕗の薹の天麩羅は地元産である。